タグ

ブックマーク / garth.cocolog-nifty.com (28)

  • 宇宙ヴァンパイアー - 映画評論家緊張日記

    コリン・ウィルスンの『宇宙ヴァンパイアー』が新潮文庫の村上柴田翻訳堂で復刊されて、その解説がアレだという話を聞きこみ、そういう話には目がないのでさっそく買ってきた。巻末に村上春樹×柴田元幸の対談がついているわけだが。 村上 そうだと思う。この小説は、ぼくが割と好きなトビー・フーパー監督で映画化されてるんですよ。 柴田 面白い映画ですか? 村上 これがひどい映画でね(笑)。僕はその昔ホノルルの場末の映画館で見たんだけど、まあ、とんでもない映画で。 柴田 たしかに、「映画では原作の真の精神を生かし切れていない」とわざわざ原書ペーパーバック版の裏表紙に書いてありました(笑)。 村上 作品の雑多性を映画が表しきれなかったんですね。 村上春樹おまえはなにもわかってねえ!てか村上春樹が何もわかってないことはよくわかっていたが、ここまでひどいとは。ちなみにこの前には 柴田 ほかにSFで特に惹かれる作家は

    宇宙ヴァンパイアー - 映画評論家緊張日記
    soylent_green
    soylent_green 2016/07/10
    村上春樹が変なことを言うと村上信者も同様のことを言い出すので危ないのだ
  • ベスト・オブ・映画欠席裁判 - 映画評論家緊張日記

    洋泉社より出ておりました伝説の映画漫才町山智浩との共著である『ファビュラス・バーカー・ボーイズの映画欠席裁判』がついに文庫化されることになりました。題して『ベスト・オブ・映画欠席裁判』(文春文庫 3/4発売予定)。既刊三冊からのベスト集成ですので“よりぬきFBBさん”と覚えてください。今読みかえすと「何もかも懐かしい……」って感じですわ。 この刊行を記念して、ひさびさにLoft+1でイベントもおこないます。題して文藝春秋presents 「帰ってきたファビュラス・バーカー・ボーイズ!」 文春文庫より『ファビュラス・バーカー・ボーイズの映画欠席裁判』文庫版が発売。既刊3冊からのベスト集成は500ページを越える圧倒的なボリューム! 博覧強記の二人による「日最高峰の映画悪口芸」がプラスワンに帰ってきた! 【出演】町山智浩(映画評論家)、柳下毅一郎(特殊翻訳家) 【ゲスト】平山夢明(作家)、三留

    ベスト・オブ・映画欠席裁判 - 映画評論家緊張日記
  • 源氏物語 千年の謎 (2011) - 映画評論家緊張日記

    監督:鶴橋康夫 出演:中谷美紀、生田斗真 公式サイト 冒頭、夜の神社を紫式部(中谷美紀)が一人で歩いている。と、向こうから貴族の男が一人あらわれる。顔色を変え、慌てて逃げる紫式部。男は走って追いかけ、十二単のすそを踏んづけて式部をとらえる。花畑でバックから荒々しく紫式部を犯す男。男は言う。「オレは何をやっても許されるのだよ、この世をあまねく照らす光だからな。いつか、おまえの書く男と女の物語を読んでみたいものよ」 その男とは藤原道長、我が世を欠けることなき満月にたとえる男であった。 このオープニングを見ながら、ぼくの心をよぎっていた思いはとうてい筆舌に尽くしがたいのだが、あえて一言にすれば「道長アオカンしない」であった。いや、最近の考古学の進歩で道長は実はアオカンしていたというのが証明されたのかもしれない。ともかく以後、藤原道長(東山紀之)はと言えば「おまえの胸であったまりたいのうウヒヒ」な

    源氏物語 千年の謎 (2011) - 映画評論家緊張日記
    soylent_green
    soylent_green 2011/12/29
    「十分で先年の謎は解けた」はえー
  • アントキノイノチ(2011) - 映画評論家緊張日記

