前回は、ドローンに認証や暗号化の仕組みを取り入れた「セキュアドローン」によって、次世代型「精密農業」が実現可能になるということを簡単に紹介した。 精密農業(Precision Farming)という概念自体は、世間一般で注目されている市販のドローン(小型無人機)が登場するよりはるか昔から存在している。農地や農作物の状態を、経験や勘に頼ることなく科学的に解析・管理して、収量アップや効率化を図ろうというものである。 セキュアドローンの仕組みが確立されると、この精密農業がさらに一段進化した「超精密農業」に生まれ変わる。具体的に、超精密農業とはどのようなものなのか探っていこう。 ドローンを使った「超精密農業」とは? ドローンを使った超精密農業でいったい何が変わるのか。まず大きく変わるのが「温度管理」だ。 国内で今、その超精密農業の舞台の一つとなっているのが北海道・旭川市。セキュアドローン協議会が旭
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