タレントらの説得は誰がすべきなのか テレビ番組をネット配信するためには、番組制作に関与した著作権者、著作隣接権者全員の許諾が必要となる。最も分かりやすいのが、著作隣接権者の代表であるタレントである。ドラマ、バラエティー、ドキュメンタリーと、ジャンルを問わずに、テレビ番組制作には出演者たるタレントの存在は不可欠である。 タレントの多くはタレント事務所に所属する。タレントの価値を高めることがタレント事務所の最大の使命である。 テレビ番組をネット配信することの許諾は、個々のタレントと行うケースもあろうが、大半は事務所と交渉することになる。こうした交渉を行う上で最も相応しいのは誰かといえば、それは「放送局」に決まっている。大手のタレント事務所ともなると、交渉役の人もネットについての知識レベルは非常に高い。つまり、ネットの便利さも知っていれば、ネットの危険性も十分に承知しているということだ。 舞台、
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