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ブックマーク / courrier.jp (8)

  • 親指でめくれる「超小さい本」が読書習慣を変える? | スマホ並みのサイズと薄さを実現 | クーリエ・ジャポン

    電子書籍の普及により、もスマホで読める時代。しかし、もしそのものがスマホのようだったら……? 片手におさまり親指でページをめくれるという、従来ののイメージを覆す「超小型」がアメリカで注目を集めている。 スマートフォンならぬ「スマート」? 『薔薇の名前』などの作品で知られる小説家のウンベルト・エーコは、についてかつて次のような言葉を残している。 「スプーンやハサミ、ハンマー、車輪といったものと同じように、というものは一度発明されればそれ以上進化することはない」 印刷されたというのは、デザイン面でのマイナーチェンジはあれど、根的に進化することは難しい。実際、2000年以上前に聖書の古写が出現して以来、というものの形態そのものはほとんど変化してこなかった。

    親指でめくれる「超小さい本」が読書習慣を変える? | スマホ並みのサイズと薄さを実現 | クーリエ・ジャポン
  • ハーバード大学の有名教授が「話を聞く力の低下」を警鐘 | あの白熱教室のマイケル・サンデルが… | クーリエ・ジャポン

    “聞く耳を持たない”人々 ハーバード大学で政治哲学を教えるマイケル・サンデル教授がアメリカ国内の政治論議の質の低下を憂慮している。そのなかでもサンデルがとりわけ問題視しているのが、公共の場における政治論議で「人の話を聞くスキル」がなくなっていることだ。 サンデルは2018年10月、米ミズーリ州のラジオ局「セントルイス・パブリック・ラジオ」の番組に出演し、こう語っている。 「来、民主主義という自治の営みは、自分とは意見の異なる人を説得したり、自分とは意見の異なる人から説得されたりすることを抜きにはありえません。これが『熟議』というものだからです。市民同士が議論をして何が共通善なのかを見きわめるわけです。ところがここ数十年のアメリカ政治を見ると、真の意味での『熟議』や『説得』が抜け落ちています」 サンデルの指摘によれば、ブレット・カバノーの米連邦最高裁判事指名承認に関する公聴会でも、議論の目

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  • なぜ日本のメディアは取り上げない? 全米で話題騒然の小説『パチンコ』 | クーリエ・ジャポン

    米国で話題を集めている小説がある。タイトルは『pachinko』、そう、日でお馴染みのあのパチンコである。 著者は米国在住の韓国アメリカ人、イ・ミンジン氏。第二次世界大戦の前から1980年代にかけての日を舞台に四世代の韓国系の家族を描いている。なぜか日では取り上げられないこの小説の著者イ氏に米国「ニューヨーク・タイムズ」紙が日の新大久保でインタビューした。 日のなかでも雑多な雰囲気で、多言語の飛び交う街として知られる東京・新大久保。 韓国系の人々が多く住むこの街には、近年さまざまな国から移住者がやってくる。韓国系の肉料理店だけでなく、ハラール・フード(イスラム法で許された材)を扱う料理店など、アジア諸外国の店舗が軒を連ねる新大久保は、民族・文化的に均質とされる日では異質の街なみを形成している。 そんな新大久保は、小説家Min Jin Lee(イ・ミンジン)氏と会うのにぴった

    なぜ日本のメディアは取り上げない? 全米で話題騒然の小説『パチンコ』 | クーリエ・ジャポン
  • 日本では70歳を越えても肉体労働か、ホームレスか、刑務所行きか | 「超高齢化社会」で歳を取るということ

    加速化する日の少子高齢化。年金は当てにならず、70歳を過ぎても深夜労働を余儀なくされる。生活難から自ら命を絶ち孤独死する道を選ぶ人もいれば、わざと軽犯罪を犯して刑務所に入ろうとする人も──。日の高齢化社会に未来はあるのか、スペインから記者が取材を重ねた。 リタイアできるのは恵まれた少数派 健康状態は決して良くないにもかかわらず、サトウレイコはつかつかと北海道夕張市の閑散とした道路を横切って出勤する。冬の冷気が骨にまで染みる。 彼女に選択肢はない。サトウの夫はすでに亡くなっており、月730ユーロ(約8万5000円)ほどのわずかな収入で生活をやりくりしている。たとえ80歳を目前に控えていても、生き延びるためには仕事を続ける必要がある。 夕張市は人口9000人ほどの小さな都市だ。かつては「石炭の首都」として栄えていた。ところが、いまでは日国内で「最も年寄りの多い街」へと変貌した。2人に1人

