内閣府は27日、若者の意識を国際比較した「世界青年意識調査」の結果を公表した。学校に通う意義について、欧米では「知識を身に付ける」という回答が多かったのに対し、日本は「友情をはぐくむ」が最も多かった。内閣府は「知識を身に付ける意義を低く見ると、社会に出た時に現実とのギャップを感じることにつながるのではないか」としている。 調査は1972年からほぼ5年ごとに行っている。8回目の今回は2007年に日本と韓国、米国、08年に英国、フランスを対象に実施。各国とも18〜24歳の男女1000人ずつをめどに回答を集めた。