慰安婦の碑 米で波紋 2012年6月7日 22:24 カテゴリー:アジア・世界 図書館の脇に立つ従軍慰安婦の碑。市民有志が建て、市が場所を提供した=ニュージャージー州パリセイズパーク市「碑を撤去するつもりはない」と語るロトゥンド市長(左)とキム副市長 米ニューヨーク・マンハッタンからハドソン川を渡り車で約30分のニュージャージー州パリセイズパーク市。人口約2万人の51%を韓国系が占める市中心部の住宅街に、その碑は立つ。 高さ1メートルほどの御影石に約60センチ四方の額が埋め込まれ、うずくまる女性を旧日本軍の兵が威圧しているような絵とともに、次の文字が刻まれる。 「1930年代から45年にかけ、大日本帝国の軍隊により、慰安婦として拉致された20万人を超える女性と少女を忘れないために」 旧日本軍の従軍慰安婦を記念して建てられたこの小さな碑が今、米国で波紋を広げている。日本の在ニューヨーク総