    監督:瀬々敬久 出演:岡田将生、榮倉奈々 公式サイト 「“アントキノイノチ”って三回言ってみな」「アントキノイノチアントキノイノチアントニオイノキ……あっ!」「元気ですかーっ! 元気があればなんでもできる!」 いやそれはさておき。『余命一ヶ月の花嫁』のコンビが送る涙のストーリーがどんなのかというと、岡田くんはトラウマまみれで吃音症の元メンヘル患者。いつまでも裸で屋根の上に座ってはいられないので就職することにした。そこが遺品片付け業。はぐれ者ばかりが働く職場なので、黙って突っ立ってるだけの岡田くんでも雇ってもらえる。元気がなくてもなんでもできる! そこで出会ったのが榮倉奈々。実は彼女にもトラウマがあって…… というトラウマまみれのラブストーリー。岡田くんも榮倉奈々も話しはじめる前に思い入れとトラウマたっぷりの間をおくもんで、たいした事件も起こらないくせに話が長くなってかなわん。そもそも岡田く

    アントキノイノチ(2011) - 映画評論家緊張日記
  • はやぶさ/HAYABUSA (2011) - 映画評論家緊張日記

    監督:堤幸彦 出演:竹内結子、西田敏行 公式サイト みなさまの感動の中、七年の旅を終えて地球に帰ってきた少惑星探査衛星〈はやぶさ〉。今、その旅が映画になる! と考えた人は一人ではなかったらしく、今年から来年にかけて都合四も「はやぶさ」映画が作られるという空前の〈はやぶさ〉ブームが到来! 誰が見たいんだよそれ……という突っ込みはもはや通用しない恐ろしい日映画の世界である。ここは四まとめて「素晴らしきはやぶさ映画の世界」というレビュウを書くべきだと思うんだけど、たぶん四目が到来するころには誰も先陣を切った堤幸彦作品のことなど覚えていない(なによりオレが忘れている)ので、ここに記しておきます。 主人公、竹内結子は北大で天体物理を学んだポスドク(というか、博士論文は通っていないのでただの院卒)。仕事もないので神保町の古屋で働いている。眼鏡、ひっつめのボサボサ髪、リュック、背という絵に書

    はやぶさ/HAYABUSA (2011) - 映画評論家緊張日記
  • マイ・バック・ページ (2011) - 映画評論家緊張日記

    監督:山下敦弘 脚:向井康介 出演:夫木聡、松山ケンイチ 公式サイト 川三郎の自伝的エッセイの映画化で、東都ジャーナル(朝日ジャーナル)編集者だった夫木くんが松ケン演じる革命家の男にまきこまれて運命を狂わせていく…というお話。丁寧な作りで、なかなか好感が持てる映画である。ただ、二時間半近い上映時間はあまりに長い。見ていて違和感があったのが、松ケンたち革命家集団のアジトでの生活が描かれるところで、それまで一貫して夫木視点で来てるのに、なんでいきなり夫木くんが見てもいないことが描かれるのかなあ……原作どうなっているのだろう?とひどく疑問だったのである。てかむしろこの場面ない方がよくね? と思っていたら、これは原作にはなくて、映画オリジナルの描写なんだな。これには考えさせられてしまった……ぼくがこの映画を見ながら思っていたのは、まさしく 公式サイトで脚家が語っている「梅山の原型にな

    マイ・バック・ページ (2011) - 映画評論家緊張日記
  • 阪急電車(2011) - 映画評論家緊張日記

    監督:三宅喜重 出演:中谷美紀、宮信子、戸田恵梨香 公式サイト 「宝塚~西宮北口間を約15分で走る、えんじ色の車体にレトロな内装の阪急今津線。その電車に、さまざまな“愛”に悩み、やりきれない気持ちを抱えながら、偶然乗り合わせただけの乗客たちがいた」高校時代の三年間、今津線を使って登校しつづけた身としては見ないわけにはいかない……! これ、まず何が凄いって、主要登場人物が八人。アヴァン・タイトルで延々キャラクターの紹介をして、全員紹介し終わるまでに30分もかかる。で、いろいろ悩んでる八人が登場するんだが、気で問題があると思われるのは結婚式直前に彼氏を後輩に奪われたOL(中谷美紀)くらい。あとはミリオタの大学生と野草を取ってうのが趣味の野生派女子大生(谷村美月)なんて、紹介された瞬間に結ばれるとわかるし、彼氏のDVに悩んでる女子大生(戸田恵梨香)の決断は……って延々引っ張ってるんだけど、

