【ソウル聯合ニュース】韓国のアシアナ航空と大韓航空が円安による収益悪化を理由に一部日本路線の運航を中止する。 航空業界によると、21日からアシアナ航空が釜山−大阪線(1日2往復)の運航を中止する。既に国土交通部から運航中止を承認されたという。 アシアナ航空の関係者は「日本路線は全般的に収益が減少している。路線の再編過程で運航中止を決めた」と話している。 一方、大韓航空は来月30日から仁川−静岡線(週3往復)の運航を中止する。同社関係者は「完全に運航をやめるわけではない。今後、需要が回復すれば再開する」と説明する。 両社は昨年、円安による日本人観光客の減少や韓国人の放射能に対する懸念、韓日関係の悪化などで一部路線の運航を中止したり減便したりしている。 大韓航空は昨年3月に仁川−長崎線の運航を中止。10月からは岡山、新潟、小松線の運航回数を減らした。アシアナ航空も仁川発の仙台線、静岡