全国のホテルやレストランなどで食品の「虚偽表示」「誤表示」が相次いで発覚し、問題を起こしていない飲食店もメニュー名の見直しを迫られている。店舗ではレンジで調理をしていて焼く作業をしていないから、「生姜焼き」という表記を使うのをやめる、といった具合だ。 これにネットでは、「そこまでしなくても」「過剰になりすぎ」「言葉狩りではないか」、という声も上がっている。 クレームはないが、自主的に名前を変更 連日報じられる食品表示問題を受け、ファミリーレストラン最大手のすかいらーくは、一部メニューの表記を見直す。同社の主力店舗・ガストで扱う8品目について、料理名や説明書きなどを2013年11月下旬から順次変更する見通しだ。 すかいらーくの経営する飲食店で、産地の偽装や誤表示が問題になったわけではない。現在のメニューは「景品表示法違反の優良誤認に当たらないと考えている」(同社の広報担当者)。ただ、「表現に