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ブックマーク / science.srad.jp (12)

  • ブロッコリー嫌いや芽キャベツ嫌いに口内細菌叢が影響している可能性 | スラド サイエンス

    オーストラリア連邦科学産業研究機構 (CSIRO) の研究によれば、カリフラワーやブロッコリー、芽キャベツといったアブラナ属の野菜を嫌う人は、その人の口内細菌叢が影響している可能性があるそうだ (論文、 Ars Technica の記事)。 人によるべ物の好き嫌いの違いは化学感覚の違いと考えられており、特定の物質で苦みを感じる遺伝子が知られていることから、これまではこの遺伝子の有無に注目した研究が行われてきた。一方、アブラナ属の植物は S-メチル-L-システイン スルホキシドを含み、これから臭気を発する揮発性硫黄化合物が酵素や細菌により生成される。 研究は 6 歳 ~ 8 歳の子供と保護者 98 組 (計 196 人) を対象とし、臭気物質を快いと感じるか不快と感じるかの評価や、実際に採取した唾液と生のカリフラワー粉末による揮発性硫黄化合物の生成テストなどを行っている。 その結果、揮発性

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    skam666 2021/11/08
    “カリフラワーやブロッコリー、芽キャベツといったアブラナ属の野菜を嫌う人は、その人の口内細菌叢が影響している可能性があるそうだ”
  • TV番組で「国宝級」と鑑定された茶碗を奈良大学が分析、近年の化学顔料は検出されず | スラド サイエンス

    結論から言うと、陶芸家の長江惣吉氏の主張は根拠も薄いポジショントークに見えるのと 特に何かの権利があって話をしているわけでは無い事から、持ち主も鑑定を出した中島誠之助氏もさっくり無視して放置すればいいと思う。 ぶっちゃけアレ、荒しでしょ。荒しは放置の方向で。 整理すると、陶芸家の長江惣吉氏の主張は 1.中国の偽物に似ている 2.色がおかしいので化学顔料が使われている 3.こんな見栄えが劣るものが物なわけがない 4.物だとしたら鑑定額が安すぎる と言う4つであり、今回1,2はほぼ否定された。もちろん計測の誤差があるとかそう言う話はあるかも知れないけど。 すると3,4についてだが、これは最大限長江惣吉氏の主張を採用したとしても、中島誠之助氏はこれは曜変茶碗の一種であると判断したが、国宝のものに比べては劣るので高い金額にならないだろうと安い価格をつけた。一方、長江惣吉氏はこれを曜変茶碗とは呼

    TV番組で「国宝級」と鑑定された茶碗を奈良大学が分析、近年の化学顔料は検出されず | スラド サイエンス
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    skam666 2017/03/03
    “「最近作られた、化学顔料を使った中国製の模倣品」と主張しているが、奈良大学の調査では使われた釉薬は1種類(中略)化学顔料(化学的に合成されて作られた合成無機顔料のことと思われる)はほぼ検出されなかった”
  • 「まともではない論文誌」への投稿数が最多の日本の大学は? | スラド サイエンス

    最近ではお金を出せば低レベルの学術論文でも「国際会議論文」もしくは「学術研究論文」として受理する組織が急増しており、問題となっています。これらはそれぞれ「predatory conference organizer」や「predatory journal publisher」と呼ばれています。こういったところに論文を投稿した場合、信用を失い、業績にも書けないという問題が発生することから、コロラド大学図書館のJeffrey Beall司書がこのような組織をまとめた「Beal's list」を公開しています。 驚くべき事に、2015年度版のpredatory publisherには700近くのエントリが掲載されています。このリストの妥当性に関しては意見が分かれるところですが、研究者としては内容を理解しておく必要はあります。 さて、多くのpredatory publisherのwebサイトは、利

    「まともではない論文誌」への投稿数が最多の日本の大学は? | スラド サイエンス
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    skam666 2015/12/07
    “大学によっては、Web of ScienceにもPubMedにも載ってない海外論文誌、日本学術会議協力学術研究団体の国内論文誌以外は学位審査に用いられないという厳格な基準を持っている大学もありますが、多くは放置されています”
  • 3Dプリンタで機能する乳首を作る | スラド サイエンス

    米国の先進的3Dバイオプリンティング企業TeVido 3Dは、3Dバイオプリンティング技術を使って乳首を印刷することを目指しているそうだ。成功すれば乳癌によって乳房切除を受けた人も、自分の細胞を元に乳首を復元できるようになるという(medium、Slashdot)。 3Dバイオプリンティング技術は、プラスチックの代わりに生細胞を使った「バイオ・インク」で生体部品を印刷する技術。人工培養よりも短期間で生体部品が生成できると言われている。だが、現時点では機能するヒト臓器の作成には成功していないようだ。 いっぽう、2014年11月にはロシア・トゥデイに「2018年までに移植可能な腎臓の印刷が実現する」という記事が掲載されて反響を呼んだ。発表したのはロシアのバイオテクノロジー研究のディレクターVladimir Mironov氏。同氏は2015年までにマウスの甲状腺の印刷が可能になるだろうとしている