    阪急電車(2011) - 映画評論家緊張日記
    soylent_green
    soylent_green 2011/05/07
    タイトルに反して鉄ヲタ的なポイントがあるわけでもなさそうだなあ
  • 玄牝 (2010) - 映画評論家緊張日記

    朝日新聞10月29日夕刊に河瀬直美監督作品『玄牝』の映画評を書いた。作は愛知にある吉村医院を追いかけたドキュメンタリー。河瀬直美+吉村医院ということで、どんな怖ろしいものができているのかと恐怖に駆られた人も多いのではないか。 吉村医院は自然分娩を標榜し、一部で熱狂的な支持を受けている産院である。その一方で妊婦と胎児を不必要に危険にさらし、周辺の医院に無用な負担をかけている、とする意見もある。以下のような議論を参照していただきたい。信仰と狂気~吉村医院での幸せなお産 その二 見る前は「お産ともなると精神的なものも大きいし、精神ケアとしてはありかな」くらいに考えていたんだが、映画がはじまって五分くらいで「こりゃないわ」と思ったよ。 吉村医師はこんな調子なのだ。 「今のお産が異常なのは、社会が異常だからだよ。江戸時代ぐらいの社会に戻れば、お産の異常なんかなくなる……医者がお産は危険だ危険だって

    玄牝 (2010) - 映画評論家緊張日記
    soylent_green
    soylent_green 2010/10/31
    自然分娩の吉村医院のドキュメンタリ 作家的良心が思想に反するものをも撮さずにはいられない
  • 天使の恋 (2009) - 映画評論家緊張日記

    監督・脚:寒竹ゆり 出演:佐々木希 公式サイト ファッション雑誌にもモデルにもとんと興味のないぼくにとって、佐々木希というのは「tumblerで流れてくるやたら可愛い女の子」である。tumblrで流れてくるとき、そこにはなぜか「のまさん、どうぞ」とタグが打たれている。「のまさん」がどこの誰だかぼくはまったく知らないのだが、佐々木希の写真をreblogするときの礼儀であるらしい。そういうわけなんで、「のまさん、どうぞ」 「17歳のとき」とデカイ字幕が出る。次のカットでは裸で腰にシーツをかけただけの佐々木希が湾岸のお洒落ホテルで夜景を見ているバックヌード。まわりには万札がばらまかれている。17歳にして金で身を売り、「パパ」に高級マンションプレゼントしてもらう女である。学校へ行くとどんくさいメガネっ娘がイジメられている。「金持ってこれないのか? じゃあおまえのヌード撮ってインターネットのサイ

    天使の恋 (2009) - 映画評論家緊張日記
    soylent_green
    soylent_green 2009/11/08
    佐々木希がえろいんならそれでOKだなあ。見に行こうかなあ
  • 僕の初恋をキミに捧ぐ (2009): 映画評論家緊張日記

    監督:新城毅彦 出演:井上真央、岡田将生 主題歌:平井堅 公式サイト 監督は『ただ、君を愛してる』とか『Life 天国で君に逢えたら』とか難病映画で人を殺しまくってるティア・マイスター。殺した男女は五万人、サバ言うなこのヤロー!いやだが今度はただの難病映画と思ったらおおまちがいだ! 映画がはじまるといきなり病院のベッドの上でお医者さんごっこをしている小学生の男女。女の子が男の子の胸に聴診器を当てて 「うーん。心臓がすごく早いですね。精密検査が必要です。じゃあズボンを脱いで下さい。パンツも脱いで」 「えっ!」 「何を言ってるんですか。わたしは専門家だから大丈夫です。さあ早くパンツ脱ぎなさい。パンツ脱げ-!」 と少年に襲いかかってパンツを脱がそうとするようじょ。ほうほうのていで逃げ出した少年は両親を探しに行く。と、両親は医師の仲村トオル(変態幼女の父)から病状告知を受けている真っ最中であった。

