ハンニバル、カエサル、ナポレオンなどの著名な歴史上の人物たちから大英雄とみなされ、旧約聖書やコーラン、シャー・ナーメ、ゾロアスター教など多様な民族の教典にも登場するマケドニアの王「アレクサンドロス3世(アレクサンドロス大王、アレクサンダー大王、アレキサンダー大王)」のものと思われる墓がギリシャで発見されました。 アレキサンダー大王は、紀元前4世紀にマケドニアの王として活躍した人物。同時にエジプトのファラオにもなり東方遠征によって1代で巨大なマケドニア帝国を築きました。 今回見つかった墓は、古代ギリシャの都市アンフィポリス(現在のアンフィポリ)の北約600kmに位置しており、大理石で造られています。長さ500m、高さ3mの大きな壁のようなものとなっており、重要人物が埋葬されていることは確かだといいます。また出土品からも、紀元前4世紀ごろに建造されたものだと考えられており、マケドニア王室の重要