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    skam666 2015/03/10
    “3Dバイオプリンティング企業TeVido 3Dは、3Dバイオプリンティング技術を使って乳首を印刷することを目指しているそうだ。成功すれば乳癌によって乳房切除を受けた人も、自分の細胞を元に乳首を復元できるようになる”
  • 「大麻使用後の運転」を取り締まるために呼気からの大麻成分測定器が開発される | スラド サイエンス

    米ワシントン州立大学で呼気中の大麻成分測定器が開発されているそうだ(The News Tribune、Slashdot)。 ワシントン州では2012年に成人用嗜好品としての大麻使用が合法化されたが、その後大麻の影響下での運転が問題となっているそうだ。法律が施行されてから丸1年たった2013年に行われたテストでは血液サンプル数の4分の1が大麻陽性だったとのこと。 大麻の主な有効成分であるテトラヒドロカンナビノール(THC)が血液1mlあたり5ナノグラム以上検出される状態で運転した場合、ワシントン州法では90日以上の免許停止が直ちに執行されるとのこと。しかし今のところアルコールの呼気測定器のように警察官などが簡易的に使える機器はなく、THCの血中濃度判定には血液検査をするしかないという。 研究者らはイオン移動度分光分析という技術を用いて被験者の呼気中のTHCを検出することに成功したとのことだが

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    skam666 2014/12/05
    “テトラヒドロカンナビノール(THC)が血液1mlあたり5ナノグラム以上検出される状態で運転した場合、ワシントン州法では90日以上の免許停止が直ちに執行される”
  • 「エクスタシーの父」、88歳で死去 | スラド サイエンス

    「エクスタシーのゴッドファーザー」と呼ばれていたアレクサンダー・シュルギン博士が今月2日、88歳で亡くなったとのこと。死因は肺癌(International Business Times、Slashdot)。 氏は何百という向精神薬の合成および発見をしており、また自身がと一緒にその効果を試しては結果を記録し、その内容を2冊のにまとめていた。過去のインタビューでは、人生のうちで4千回は向精神薬で「ハイになった」と答えている。ざっと計算すれば、1週間に1回のペースを50年間続けていたということになる。 シュルギン氏は、合成麻薬の一種であるMDMAに関する「功績」でも知られている。MDMAはは1912年にAnton Kollisch氏によって合成されたものだが、その後しばらくはその存在は忘れられていた。しかし1976年にシュルギン氏がその効果を試し、1978年にMDMAが人間に与えるプラスの

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    skam666 2014/06/04
    “「エクスタシーのゴッドファーザー」と呼ばれていたアレクサンダー・シュルギン博士が今月2日、88歳で亡くなった(中略)シュルギン氏は、合成麻薬の一種であるMDMAに関する「功績」でも知られている”
  • ブラジルで現代文明と交流を持った先住民族の多くが消滅していた | スラド サイエンス

    ブラジルには、過去40から50年の間に現代文明と接触したことのある先住民族が238部族あり、そのうち4分の3が消滅、今もなお存続しつづけている部族は23から70部族であるという。新たに発表された報告書によれば、現代文明と交流を持った先住民族はいずれも人口が激減するという悲惨な道を辿っており、存続し続けることのできた部族でもその死亡率は80%を超えていたという(Motherboard、slashdot)。 ブラジルの先住民族の過去の人口統計データによれば、部族の人口が最も減少したのは、現代文明と交流を持った時点から平均して8.6年後であったという。およそ10年後には人口に回復の兆しが見られたようだが、20年後の人口の平均値は、現代文明に接触する前と比べて43%だったとのこと。

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    skam666 2014/04/12
    “ブラジルには、過去40から50年の間に現代文明と接触したことのある先住民族が238部族あり、そのうち4分の3が消滅、今もなお存続しつづけている部族は23から70部族”
  • 生物学をモデルにした新しい暗号化方式、クラックはほぼ不可能 | スラド サイエンス

    イギリスのランカスター大学の研究者チームが、「革新的なデータ暗号化方式」を開発したという。この方式は人間の心臓や肺がリズムを調整する「生物学的カップリング」の数学的モデルを応用しているという(Physical Review X、SDTimes、ランカスター大学、slashdot)。 この生物学的カップリング機能を使用した暗号化はこれまで使われてきた暗号化手順とは異なり、複数の暗号化された信号を同時に送受信する。共有暗号鍵を無制限に作成することで解読を困難にするとしているという。開発者の一人であるTomislav Stankovski氏は、攻撃者がクラックするのは「事実上不可能」だと説明している。この暗号化方式は米国物理学会誌に掲載され、特許を出願中だとのこと。

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    skam666 2014/04/10
    “「革新的なデータ暗号化方式」(略)心臓や肺がリズムを調整する「生物学的カップリング」の数学的モデルを応用(略)複数の暗号化された信号を同時に送受信する。共有暗号鍵を無制限に作成することで解読を困難に”
  • 3歳より前の記憶はいつ失われるのか | スラド サイエンス