    僕の初恋をキミに捧ぐ (2009): 映画評論家緊張日記
    soylent_green
    soylent_green 2009/10/27
    おもしろそうだなあ。仏陀最短とどっち見に行こう
  • S-Fマガジン 2009/11 - 映画評論家緊張日記

    〈S-Fマガジン〉2009/11号ができました。今号はJ・G・バラード追悼特集号。諸般の事情で少し遅くなってしまいましたが、お待たせした甲斐はあると思います。ぼくはMyths of the Near Future所収の傑作中編「太陽からの知らせ」を訳載。あとバラードのコメントつきリストを作成。97年3月号のバラード特集に載ったものの増補改訂版です。他に新訳短編二篇と「コーラルDの雲の彫刻師」の再録。追悼エッセイではムアコックのものが泣け、伊藤典夫さんのエッセイはバラード以上に伊藤さん自身について多くを語っているような気がしますが、これまた必読。みなさま、これを機会に今いちど「二十世紀最大の作家」のページを繰ってみてください。リストを見ていただくとわかりますが、ぼくもだいぶ宿題を抱えているので、できるだけ早くに返せるように頑張っていきたい。

    S-Fマガジン 2009/11 - 映画評論家緊張日記
  • 映画芸術フェア@ジュンク堂新宿店 - 映画評論家緊張日記

    ジュンク堂池袋店ではじまった映画芸術+nobodyのフェアだが、場所が変わって今度はジュンク堂新宿店。色紙も運ばれてきた。 おや? なんか一枚色紙に書かれている文字が変わっているような? こういうのなんていうんだっけ? キジも鳴かずば撃たれまい、だっけ? まあトラックバックも送ってこないようなものは無視しようと思っていたのだが、コメント欄でも書かれているので、一応返答しておく。第二次惑星開発委員会NEWSでは 「オレの中にある悪意はルサンチマンという言葉で表現されるものとはちょっと違うと思うな。」 …そうかなぁ? ------------------------------------- 6/2(水) わかったよ、オレは。要するに正義は向こう(行定&柴咲)にあるんだ。あいつらが世間というものであり、あいつらが正しいのが世の中というものなんだ。そして『世界の中心で、愛を叫ぶ』連中を見た瞬間に

    映画芸術フェア@ジュンク堂新宿店 - 映画評論家緊張日記
    soylent_green
    soylent_green 2009/06/11
    中原昌也さんの色紙すごいなあ/とりあえずルサンチマンの正確な意味がわからないんでwikipedia読んでみたがやっぱりよくわからんかった。あたしの好きなアニメが人気なくてしゃくにさわるのはルサンチマンなのか
  • ルサンチマン中年:映画評論家緊張日記

    ジュンク堂池袋店でnobodyと映芸の共同ブックフェアをやっているのだが、宇野常寛に色紙でディスられてるって風の噂に聞いたもんで覗いてきた。 宇野氏の色紙には 「秘■のルサンチマン中年を皆■せ!」 と書いてある(■は元の色紙で潰してあったので、人が伏せ字にしたものと思われる)。「ルサンチマン中年」ってなんのことだ? なんにせよ、宇野氏はこれが〈映画芸術〉との共同企画だということを忘れてるんじゃないか? 誰がどう見たって映画界でいちばん「ルサンチマン中年」な人がすぐ上にいるんだが。 もっと笑ったのは中原昌也の色紙が一緒に並んでいることである。 で、何を言っているのかちっともわからなかったんだが、近所の屋でPLANETSの六号を立ち読みしてやっと色紙の意味がわかった。中に「PLANETS Selection Special 惑星開発会議」という座談会があり、森直人、前田智也、福田彩乃、宇野

    ルサンチマン中年:映画評論家緊張日記
    soylent_green
    soylent_green 2009/06/04
    宇野さんは頭はよさそうなわりにものの理解がとおりいっぺんなかんじでちょっともったいない
  • J・G・バラード逝去 - 映画評論家緊張日記

    BBCのニュース。 Cult author JG Ballard dead at 78 The author JG Ballard, famed for novels such as Crash and Empire of the Sun, has died aged 78 after a long illness. His agent Margaret Hanbury said the author had been ill "for several years" and had died on Sunday morning. Despite being referred to as a science fiction writer, Ballard said his books were instead "picturing the psychology of the future".

