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このエントリは、Sansan Advent Calendar 2019 21日目の記事です。 adventar.org 基本的にタイトルの通りですが、この記事では統計的ネットワーク分析のデファクトスタンダードとなっているERGMをRで実装していきます。 {igraph}以外のパッケージは使わずにできるだけスクラッチで開発します。 前もって断っておきますが、正しくパラメータ推定できるような実装には至ることができませんでした。 ERGMとは ERGM = Exponential Random Graph Model 日本語では「指数ランダムグラフモデル」と訳されることが多いです。 略称は「あーぐむ」と読むようです。 概要については以下の記事で紹介されています。 qiita.com ERGMを使うと何が嬉しいのか 観測されたネットワークが、どのような構造的なメカニズムによって生成されたのかを知る
KLab Advent Calendar 2011 「DSAS for Social を支える技術」の4日目です。 「DSAS for Socialは量子コンピューターつかってるのかよ」という声が聞こえてきそうですが、すいません、単にタイミングの問題です。 ■古典計算脳の恐怖 JavaScriptで量子コンピューターがつくれるのか?もちろん無理です。本物は。古典的計算機の上で動くブラウザの上で量子コンピューターが動くはずはありません。 しかしシミュレーターならば話は別です。たとえば本来なら並列で計算すべきところを、順番に計算すればよいだけ。非決定性チューリングマシンだって、何だってつくれます。 何のためにJavaScriptで量子コンピューターをつくる必要があるのか。NO REASON! ですが、強いていえば「新しい計算パラダイムを学ぶため」です。古典計算機に憑かれた頭をリフレッシュして、
この記事は 情報検索・検索技術 Advent Calendar 2022 の7日目の記事です。 はじめに 今年の夏、Amazonが多言語 (英語、スペイン語、そして日本語) のラベル付きの商品検索のデータセットを公開しました。 論文: https://arxiv.org/abs/2206.06588 リポジトリ: https://github.com/amazon-science/esci-data 情報検索において商品検索は、ウェブ検索を作りたいという企業より商品検索を作りたい企業の方が多いという意味で、ポピュラーなトピックだと思います。ところが公開データで実験を行おうとするとドメインが違うウェブ検索のデータセットか、ラベルのない商品カタログか、ラベルはあるけど小規模なデータセットかという限られた選択肢しかなく、仕方がないので非公開の独自データセットを作って実験を行うという状況でした。
ナップサック問題へ強化学習を適用すると、どうなるのか気になったので試してみました。 強化学習には、Ray に含まれている RLlib を使い、Jupyter Notebook 上で実行します。 Ray 0.8.7 今回のサンプルコードは http://github.com/fits/try_samples/tree/master/blog/20200922/ はじめに 以下のようにして Ray と RLlib をインストールしておきます。(TensorFlow も事前にインストールしておく) Ray インストール > pip install ray[rllib] ナップサック問題 今回は、以下のような価値と重さを持った品物に対して、重さの合計が 35 以下で価値の合計を最大化する品物の組み合わせを探索する事にします。 価値 重さ 105 10 74 7 164 15 32 3 235 22
先日,EvoTorchという進化計算ライブラリが公開されました(HP, Docs, GitHub, PyPI).名前ですぐに気が付くかもしれませんが,Pythonのオープンソース機械学習ライブラリPyTorchと密接に関係があります. EvoTorchは,PyTorchと同じPythonのオープンソースライブラリで,PyTorchの上に直接構築されています.この記事は,リリース直後でほぼ英語しか情報が出てこない,EvoTorchを触ってみた雑感を書いていきます. 資料,例題が複数用意してあって良い 自分が見た限り,以下の7つの例題が公開されています. 最小限のシンプルな実装1最小限のシンプルな実装2GPU利用多目的最適化並列強化学習ブラックボックス最適化強化学習1強化学習2 また,Jupyter Notebookで実行可能な5つの例題が公開されています.それぞれの例題に説明があり,簡単にプ