    3歳より前の記憶まで遡れる人は少ないと言われているが、この3歳前の記憶というのはほぼ7歳あたりで思い出せなくなることが明らかになった(ScienceDaily)。 この研究では大人に子供の頃の記憶を辿らせるのではなく子供の自伝的記憶の形成およびその喪失の追跡を試みたとのことで、まず3歳児に最近あった出来事を話してもらい、それを5~9歳の時に再び思い出して話してもらうという追跡実験が行われた。 会話は例えば誕生日パーティや動物園へ行ったことなど最近経験した出来事についてであり、保護者にそれについて日常の会話と同じように質問してもらったとのこと。その際会話の主導権を子供に持たせた場合の方が成長しても記憶がより鮮明に残ることが分かったという。 これらの記憶を記録後、子供達を5つのグループに分けてそれぞれ5歳から9歳の間に1回だけこの出来事について再び尋ねたところ5~7歳の間はその出来事の63~7

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    skam666 2014/02/15
    “3歳より前の記憶まで遡れる人は少ないと言われているが、この3歳前の記憶というのはほぼ7歳あたりで思い出せなくなることが明らかになった”
  • NASA、宇宙で自給自足するための宇宙農場プロジェクト | スラド サイエンス

    NASAのHoward Levine氏によれば、国際宇宙ステーション(ISS)に物を送るためには1ポンド(約450g)当たりおよそ10,000ドルの費用が必要になるという。そこでNASAは、宇宙で物を生産するための技術研究としてVEGGIEと呼ばれる宇宙野菜栽培プロジェクトを開始した(Modern Farmer magazine、NASA、家/.)。 VEGGIE向けの植物として最初に選ばれたのは、赤みの強い葉を持つレタス「Outredgeous」だという。このレタスは明るいピンクのLEDライトの下で育成され、わずか28日という短期間で収穫可能になるとされる。NASAの将来の目標は、宇宙旅行者を支えることができる農産物を栽培することにある。そのためには、宇宙ステーションや月面コロニー、火星上で継続的に生産できる仕組みが必要だ。 VEGGIEプログラムの関係者は、ISS各乗組員の平均滞

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    skam666 2013/09/13
    “国際宇宙ステーション(ISS)に食物を送るためには1ポンド(約450g)当たりおよそ10,000ドルの費用が必要(中略)そこでNASAは、宇宙で食物を生産するための技術研究としてVEGGIEと呼ばれる宇宙野菜栽培プロジェクトを開始した”
  • ネアンデルタール人が滅びた要因の1つは「目が大きかったから」という説 | スラド サイエンス

    ストーリー by hylom 2013年03月15日 18時24分 目が大きいレタッチ写真を見たら「ネアンデルタール人」と呼ぼう 部門より ネアンデルタール人が滅びたのは「目が大きかったから」という説があるという。ネアンデルタールは25万年前ごろからヨーロッパに住んでいた種族で、2万8000年前に氷河期の到来で絶滅するまで現代の人類である「ホモサピエンス」とともに共存していた。BBCの記事によると、ネアンデルタール人の頭蓋骨を研究した結果、彼らが現在の我々よりも平均で6mmほど大きな目を持っていたことが分かったという(BBC、家/.)。 さらに調査チームが研究を進めた結果、彼らは夜の長いヨーロッパの環境に合わせ、昼間の生活よりも夜間の狩猟に適した脳の構造をしていたと見られている。このため、ネアンデルタールは脳の機能が視覚的や身体的な部分に特化しており、感情や情報処理の能力には劣っていた。

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    skam666 2013/03/16
    人類より6mmほど目が大きく、昼よりも夜の狩猟に適した脳。視覚的・身体的な部分に特化しており、感情や情報処理の能力に劣り、氷河期に適応できなかった。ホモサピエンスは衣類を作り出し氷河期を乗り越えた。
  • DNAにも半減期がある | スラド サイエンス

    映画ジュラシックパークでは琥珀に閉じ込められた蚊の血液から恐竜のDNAを採取し、恐竜たちをクローニングする。しかし、最近の研究により、この手段は不可能であることが確定した模様。オーストラリアのコペンハーゲン大学のMorten Allentoft氏、マードック大学のMichael Bunce氏らの研究チームは、MOAという名の3種の絶滅巨大鳥類の158のDNAを含む脚の骨を調査したところ、DNAには521年の半減期があることが判明したという(nature、家/.)。 研究チームはMOAの解析により、521年経つとDNA骨格を形成するnucleotidesを結合する役割を持つ酵素が壊れ始め、さらに521年経過すると残りの結合の半分がなくなるという。例えマイナス5℃という理想的な保存温度環境で保存されていたとして、これが繰り返されると長くとも680万年後にはすべての結合が破壊される。DNAの

    DNAにも半減期がある | スラド サイエンス
    skam666
    skam666 2012/10/12
    “DNAには521年の半減期があることが判明した(略)521年経つとDNA骨格を形成するnucleotidesを結合する役割を持つ酵素が壊れ始め(略)DNAの読み取りは680万年よりかなり前の段階で読み取りが不可能になる”
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