ネット時代、コンテンツの違法コピーは増える一方です。新聞記事や写真、マンガ、映画、テレビ番組・・・どれも著作権を無視したコピーや「海賊版」があふれています。こうした中、アダルトビデオ(AV)業界が海賊版対策に本格的に乗り出しています。業界各社が協力し、ネット上のAV動画の削除に取り組む「知的財産振興協会」(IPPA、本部・東京)の幹部に聞きました。 ライバルが団結したAV業界 --NPO法人・知的財産振興協会(IPPA)の活動内容や、設立の経緯を教えてください。 IPPAは4つの団体が加盟しています。それぞれ、アダルトビデオ(AV)作品の審査をしているんですね。AV作品は年間2万4千タイトルが出されているのですが、世の中に出していいものかどうかを自分たちでチェックする仕組みです。自主規制ですね。おおむね、それぞれのメーカーさんがIPPAやどこかの団体に加盟しています。 それで、AV作品を違
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