最初に一言言っておく。 私はアルミ合金が嫌いだ。 正確には「適材適所で用いられていないアルミ合金」という存在が大嫌いだ。 つまり「適材適所に用いたアルミ合金」は大好きだ。 アルミ合金の歴史は意外にも古い。 日本国では後2年でアルミ合金生産から100年目を向かえる。 純粋なアルミ製品であればもっと古い。 ところで、私が毎月読んでいる技術雑誌があるなかに興味深い記述があった。 「工業材料」とか「塗装技術」とか日刊工業新聞が発刊しているものだ。 これは昭和30年以前から発刊しているが、それの昭和62年ごろの記述だ。 「昨今のアルミ合金の特性を省みない多用には警笛を鳴らしたい」という話。 この雑誌においては当時まだ実用段階ではなかった様々な素材について取り上げられ、過去の話を見るだけでも様々な発見がある。 特に特定の材料にだけ焦点を当てて過去から現在まで見ると、どうして実現にまで至ったのかが見られ
自動車の車内に幼児が放置され熱中症により死亡するニュースを見るたび、ほんといたたまれない気持ちになる。 もちろん自分の意思で扉を開け閉めできない幼児を置き去りにする保護者に責任があるのは明らかだけど、 自動車会社は、この問題を企業努力により解決できるかもしれない問題と捉えているのかを知りたい。 別に車内の温度上昇を抑制する機構を開発しろなんて無茶を言うつもりはなくて、自動車はセンサーの塊だから、温度計なんて既に搭載されているのだし、 例えばここに人感センサーもしくは赤外線センサーを足して、車内に人や動物がいるかを検知できるようにして、後は通報システムさえあれば、 「車内に人や動物がいるのに車内の温度が異常に上昇しており、一定時間が経過したタイミングで通報する」ことが簡単にできるんではなかろうか。 この程度なら車の価格に影響なんてほとんどないとも思う。 ドライバーの不注意で発生する衝突事故な
独自の基盤が必要なら、試作品を設計・製造してくれる企業があります。ウェブプログラムと同じように、実際に動くプロトタイプを作りながら手元で開発できることが素晴らしいです。 資金調達はネットで 事業化していくには、ある程度の量を製造して売らなければなりません。つまり、初期投資が必要になります。これまでは銀行などから融資を受けるしか方法がありませんでしたが、最近は「クラウドファンディング」と呼ばれる資金調達の仕組みがあります。 商品のプレゼントやイベント参加を条件に、ネット上で出資を募る仕組みです。目標額に達しないと資金調達はできないルールです。Kickstarterが世界的に有名。日本のクラウドファンディングにはキャンプファイヤーなどがあります。 出資する側は、自分の欲しい商品をいち早く手に入れられます。出資を受ける側は、商品の需要を知る事ができます。目標額に達しない場合は、そもそも需要が無か
2日午後9時45分頃、富士山の8合目付近にいるという男性から「一人で富士山に登ったがライトを持っておらず、暗くて道がわからない。怖いので助けてほしい」と119番があった。 静岡県警富士宮署などの山岳救助隊員6人が出動し、午後11時半頃、6合目(標高2490メートル)まで自力で下りてきた男性を保護した。男性にけがはなかった。 同署の発表によると、男性は東京都中野区のパチンコ店店員(22)。2日午後5時頃、静岡県側の富士宮口5合目から入山し、9合目(3460メートル)付近まで登ったところで断念して下山を始めたが、暗くなったため携帯電話で救助を求めたという。 男性は長袖のカッターシャツにジーパン、スニーカーの軽装。食料や装備もなく、手ぶらだった。富士山は1日に山開きしたが、6合目付近の気温は2度。男性は登山歴もなく、「思いつきで登ってしまった」と反省した様子だという。同署は「人騒がせな話。一歩間
第26回 北国の太陽でお湯が沸く ―― 集光率4倍の太陽集熱器 地球環境問題評論家 船瀬 俊介氏 2006年6月15日 “日本は石油依存から抜け出せる” 「このままでは2010年までに6%の温暖化ガス削減は不可能に近い。それどころか、温暖化ガスは2000年から8%も増えているので実際は14%削減する必要がある」。 光と風の研究所の堀内道夫所長はこう警鐘を鳴らす。同研究所は、多彩な自然エネルギーやエコテクノロジーの活用を提案する日本屈指の民間シンクタンクだ。 堀内所長は「ゼロ・エネ、超省エネは可能!」と断言する。そして、「快適さを失わず、従来エネルギー使用を3分の1以下にすることは可能です。実証例も増えている」と力説する。「省エネ技術などで、もし全国の建物が今の3分の1以下のエネルギー消費量になれば、『風力』『太陽光』『地中熱』などの、いわゆる自然エネルギーで十分賄えるようになる
セイコーウォッチ株式会社は、腕時計に対する電子機器による磁気の影響について警告を発した。 とくに針表示式のアナログクオーツ時計では、磁気の影響による時刻の遅れが発生しやすく、電子機器から5cm離すことを勧めている。 アナログクオーツ時計では、針の駆動のためにステップモーターを使用しており、外部から強い磁気を受けるとローターが一時的に止まってしまい、狂いが生じるという。特別に強い磁気でない限り影響は一時的で、磁気から遠ざけ、時刻をセットし直すことで正常に使用できる。 機械式時計は磁気による影響は少ないが、時計に磁気が残りやすく、販売店などで脱磁を行なう必要がある。また、液晶などで表示するデジタルクオーツ時計は磁気の影響はほとんどない。 セイコーでは、主な電子機器の磁界の強さも公開している。携帯電話のスピーカー部は約22,400A/m、携帯オーディオ機器が約12,000A/m、ノートPCのスピ
シャープ・亀山工場は、デバイスである液晶パネルの生産から、最終完成品としての液晶テレビの生産に至るまでの「一貫生産」を行なっている、同社デジタル家電事業の中核的拠点だ。 だが、それだけ重要な施設だけに、内部の様子が公開されることは少ない。とくに、液晶パネルの生産棟は、同生産棟の従業員以外、一般社員は一切立ち入りができない厳しい監視体制のなかで運用されている。そこに、同社の液晶パネル生産を支える数多くのブラックボックス技術が蓄積されているからだ。 そして、その隣接地には、同様にパネル生産を担当する亀山第2工場が今年7月から着工の予定で、現在、それを前にした地盤改良工事が進められている。シャープの液晶事業を支えるシャープ・亀山工場を訪ねた。 ■ クリスタルトライアングルを形成
最近、プラズマテレビに逆風が吹いている感がある。 発端は、昨年末の「ソニーのプラズマ撤退報道」だろう。それが引き金となったかのように「40インチ以上はSED(Surface-conduction Electron-emitter Display)に傾注」との姿勢を見せる東芝、「大画面ではリアプロTVのラインアップを拡充」とする三菱電機など、プラズマ市場から事実上撤退するメーカーが相次いでいる。また、PDPを主力事業とするパイオニアの不振も不安材料の1つだ。 一方、“薄型テレビのライバル”である液晶テレビは好調で、第7世代の大型パネルを狙うS-LCD(ソニーと韓国Samsung Electronicsの液晶合弁会社)がいよいよ出荷するというニュースが飛び込んできたり、液晶事業の好調で過去最高決算を記録したシャープは、いよいよ65V型の商品化の声も聞こえてくるなど鼻息も荒い。店頭でも、明所コン
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