鹿児島・奄美大島に浮上していた中国人クルーズ客向けリゾートパーク構想が、地元住民の強い反対で白紙に戻った。人口の少ない離島に中国人が大挙して押し寄せることで、治安や環境の悪化に対する懸念が高まっていた。離島の多い九州では、同様の打診が寄せられた自治体もあり、首長や住民が判断を迫られている。(九州総局 奥原慎平) 奄美大島北部の鹿児島県龍郷(たつごう)町。美しいサンゴ礁の海が広がり、マリンスポーツも盛んだ。今年3月、中国・上海から九州に向かう大型クルーズ船の寄港地として、町内の龍郷湾にリゾートパークを開発する計画が公表された。 米大手クルーズ旅行会社「ロイヤル・カリビアン・クルーズ」が企画した。 計画によると、15万~22万トン級の巨大クルーズ船が接岸できるよう、長さ350メートルの浮桟橋を湾内に設置する。そればかりでなく、町有地などを活用し、クルーズ客が利用するレストランやプール、遊歩道
![中国人に飲み込まれる…奄美・サンゴ礁の海 中国人向け巨大リゾート白紙に(1/3ページ)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ef3979b9f2a43fe216df0e9f4861c400840a4bd0/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.sankei.com%2Fresizer%2FaBqi4a7Rox_1n2ON_VYEypQ2V6M%3D%2F1200x630%2Fsmart%2Ffilters%3Aquality%2850%29%2Fcloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com%2Fsankei%2FOXLMPMPM4RLX3JQFQMVPNSTBIE.jpg)