「大切なのはユーザーが選択できること」(マイクロソフト) 2008年3月から、最新版「Microsoft Dynamics CRM 4.0」でSaaS(Software as a Service)型CRMの提供を開始したマイクロソフト。SaaS型についてはマイクロソフトが直接提供するのではなく、同社とサーバライセンスアグリーメントを締結したパートナー企業による「パートナーホスティング」形式を取っている。また、社内構築型、SaaS型ともにソフトウェアのソースコードが共通なため、スムーズに移行できることも特徴として挙げている。同社ビジネスソリューションズ事業統括本部 ソリューション推進部 ソリューションスペシャリストの吉田周平氏は、Microsoft Dynamics CRMのメリットとしてやはり「ハイブリッド型」であることを挙げた。 「われわれはまったく同じ製品を2つの形態で提供しています。
既に各所で話題になっていますが、GoogleがApp Engine なるサービスを発表しましたね。 一言で言えば 「GoogleのインフラでWebアプリを動かせるサービス」といった所でしょうか。 ただAmazon EC2の様に何も制限無く仮想マシン上のOSから選択していく訳ではなく、Googleインフラ内のGFSとBigtableといった決められたミドルウェア上でサービスを構築します。 AppEngineの詳しい話は以下のエントリが参考になりました。 【詳報】「Google App Engine」ってなんだ http://www.atmarkit.co.jp/news/200804/08/appengine.html Google、ウェブサービスに参入―「Google App Engine」で一挙に急発進 http://jp.techcrunch.com/archives/20080407
筆者は現在,71日間に及ぶ米国取材の成果を「クラウド・コンピューティング特集」としてITproに掲載すべく,悪戦苦闘している。本来であればこの「記者の眼」は,その特集記事の紹介に当てるつもりだった。ところが無情にも特集が完成する前に締め切りが来た。そこで今回は,記者が米国で何を見て,これから何を書こうとしているのか,実録風に紹介させて頂きたい。 2008年3月:出張準備 筆者は今回,4月6日から6月15日まで,米国サンフランシスコを中心に,米国IT事情に関する現地取材を敢行した。長期出張のきっかけとなったのは,2008年1月末に起きた,米Microsoftによる米Yahoo!への買収提案だった。 「MicrosoftがYahoo!を買収しようとしている」という噂は前々からあったが,なぜMicrosoftがこれほど必死になっているのか,われわれはその真意を掴みかねていた。その理由を肌で感じる
「SaaSがPaaSに移行し、クラウドコンピュータの時代となる」——。セールスフォース・ドットコムは「Tour de Force Tokyo」を開催し、基調講演にて同社の会長兼CEOマーク・ベニオフ氏が「PaaS」(Platform as a Service)の将来性を語った。 同社は10年にわたり、ネットワーク経由でサービスを提供する「SaaS」(Software as a Service)である「Salesforce」を展開する事業者。次の10年としてあげたのが、SaaSのプラットフォームを提供する「PaaS」というサービスだ。2007年7月にコンセプトを発表し「Force.com」として提供をしている。 SaaSは、インターネット上にあるサーバを複数のユーザが共有して利用する。これを“マルチテナント”と呼ぶ一方で、従来の1台のサーバで1つのサービスを提供することをシングルテナントとす
2008年はクラウドコンピューティングの年になる。そのようなことを昨年末に書いた覚えがある(この記事)。バズワードとしてWeb2.0が陳腐化してきた昨年あたりから脚光を浴び始めたのが,クラウドコンピューティングである。 確かに旬のテーマになってきた。でもしばらくウォッチしていないと,方向感覚を失ってしまっていた。クラウドコンピューティング市場/技術の全体像をビジュアルな図で紹介しているブログに出会ったので,取り上げて見る。 ドイツの技術リサーチャーMarkus Klems氏 (Research assistant at Germany-based FZI Research Center for Information Technology)のブログである。最初の図は,クラウドコンピューティングのプレーヤーを示している。 Merrill Lynchの“The Cloud Wars: $100
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く