「岸田NISA」はゲームチェンジャーになり得る この「岸田NISA」は個人投資家にとってゲームチェンジャーになり得ると私は見ています。 これまでのNISA(以下、「一般NISA」のこととして記述します)の弱点は、有期限であったことです。NISAは5年単位の投資となり、5年直前でリーマンショック級が来たら……と思うと使いづらいものです。もしも、含み損を抱えて5年を迎えてしまった場合、損益通算(譲渡益と譲渡損の損益を相殺すること)ができないのです。 つまり、5年間の配当金が非課税、かつ譲渡益が出たら非課税で得する代わりに、譲渡損が出てしまった場合に損益通算できないことがネックだったのです。 ロールオーバー(5年経過時に、翌年のNISA枠に移行すること)ができますが、さらに5年経過して損益が回復しているとは限りません。「5年で株価が30%下落したら…。もしも5年直前でリーマンショック級が到来して
![「岸田NISA」は個人投資家にメリットしかない…高配当株投資で「永久機関」をつくる方法(桶井 道) @moneygendai](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9a8a9a6208d52a2bd6bc417524f1bf8ffcc0c31f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fgendai-m.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F6%2Fd%2F1200m%2Fimg_6d52aadedf5a3a630b3683b39f04720b50676.jpg)