読者の皆さんはフランスの文化と聞いて何を想像するだろうか。ファッションやワイン、シャンソンにアートと色々なものが思い浮かぶのだが、今回はそんなフランス文化を代表するものの一つ、カフェに関するエピソードをご紹介したい。 カフェはフランスの歴史とともにあった。アンシャン・レジームの下では王権に反対する世論が形成される場となり、革命後の19世紀には若い男性同士が気兼ねなく交流できる社交場として人気を集めた。さらに映画『ミッドナイト・イン・パリ』で描かれたとおり、20世紀初頭の「狂乱の時代」には作家や芸術家の溜り場となった。 そんなフランスの歴史・文化を体現する存在と言えるカフェだが、このたび南仏はニースにユニークなカフェが登場して話題を呼んでいる。さっそく以下の画像をご覧いただきたい。 http://www.nicematin.com/nice/le-cafe-surtaxe-pour-le