採決をめぐる与野党攻防の末に成立した安全保障関連法について、学生らでつくる「SEALDs(シールズ)」が「賛成した議員を落選させよう」と発した呼びかけが、静かな波紋を広げている。来年2016年夏に参議院選挙が予定されているが、選挙運動には公職選挙法で様々な規制がかけられており、「まだ選挙が始まってもいない段階で、選挙に向けた動きをするのは違法ではないか」との声もある。シールズの合言葉「落選させよう」は、公選法に違反しないのだろうか。 【写真】SEALDsの奥田愛基さん会見「デモのつながりは選挙にも影響を与える」 「落選のみ」が目的なら選挙運動ではない これまで過去の選挙では、選挙が始まる前の選挙運動、いわゆる「事前運動」を行って、当局から摘発された事例が数多くある。シールズの「落選させよう」は、これに当たるのではないか? との念がよぎる。 そもそも選挙運動とは何か。総務省サイトによると、選
![学生団体SEALDsの合言葉「落選させよう」は公選法に違反しないのか?(THE PAGE) - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1eaad6b0b8d3383deae1f1c62abb0f02cc4d5a10/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnewsatcl-pctr.c.yimg.jp%2Ft%2Famd-img%2F20151004-00000002-wordleaf-000-12-view.jpg%3Fexp%3D10800)