IoT(モノのインターネット)市場が拡大する中で、エッジ側の機器制御で重要な役割を果たすことが期待されているリアルタイムOS(RTOS)について解説する本連載。第44回は、MCUとDSPのデュアルモードに対応した先進的RTOS「RTXC Quadros」について紹介する。
inside 産業界・企業を取り巻くニュースの深層を掘り下げて独自取材。『週刊ダイヤモンド』の機動力を活かした的確でホットな情報が満載。 バックナンバー一覧 LED(発光ダイオード)照明の市場が活況を呈している。1996年に白色LEDが登場して以来、省エネで長寿命として開発が加速。特にこの3年、白熱灯に代わるダウンライトなどが企業や家庭に急速に浸透してきた。 矢野経済研究所によると、世界の照明用白色LED市場は、2008年の402億円から13年には10倍の4130億円になると予測。老舗の照明器具メーカーやベンチャーの参入が相次いでいる。 ところが、そのLED照明は、まだ蛍光灯の性能に達していない。エネルギーに対する明るさの効率を示す発光効率は、最高峰の「Hf型」蛍光灯で1ワット当たり約100ルーメン。一方、LED照明は約80ルーメンと低い。確かに、LEDチップ自体は150ルーメンに達してい
有機ELやLEDを利用した照明を集めた初めての展示会「次世代照明技術展 ライティングジャパン」(東京ビッグサイト、4月17日まで)では、魚を集めるための集魚灯から、変わった形の街灯まで、LEDを活用したさまざまなライトが展示されている。 夜間に船釣りする際に魚を集めるためのLED集魚灯を、照明専門企業・イネックス(長崎県)が参考出展していた。メタルハライドを利用した従来の集魚灯よりはるかに低消費電力という。 LEDの光をより遠くまで届けるため、レンズを利用した「全方向配光ユニット」を開発。数本のLEDを利用して360度照らせるようにした。放熱用アルミ素材を利用したヒートシンクで、熱に弱いLEDを保護している。
4月から改正が行われた「省エネ法」(エネルギーの使用の合理化に関する法律)などにより、企業などでは環境への配慮が一層求められている。平塚市に本社を構える神農流通株式会社(四之宮・小瀬村尚志社長)では、環境に適応したLED(発光ダイオード)照明の普及を進めている。 LED照明は消費電力や発熱が従来の照明器具よりも少なく、CO2排出量も約半分に抑えることが出来、さらに寿命自体が長いというメリットもある次世代の製品。 CO2削減を目指す「チーム・マイナス6%」にも加盟する同社は、元々LPガスの流通などを行っている。「クリーンエネルギーや地球温暖化などの問題に関わる企業だからこそ環境への意識は高かった」と話すのは同社LED照明の推進企画を行っている井上浩一さん。 同社では今年に入ってからLED照明販売のセクションを立ち上げ、無料シミュレーションなどの相談にも対応を始めた。取り扱っているのは蛍
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「展示品の90%以上がLED照明といえる。これまでの照明関連の展示会と様変わりしており,非常に驚いた」(米University of California,Santa Barbara校 Professorの中村修二氏)─。さながら“LEDフェア”の様相を呈していた「ライティング・フェア 2009」(2009年3月3~6日)。多くの業界関係者にとって,LED照明が当たり前となる時代の到来を感じる場となった。 大手の照明器具メーカーは,あらゆる場面でLED照明の適用を狙う。例えば,パナソニック電工は「主照明としてLEDが使えるようになってきた」として 2009年4月以降に新製品340品番を投入し,業界最多の750品番を展開する。2012年にLED照明の売上高300億円を目指し,2008年の3倍以上に引き上げる計画だ。 東芝ライテックもLED照明の新製品として,40W,60Wの白熱灯を代替可能な
東京ビッグサイトで「SECURITY SHOW 2009」(関連記事)と同時開催された、次世代照明の展示会「ライティング・フェア 2009」「LED Next Stage」では、次世代の照明がついに到来したという感触を得た(会期は3月3日~6日まで)。 会場では併催中の「リテールテックJAPAN2009」(流通業者向け展示会)、「JAPAN SHOP2009」(店舗設備・設計の展示会)とともに“統合展示会 街づくり・流通ルネサンス”と銘打たれたこともあり、特に店舗設備を意識した照明が多く見受けられた。 白熱電球も地アナも2011年まで 最近市販が開始された電球型LEDは、白熱電灯の口金に取り付けられるのが特徴だ。既存の照明設備にそのまま利用できる上、すでに普及している「電球型蛍光灯」をさらに超える省エネ性を持つ。 経産省が温暖化防止対策の一環として「白熱電球の廃止(2011年)」を打ち出し
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