郵便局の配達員が施錠された郵便受けを勝手に開けて荷物を届けていた問題で、日本郵便が先月寄せられた相談をもとに、全国の実態を初めて調べたところ、こうした不適切な配達が少なくとも11件行われていたことが分かりました。日本郵便は改めて再発防止策を徹底するとしています。 郵便局の配達員が施錠された郵便受けを勝手に開け、差し入れ口から入らない大きさの荷物を届けるケースがあったことが、ことし1月、NHKの情報提供窓口、「ニュースポスト」への投稿をきっかけに明らかになりました。 日本郵便は不適切な行為だとして全国の郵便局にこうした配達をしないよう注意喚起しましたが、「ニュースポスト」にはその後も、同様の経験をしたという情報が相次いで寄せられていました。 こうした状況を受け、日本郵便が先月1か月間に本社のコールセンターに寄せられた相談をもとに、全国の実態を初めて調べたところ、こうした不適切な配達が11件行