Microsoftから ONNX Runtime for Web (ORT Web) なるものが9月2日にリリースされました。 ONNX Runtime Web—running your machine learning model in browser – Microsoft Open Source Blog ONNX (Open Neural Network Exchange) について ONNX (Open Neural Network Exchange) は機械学習のモデルフォーマットの一つです。機械学習フレームワークはTensowflowやPyTorch、MXNetやCaffe2などたくさんありますが、ONNXフォーマットを使えばそれらのフレームワーク間において相互運用が可能になります。共通で使えるファイル形式ということです。ONNXについての歴史や開発背景はWikipediaの
CompilerGymとは CompilerGym is a toolkit for exposing compiler optimization problems for reinforcement learning. It allows machine learning researchers to experiment with program optimization techniques without requiring any experience in compilers, and provides a framework for compiler developers to expose new optimization problems for AI. GitHub CompilerGymとは、コンパイラ最適化を強化学習の問題として扱うためのツールです。 コンパイラにつ
●数理最適化とは? 「数理最適化 (Mathematical Optimization)」あるいは「数理計画法 (Mathematical Programing)」は、変数に関する不等式や等式で表される制約の条件下で、目的の関数を最小 (あるいは最大) にする変数の値を求める問題です。 特に、制約条件と目的関数が線形方程式で表される問題を「線形計画法 (Liner Programming, LP)」とか「線形最適化」といいます。この分野には高速な解法アルゴリズム (単体法 : simplex method や内点法 : internal point method など) があって、非常に広範囲な分野で使用されています。 また、変数の値が連続的な実数ではなく、整数値しかとらない場合を「整数計画法 (integer programing)」といいます。特に、変数の値が 0 と 1 しかとらない
Python最適化モデルでコスパの良いクリスマスデートをシミュレートする Pythonで最適化モデルを作成して安近短なデートプランをシミュレートしてみよう。 目的 あまりお金と時間をかけずに楽しいデートにしたい。 条件 予算:月末で給料前なので5000円まで。 所要時間:平日で翌日も朝早いので7時待合わせなら12時まで。 コース:出来れば自宅マンションでクッキングデートが安近短で良い。 参考データ 政府統計e-Stat 曜日,男女,ライフステージ,一緒にいた人,時刻区分別行動者率 この統計データから人気のコースを集約し、さらに経験則から時間当たりのコストや所要時間を加えて以下の表をCSV形式で作ってみた。 ninki 月2~3回はするという女性の人数(単位千) jikan、cost 普通にかかる所要時間と予算(¥/h)を経験則で付加 これをpandasでDataFrameとして取得し最適化
google colab コード 概要 今回はdeep learningを用いたモデルに文章を与えて、その文章の特定のキーワードだけmaskingすることを目指しました。 例えば、多くの人は学生時代や資格の勉強などで文章にペンで緑色を引いて赤下敷きや赤シートで隠すということをやられたかと思います。しかし、それは意外と面倒です。下敷きで隠す前に線を引くだけで疲れてしまうこともあります。 その線で隠すというタスクをdeep learningで自動でやってもらって勉強の能率をあげようという目的で取り組みました。 これを達成する上で一番単純なのは、文章の固有名詞を抽出して全て隠すという方法です。 ただ、これは文章のキーワードが消えすぎてしまいます。一方で多くの文章にはその分野のキーワードだけではなく、色々な分野の固有名詞が含まれます。 機械学習の勉強をする人であれば、文章の機械学習に強く関連したキ
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? Deep Learning Framework の先駆け,"Theano" の開発中止が発表されました. MILA and the future of Theano Dear users and developers, After almost ten years of development, we have the regret to announce that we will put an end to our Theano development after the 1.0 release, which is due in th
