ひきこもりの人たちの長期化や高年齢化が問題となる中、ひきこもりの当事者や経験者らが、就職や働くことについて、課題や解決策などを話し合うシンポジウムが、19日、東京都内で開かれました。 ひきこもりをめぐっては、長期化や高齢化が進み、働く意欲を無くす人も多い中、就職に向けた支援の在り方が課題になっていて、シンポジウムにはひきこもりの人たちを雇用している企業の担当者が招かれ、実践例を報告しました。 このうち、関東地方などで宿泊施設を運営している会社の担当者は、「体調の波があって突然来られなくなるなど、シフトを組むのに苦労するが、慣れてくるとやめずに長く続く人も多いので安心して任せられる」と紹介しました。 また、ひきこもりの人を職人として養成したうえで雇っている建築関連会社の担当者は、「仕事ぶりが丁寧で、まわりによい影響を与える面もあり、そのよさをさらに引き出していきたい」と話しました。 これに対