    J・G・バラード逝去 - 映画評論家緊張日記
  • Gelatin Silver,Love (2009) - 映画評論家緊張日記

    監督・撮影:繰上和美 出演:宮沢りえ、永瀬正敏 公式サイト 元カメラマンである永瀬正敏は謎の男に依頼されて謎の女(宮沢りえ)の家をビデオカメラで監視することになる。音のない画面に映る女の姿を見るうちにいつしか男は女に魅せられていく。ゆでたまごをべる宮沢りえ。床でごろごろ転がる宮沢りえ。ゆでたまごをべる宮沢りえ。股間をまさぐる永瀬正敏。ゆでたまごを……しまいにゆでたまごをべるりえのアップを移した液晶テレビ(SONYブラビア)相手にビデオドロームしちゃったりして。 いやあギャグならいいんだけど、これ百パーセントマジだからな。脚は『偶然にも最悪な少年』でオレを激怒させてくれた愚スーヨン。まだ生きてたのか! 「ゆでたまごは好きですか? 美味しいゆでたまごを作るにはゆで時間は12分30秒でなければいけません。12分30秒ぴったり、一秒の誤差も許されません」と永瀬は語りかけるのだが、半熟卵作る

    Gelatin Silver,Love (2009) - 映画評論家緊張日記
    soylent_green
    soylent_green 2009/04/02
    宮沢りえのほうれい線を強調するあの予告編は頼むからやめてくれと思った
  • 闘う時評 - 映画評論家緊張日記

    ブクマコメントでも指摘されてるんだけど、昨日の飲み会で『週刊新潮』のコラムで福田和也が『旭山動物園』を絶賛していると聞き、思わず買ってきてしまった。 いや、福田和也が政治で人を褒めることはあるのわかってるんだけど、津川雅彦を「現役最高」とまで書いて、どういう政治的利得があるというんだ!? しかもルビッチやヒッチコックを引き合いに出してまで! ちなみに福田は「どんな監督だって、ルビッチであれ、ワイルダーであれ、ヒッチコックであれ、なかなかデビューから三作連続して傑作を世に問えるものでありません」とか書いてるわけだが、あんた、ルビッチの監督第三作って見てるの? たぶん1915年の短編一巻ものだと思われるわけですが(もちろん、ぼくは観ていません)。 「マキノ作品は、ファーストシーンが凝っていますが、今回も意表をつかれました。チリトリに死んだカブト虫を寄せていって、生きている一匹を押し入れに投げ入

    闘う時評 - 映画評論家緊張日記
    soylent_green
    soylent_green 2009/03/15
    今週のSPA!で坪内祐三と福田和也が荒井晴彦絶賛してたりしてて、とことん柳下さんとはあわないのだろうなと思った
  • ボディ・ジャック (2008) - 映画評論家緊張日記

    先日、映画館でチラシをチェックしていて思わず手が止まった。見たことも聞いたこともない映画--なのは別にもう驚かないが--現実とは思えないものと出くわしたのだ。タイトルを『ボディ・ジャック』という。この映画の存在、みんな知ってるのか!? 広告代理店に勤める中年コピーライターのテツ(高橋和也)は、元学生運動の闘士。その挫折ゆえか、社会に出てからも毎晩酒びたりの生活を送っていた。 が、ある日を境に酔っぱらいや「独り言人間」が二重映しに見えるようになる。青白い幽霊のような気味わるい顔が、オーバーラップして見えるのだ。 やがてテツは、自分が土佐弁をつかう侍の霊にボディ・ジャック(憑依)されていることを知る。この侍の霊(柴田光太郎)は、いったい何者なのか・・・・? なにゆえテツの肉体を必要とするのか・・・・? 「ミドルエイジの再出発〜運命のスピリチュアルストーリー〜」って!? こんなものすごい映画が作

