理化学研究所の寺尾知可史チームリーダーらは3000人以上の日本人のゲノム(全遺伝情報)データを解析し、日本人の祖先には大きく3つの系統が関わっているとの研究成果をまとめた。日本人の祖先は縄文人と弥生人の大きく2系統としてきた定説の修正につながる可能性がある。研究チームは、東京大学や理研が運営する日本人の遺伝情報のデータベース「バイオバンク・ジャパン」を使って、北海道から沖縄までの全国7地域から
私たち日本人は、縄文人の子孫が大陸から来た渡来人と混血することで生まれた。現代人のゲノム(全遺伝情報)を解析したところ、47都道府県で縄文人由来と渡来人由来のゲノム比率が異なることがわかった。弥生時代に起こった混血の痕跡は今も残っているようだ。東京大学の大橋順教授らは、ヤフーが2020年まで実施していた遺伝子検査サービスに集まったデータのうち、許諾の得られたものを解析した。1都道府県あたり50
ベネッセホールディングス(HD)は10日、MBO(経営陣が参加する買収)を実施し、上場廃止すると発表した。非公開にして構造改革を進めなければならないほど主力の進研ゼミの不振が続いていた。苦戦の背景には少子化だけでなく、共働き世帯の増加という家庭を取り巻く環境の変化がある。進研ゼミは1969年のサービス開始以来、マンガが入ったダイレクトメールや付録など、特徴のある会員獲得策や教材で支持を集めてき
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