2017年にデビューした「ドリームスリーパー東京大阪号」や「ドリームルリエ」を皮切りに、にわかに注目を集めた2列シートの豪華夜行高速バス。ところがその後、なかなか普及していません。2列シートの変遷を振り返り、今後について考えます。 豪華2列シート高速バスの歴史は、『どうでしょう』のあの路線から 夜行高速バスのシート配列は4列または3列が一般的ですが、近年、車両の両側に1列ずつ座席を配した2列シートのバスが登場しています。なかにはパーテーションなどで座席を仕切り、個室タイプを売りにした豪華なものも。2017年初頭から春にかけてデビューした「ドリームスリーパー東京大阪号」や「ドリームルリエ」を皮切りに、そのような2列シートを備えた豪華夜行バスが、にわかに注目を集めました。 ところがその後、2列シートはなかなか普及していません。なかには車両の老朽化などを理由に運行を終了する事例も出てきています。