    ボディ・ジャック (2008) - 映画評論家緊張日記
    soylent_green
    soylent_green 2008/11/06
    なんだこりゃ
  • 「秘宝系」って誰のことだ? - 映画評論家緊張日記

    誰が渡辺文樹を駄目にしたのか? で ここははっきり書きますけど、柳下さんなどももう渡辺を追い掛けない方がいいと思う.。と書かれていた。どうやらこの人は一般のジャーナリズムや映画関係者が渡辺に無関心となり、秘宝系の人たちしか相手にしなくなってから、あの人はどんどん自分で自分を追い込んでいますよ。「秘宝系の人たち」が無責任に煽り立てるせいで渡辺文樹はどんどん過激なテーマを追いかけるようになったのだ、と考えているらしい。「秘宝系の人たち」というのが誰を意味しているのかよくわからないが、秘宝まわりで渡辺文樹の追っかけをしているのはぼく一人なので、とりあえずぼくに対して言われているのだと考えて話を進める。 ぼくは無責任に渡辺文樹の無法を煽りたてているだろうか? 過激であればあるほどいい、というような態度を取っているだろうか? ぼくは渡辺の『腹腹時計』を見にわざわざ清水まで行ったが、その経験はわが映画

    「秘宝系」って誰のことだ? - 映画評論家緊張日記
  • 神様のパズル (2008) - 映画評論家緊張日記

    監督:三池崇史 脚:NAKA雅MURA 公式サイト なんだこれ。 ぼくは原作は読んでないわけですが、絶対にこんな話ではないことだけはわかる(笑)。なんつーか、三池崇史とNAKA雅MURA(脚)が原作を 読んで、「わかんねーYO! 理屈ばっかぐちゃぐちゃ言ってんじゃねえよ! 数学できんで何が悪いとや!」と勢いだけで脚書いてみたという感じだ。谷村 美月の巨乳にごまかされがちだが、キャストは異常に安い。とくにマドンナ役の松莉緒って何あれ。 まあ無駄に勢いだけはあったんで、そんなにつまらなくはなかった(ていうか三池はちゃんと作れば作るほど駄目だからね)。やたら女の子が濡れまくる映画でした。別に濡れなくていい女性まで濡れる。

    神様のパズル (2008) - 映画評論家緊張日記
    soylent_green
    soylent_green 2008/06/21
    「谷村 美月の巨乳にごまかされがち」ははははは。
  • 世界三大麻雀漫画 - 映画評論家緊張日記

    岡山の古屋をのぞいていたら、ブックオフ系の郊外古書店にサンケイコミックス版の『カラテ地獄変』(梶原一騎+中条健)が全巻揃いであるのを発見。実に定価\390以下のはすべて\170というたいへんアバウトな値付けだったため、これは!と重たい荷物を抱えて帰ることに。この漫画、つまりは大山倍達の束縛から逃れたいとあがき、だが何度逃げようとも最後は恐ろしい父の元に戻っていく梶原一騎の物語としても読むことができる(というか、そうとしか読めない)。ダーク大山倍達とも言うべき大東徹源がおもしろすぎるのだが、中でも最高なのはこれ。 何者なのだ大東徹源。で、『カラテ地獄変』の隣を見たら、『新・麻雀伝説 風の雀吾』(みやぞえ郁雄+志村裕次)が上下巻揃いであるじゃないか! 以前下巻だけまんだらけで拾って、そのままになっていたものがついに揃った。知らない人のために説明すると、これは世界三大麻雀漫画のひとつとしてつ

    世界三大麻雀漫画 - 映画評論家緊張日記
    soylent_green
    soylent_green 2008/05/27
    そんなマンガあったなあ。読んでて頭おかしくなるかと思った。もちろんいい意味で