2015年4月~17年8月に保育料を過少請求した上、納付依頼書を保護者に突然通知したことについて、兵庫県三木市の西本則彦教育長職務代行者は27日、「突然の通知は配慮が足りず、申し訳ない。丁寧に説明して対応したい」と陳謝した。 昨年9月にミスによる過少請求を発表。当時判明した対象者を除いて文書は事前に送付せず、全容が判明した直後の今月23日、対象の全434世帯に発送した。担当の就学前教育・保育課は「卒園までに間に合わせようとし、早さを優先してしまった」とし、分割納付や5月末までの期限についても相談に応じるという。27日も同課へ26件の問い合わせがあり、一部の世帯は訪問する対応をとった。 請求額の分布では、5万円まで=235世帯▽5万~10万円=122世帯▽10万~15万円=55世帯▽15万~20万円=18世帯▽20万~25万円=2世帯▽25万~30万円=2世帯-だった。(井川朋宏)