子どもの学力が低下しているという指摘が重なる中で、新しいタイプのテストの開発が続いている。今月相次いで発表された国際学力調査や、文部科学省の調査が、子どもの成績を通じて教育政策を検証するためのものなら、新テストは子どもがどこでつまずいているかを調べ、学習に生かすためのもの。問題を解くプロセスに注目しているのが特徴だ。 ◆COMPASS どこでつまずくか JR大森駅に近い東京都大田区立入新井第一小学校。20日、5年生がテストに取り組んだ。 「算数・数学力構成要素型診断テスト(COMPASS)」という。東京大学大学院「基礎学力研究開発センター」が、文科省の「21世紀COEプログラム」の研究の一環として開発した。 子どもは、課題ごとに決まった時間で解く。 「普通の試験のように全部の問題を一度に解くと、白紙の時、時間不足でやらなかったのか、考えたのに解けなかったのかわからない」と開発責任者の市川伸
ユーザー置き去りの著作権攻防戦 iTunes Music Storeは始まらず、規制は世界一、パソコンやiPodにも新規課金の動き 著作権は、いま最も熱いキーワードの1つだ。今年6月、日本盤のある海外製CDの輸入をレコード会社などの申し立てで停止できるよう法改正されたが、「輸入盤が入手できなくなる」と音楽ファンが激しく反対したのは記憶に新しい。次の目標として音楽業界は、現在MDなどに課せられている私的録音補償金を、パソコンやデータ用CD-Rなどに拡大するよう働きかけを強めている。私的複製の一層の制限も話題にあがり始めた。その背景には、ファイル交換ソフトなどを通じた違法コピーとの激しい攻防戦がある。だが、違法行為をしていない大多数のユーザーには、息が詰まるような窮屈な時代になってしまった。(文・丹治吉順) テーマ1 iTunes Music Storeは なぜ日本で始まらないのか 世界発売さ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く