イラクの首都バグダッドのカラダ地区にある中華料理店「チャイナ・レストラン」で人生を語るCao Luさん(2008年6月11日撮影)。(c)AFP/SABAH ARAR 【6月16日 AFP】爆弾で窓ガラスは粉々にされ、従業員は恐れをなして中国へ逃げ帰った。しかし、イラクの首都バグダッド(Baghdad)唯一の中華料理店は、そんな中でも店を閉めることがない。 約半年前に料理店「チャイナ・レストラン」を開店させたCao Luさん(46)は、パートナーのYang Chunxiaさん(46)と共に、バグダッドにおける暴力という日常を「禅」の平常心でやり過ごしてきた。「世界のどこでも、生きていくために暮らしを立てる必要があるのは同じ。バグダッドも例外ではありません」と、テーブルが2つ並ぶだけの店内で、Caoさんは語る。「わたしの目的もみんなと同じでただ1つ、生きていくのに足りるお金を稼ぐこと。わたし
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