「まじめないい人がうつ病になる」というのは、精神医学で「執着気質」や「メランコリー親和型」などのうつ病になりやすい性格が論じられたことを単純化した表現で...
「甘え」が日本固有のロジックであるとし、日本やフランスで話題になったのが『「甘え」の構造』。著者の土居健郎氏は精神科医である。 なぜ「甘え」が生じるのか 自分以外の人間を身内と他人に分ける、独特な日本人の視点から「甘え」も理解できる。 論理や契約がなくとも身内なだけで頼んでしまうのが甘え(1)である。甘えられない場合は、照れたり恨みをもってしまう(2)。他人に対しては「甘え」ない。目上の他人には遠慮をし、目下の他人へはなめた態度をとる(3)。他人を無視できない時は身内へと同一化をすすめる(4)。問題が発生した際に、日本人は身内に対して「恥」の意識を感じる(5)のに対して、西洋人はあくまでも自分に対して「罪」の意識を感じるという。 身内と他人は分けるべきか、分けざるべきか 日本のビジネスでは、身内と他人の区別を何よりも理解すべきだろう。上司や顧客に対しては、論理や事実で攻める前に身内になる努
さきほどお問い合わせのありました「岸田秀」について書いたものを貼り付けておきます。 どうしてこういうものがここに出てくるのか、「文脈がわからん」という読者の方も多々あると思います(ツイッターやってないとわかんないですよね) う〜む、困ったなあ。 でも、ツイッターのダイレクトメールって添付ファイルが送れないんですよ。 鳥取に行く車中で書いて日経に掲載されたものであります。 岸田秀『ものぐさ精神分析』(中公文庫) 岸田秀がそのまことにオリジナルな「唯幻論」なる思想的利器をひっさげて登場したときの衝撃は今でも忘れることができない。 巻頭の「日本近代を精神分析する」を一読して、読者は驚倒した。そこで岸田は、集団心理学というのは、個人の心理についての知見を集団に拡大適用したものではなく、まず集団心理が存在し、人の心理はそれを内面化したものにすぎないと、いきなり断定したからである。 だから、私たちの日
きのうの記事の続きだが、日本の自殺率がなぜこれほど高いのかというのは、かなり深刻な問題だ。それが「失われた20年」に増えたことから考えても、いま日本社会が直面している変化を象徴しているように思われる(テクニカルで長文)。 基本的な原因として自殺を名誉ある行為とする文化があり、経済的な苦境や高齢化による病気が増えたことも事実だろう。しかし時系列データでみても、1990年から10年ほどの間に1.5倍にも激増したのは、ただの不況や失業の問題とは思えない。興味あるのは、主要国の中で韓国の自殺率が日本と並ぶ高さになり、しかも同じように90年代以降、急増していることだ。以前の記事でも書いたように、日本と韓国は「双子国家」であり、両国には相違点が多いが共通点も多い。似ているのは、日本の系列や韓国の財閥に代表される長期的関係によるガバナンスが崩壊しつつあることだろう。 囚人のジレンマから協力が発生する
ちきりんはとても目標が低い人間です。今までの人生において“達成が不可能なこと”を目標に掲げたことはありません。“達成が困難なこと”や“多大な努力が必要なこと”を目標にしたこともほとんどありません。 それは“多くをあきらめてきた”ということではなく、そんな苦労をしてまで達成したいことが特になかったからです。 「宝くじが当たったら何を買う?」というようなくだらない妄想にはよく浸りますが、だからといってお金を稼ぐために必死で努力したいとは思いません。手の届く範囲で暮らせれば十分です。 また、個人としてだけではなく、自分の国である日本の将来に関しても大きな期待はしていません。だから日本の将来についても極めて楽観的です。 皆さんの中には“国を憂うちきりん”というイメージをお持ちの方があるかもしれませんが、それは誤解です。ちきりんは日本が大好きな上に、日本の将来にもとても楽観的なのです。なぜなら過大な
編集元:ニュース速報板より「日本人の自分嫌いは異常 なので都が小学生に「自尊教育」導入」 1 すずめちゃん(京都府) :2009/03/11(水) 01:28:21.88 ID:cranG34z ?PLT(12000) ポイント特典 自分嫌いをなくそう! 都が小学生に「自尊教育」導入へ 2009.3.11 01:13 日本の子供たちは自分が嫌い−。東京都教育委員会が公立の小中学生、都立高校生を対象に「自尊感情」について調査したところ、中高生の5〜6割が「自分」を好意的にとらえていないことが10日、分かった。 日本の子供たちの自尊感情の低さはこれまでも指摘されてきたが、自治体レベルで大規模な調査が行われたのは初めて。都教委は現状を深刻に受け止め、「自分の存在や価値を積極的に肯定できる子供を育てる」とし、4月から小学校で試験的に“自尊教育”を実施する。 都教委は昨年11〜12月、都
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