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  • 神社の政治利用から初詣ラッシュまで 「ル・モンド」紙がみた“神道のいま”

    しばしば国際的な争点ともなる靖国神社と異なり、あまり議論されることのない伊勢神宮。だが、目と鼻の先の伊勢志摩でG7サミットが開催されたことからもわかる通り、政治的な存在感は高い。仏高級紙は、この伊勢神宮を切り口に、「神道と日政治」について深い議論を展開している。 日では常に曖昧な「宗教と政治」の関係 白い小石を敷き詰めた地面に建てられた柱の上に、明るい色の木造の建造物が建っている。とんがった屋根は茅葺きで、棟木は金色の鰹木で飾られている。 ここ伊勢神宮内宮は、訪れた人が戸惑うほどの簡素さに満ちているが、日で最も崇められている場所だ。日の神話で、皇室の祖神とされる天照大神が祀られているからである。 安倍晋三首相が、2016年5月のG7サミットで各国首脳を迎えるのに、この神道の聖地を選んだのには下心があったはずだ。しかし、先進国首脳会議を伊勢神宮の目と鼻の先で開催し、各国首脳を神宮参拝

    神社の政治利用から初詣ラッシュまで 「ル・モンド」紙がみた“神道のいま”
  • 長時間労働を苦にしない“日本的経営”で世界シェアトップ 日本電産の創業者、永守重信が語る「経営手法」

    精密小型モーターで世界第1位のシェアをもつ日電産(Nidec)。年の売り上げが100億ドル(1兆円)をはるかに超え、時価総額は270億ドルに達するこの巨大企業の創業者、永守重信に米経済メディアが直撃取材を敢行。膨大な「軍資金」を持ちながら、米国の経営者とはまったく異なる価値観で動く永守の経営哲学とは。 工場や公営住宅が点在し、数々の有名な寺院がある京都市の南部に、1つの高層ビルがそびえ立っている。 その最上階で、永守重信は、光沢のあるグリーンのネクタイとポケットチーフのハンカチ、メガネといういでたちで記者を出迎えた。 永守は、その独特な経営手法について、雄弁に語ってくれた。 「うちの会社で、仕事ができないからといってクビにすることはないです。でも、あまり休みを取ろうとは思わないでください」 これは、冷蔵庫から自動車に至るまであらゆるものを対象にした精密モーターを製造する「日電産」のCE

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  • 本当に世界の人は日本のポップカルチャーに夢中なのか? 政府の「クールジャパン戦略」はこれだけズレている!

    最先端のポップカルチャーを海外に売り出す構想は、なぜうまく行かないのか。日政府が主導するプロジェクトの問題点と現状を、米有力誌が鋭く指摘する。自分たちがどんなにクールか、ぜひ世界に知ってほしい──。日はずっとこう願い続けている。 この1年近く、日政府は、海外進出を目指すプロジェクトに巨額の出資をするという発表を次々と行っている。例を挙げてみよう。 日のポップカルチャー関連の情報発信やネット通販を行う「トーキョーオタクモード」。外国に積極的に出店しているラーメン店「一風堂」。日のTVコンテンツを現地語で放送する専門チャンネル「WAKUWAKU JAPAN」……。世界に日文化を売り込み、ビジネスとしてお金を儲け、2020年の東京五輪への関心をかきたてようというのだ。 10年ほど前から、日は政府主導で「クールジャパン戦略」を展開し、いわゆる「国民総クール力(GNC)」の向上に力を入

    本当に世界の人は日本のポップカルチャーに夢中なのか? 政府の「クールジャパン戦略」はこれだけズレている!
  • 医師の「白衣」は不潔!? すでに着用を禁じている国も…

    英医学誌「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル」に寄稿された記事によると、医師の白衣は、さまざまな菌を周囲にまき散らす恐れがあることから医師はこれを着用すべきではないという。 記事の筆者はインドの医師エドモンド・フェルナンデス。だが白衣を不潔だとするのは彼が最初ではない。英国の保健省はすでに2007年、院内感染防止のため医師による長袖の白衣の着用を禁じている。菌はとくに袖口に付着しやすいからだ。さらに保健省は、めったに洗わないネクタイも不潔だとして、その着用も禁じている。 一方、米国では09年、米医師会が白衣を禁じる方針を打ち出そうとした。ところがこのときは米国の医師たちがこれに全力で抵抗。米国では今も伝統的な白衣が着られている。 では白衣は当に不潔なのか? 「不潔である」とする研究レポートは少なくない。白衣には、中毒や肺炎、髄膜炎などさまざまな感染症を引き起こし得る「黄色ブドウ球菌

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