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ブックマーク / www5b.biglobe.ne.jp/~yo-ta (2)

  • 小沢健二の世界(5)―Eclectic―

    「eclectic」のちゃんとしたレビューへの要望を、いくつか頂いた。 自分としては、別項できちんとカタをつけたつもりだったのだが、どうやらごまかしきれなかったようだ。(当たり前だ。) 正直に言うが、とても、書きづらい…。 まず、歌詞が頭の中に残っていない。断片しか残っていない。「ジャコ・オノ」、「ウーゴコ・ウー」、「ア・アールー」、「カーガミ」とかそんなのだ。もう呪文のようだ。まず歌詞を把握しなくてはいけない。だが、あの読みにくい歌詞カードだ。非常に面倒である。 また、「eclectic」の背景となる情報を、僕は小沢健二と全く共有していない。過去の作品の頃、少なくとも僕は小沢健二と同じ時代の東京、あるいは東京近郊の風景を共有していた。しかし、「Eclectic」はニューヨークで書かれている。そんな所には行ったこともない。 さらに、今回は小沢健二のメディアへの露出が極めて少ない。だから、小

  • 小沢健二~インタビューの世界(1)

    以下は、フリッパーズ・ギターのシングル「グルーヴ・チューブ」の、自分達で書いたライナーノーツである。(1991年4月号の「ロッキンオンJAPAN」より。) 「男女8人ティラミスって石純カットでユーノス乗ってサンリオ・ランドに行く」(ポパイ) 「獣姦趣味者と老女裸体写真コレクターの異色デュオ。これグー」(宝島) 「このフリッパーズギターの史上最もパワフルなシングルは、激しく腰をシェイクするB'zのリズム。布袋を思わせるハードエッジなギター・サウンド。時にクールで、時には熱くハートを締めつけるヴォーカルは氷室のようだ。巷で噂のマンチェスター・サウンドの取り入れ方は、日一のマンチェスター通ゴーバンズか電気グル―ヴか。どこかコミカルで裏がありそうな歌詞はユニコーンの『命果てるまで』と肩を並べ、それでいて骨太なところが往年のパンタを思わせるが、ロックという型におさまりきらないザ・ブームに通じ、大

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