as前回までのサンプルでは、遠くのものも近くのものも同じ大きさで表示していた。これでは立体感がでないので、遠くのものほど小さく表示するようにしたい。これを実現するには「投影」の方法を考えることになる。投影というのは、3D 上の点を 2D にマッピングすることを指す。今までは、Zの値を無視する方法を利用していたが、この手法には平行投影という名前がついている。それに対して、今回紹介するのが透視投影だ。遠くのものほど小さく表示できるので、遠近感を表現できる投影方法となっている。透視投影ってなあに?透視投影では「焦点」と「スクリーン」という概念が登場する。焦点は自分の目を表し、スクリーンは 3D の空間を投影する面である、と考えると分かりやすいだろう。スクリーンを窓として考えると、もっとすっきりするかもしれない。貴方は窓から外の景色をみている。窓の外の景色を、窓の上に見えた通りに描いていったとしよ