1 つのグラフに対し、PyG の Sampler を利用してMini Batchによる学習を行う TL;DR 大きな構造のグラフをグラフニューラルネットワークで学習する場合、メモリに乗り切らない可能性があるため、サンプリングして学習する必要があります。 今回、PyG; pytorch-geometicsのSamplerを利用して、1つのグラフをサブグラフに分割し学習を行ってみました。使用するSamplerは以下の通りです。 NeighborSampler データセットはみんな大好きKarateClubを利用しています。ノードが所属するクラスを推論するタスクです。 データの準備 from torch_geometric.datasets import TUDataset, KarateClub # dataset = TUDataset(root='/tmp/ENZYMES', name='
1. 概要. こちらの記事を読んだとき”この内容を理解し自分で実装できたらいいな〜”と憧れていました. Deep Learning で航空写真から自動車をカウントする こちらを自分で実装できることをターゲットに,PyTorchを学びました.ある程度できましたので,せっかくだから公開されている人工衛星の撮影画像に構築したモデルで車の台数を推量し,同様に車のマッピングを求めてみました. Copyright©2016DigitalGlobe. 学習用および検証用の画像データの取得,PyTorchでモデル化するためのDatasetおよびDataloader処理,学習,検証と人工衛星の撮影画像によるデモンストレーションを紹介します.Pytorchによる航空画像の建物セグメンテーションの作成方法.と同様に,PyTorchや画像分類が初めての方を対象としたため,かなり細かく紹介しています.そのため長文と
強化学習を勉強したい 普段私は業務でAI/機械学習に触れています。 ただ今までは教師あり学習を中心に勉強してきたのもあり、教師なし学習や強化学習についてあまり触れたことが無いなと思いました。 そこで昨日、強化学習ハンズオンに最適なこちらの記事を拝見し、実際自分もやってみようと。 やるにしても何かテーマが欲しいなぁと思いつつ記事を眺めていると、エージェントの動きに「あれこれ酔っ払いみたいじゃね?」と感じてしまいました。 こちらの記事では、始点から終点までの最適経路を求める強化学習をテーマとしていました。 エージェントは80%の確率で希望の方向に進み、10%の確率で左方向、10%の確率で右方向へ行ってしまう設定になっています。 これを使えば「酔っ払いの挙動を再現できるのでは・・・?」と思い、ハンズオンがてら実験してみました。 コロナ前、__居酒屋でべろべろになった記憶__を思い出しながらご覧く
はじめに 最近は結晶構造や分子構造をグラフ構造で表現し、機械学習を行うことが流行っています。特に、DFT計算でのエネルギーなどの出力をグラフニューラルネットワーク(GNN)で学習する、ニューラルネットワークポテンシャル(NNP)が非常に注目されています。ハイスループット計算により大規模なDFTデータセットの作成が可能になりつつあり、学習を行う際には結晶構造をグラフ化するコストも考える必要があります。 そこでこの記事では簡便かつ高速にpytorchのDataLoaderグラフデータを取得する方法を考えます。 必要なライブラリ ase lmdb ocpmodels (グラフ化のために、AtomsToGraphのみ使用) torch torch-geometric 実装方法 以下の3通りを試してみます。 aseのデータベースから読み込み LMDBから読み込み cifファイルから読み込み ase
はじめに 事前準備 ソースコード 実装の概要と動かし方 補助的に作成したモジュールの概要 おまけ:訓練済みモデルのリリース 環境音合成実験 音響イベントによる条件付けなし 音響イベントによる条件付けあり 実装の舞台裏とかTIPS おわりに 参考文献 はじめに 下記の雑誌論文が最近出版された。 Yuki Okamoto, Keisuke Imoto, Shinnosuke Takamichi, Ryosuke Yamanishi, Takahiro Fukumori and Yoichi Yamashita, "Onoma-to-wave: Environmental Sound Synthesis from Onomatopoeic Words", APSIPA Transactions on Signal and Information Processing: Vol. 11: No.
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? DQNに秘書を面接させたら、美しい結果が得られた話 秘書とは「複雑に入り組んだ現代社会に鋭いメスを入れ、様々な謎や疑問を徹底的に究明する探偵!ナイトスクープ。私が局長の西田敏行(上岡龍太郎)でございます。そして」の次に話す人のことです。主に関西地方ではね。 本稿は、秘書問題をDQNに解かせてみたら、美しい結果が得られたという話です。 -- 【2018/9/1追記】 プログラムで、カウントアップの位置を間違えるという、信じられないミスをやらかしていたので、再度訓練し、原稿を修正しました。幸いなことに、美しい結果が得られることに変わりありま
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