小田急線特急ロマンスカーの海老名駅停車を求めている「海老名発ロマンスカー実現市民会議」(会長・内野優海老名市長)は8日、小田急電鉄本社(東京都新宿区)に23万3990人分の署名を添え、2011年度までにロマンスカーの海老名駅停車が実現するよう要望した。 要望は市民会議役員の内野市長、井上高保海老名商工会議所会頭らが行い、小田急側は抱山洋之執行役員(交通企画部長)らが対応した。提出後、市民会議役員が同社の大須賀頼彦社長らと懇談。大須賀社長は「特急列車という特性を維持しつつ、利用客の流れを踏まえた上で検討していきたい。海老名市の熱意は感じている」と述べたという。 署名は昨年5月から街頭や市内外のイベント、近隣自治体も含む自治会などを通じて呼び掛けを行い、昨年12月25日に目標の20万人を突破していた。