Bookに関するssuguruのブックマーク (275)

  • 人はなぜレイプするのか

    レイプについて、進化生物学から答えている。 挑発的なタイトルや表紙とは裏腹に、まじめに、科学的に解き明かす。そして、オブラートにも修辞学的にも包んでいない、ある種の人びとの逆鱗を掻きむしるような結論に達する。さらに、こんなを出せば大騒ぎになることを織り込んで、ある種の人たちの「主張」のいちいちに反証をあげている。 まず結論から。なぜ男はレイプし、女は苦痛を感じるのか?その理由は、養育の投資量に男女差があるからだという。 つまりこうだ。女は妊娠、出産、授乳に多大な時間とエネルギーを費やさなければならない。だから男選びも慎重になる。レイプは父親を選べず、子育てを困難にするため、女に大きな苦痛をあたえることになる。いっぽう男は養育投資が少ないことから、繁殖のため、多数の相手に関心を向けることになる。そんな男のセクシュアリティの進化が、レイプの究極要因だという。要するに男は色を好み、女は選り好み

    人はなぜレイプするのか
    ssuguru
    ssuguru 2009/06/15
    「ある種の人びと」は激怒するであろうけど、自分は冷静に受容したという構造が嫌やわー。印象論のみではなく、反応の具体例があると違うと思うのだけど/仮想敵が社会学のみである場合にも俺は同様に感じるかな?
  • ポール・クルーグマン『危機突破の経済学』 

    いただきました。ありがとうございます。 クルーグマンが日の政策当局に「謝罪」とか、インタゲを放棄したとか嘘もいいかげんにしろ、と思っていたたんですが、もうそろそろこれで決着でしょう。しかしなんでそういう嘘をついてまでインタゲやクルーグマンをはじめとする日の政策の失敗を指摘する面々への誹謗中傷が、ブログどころではなく、書籍ベースや新聞などでも展開されるのか? 当にこの日的な風土は奇奇怪怪といっていいでしょうね。英語が読めないとか聞き取れないとか、いろいろあるにせよ。 さて題です。書は解説の若田部昌澄さんの言葉にもあるように小冊子ながら「80分間世界経済一周」の旅を約束してくれるすぐれものである。しかも他のではあまり論じられていない、アメリカの「基軸通貨」議論や、日の東アジアの共通通貨圏構想なども検討していて、その過程でのクルーグマンがまだまだ考えをいろいろ思案しているその

    ssuguru
    ssuguru 2009/06/09
    めっちゃハリ・セルダンだ。そして本の定価が1000円。
  • [書評]あなたの人生の物語(テッド・チャン): 極東ブログ

    「あなたの人生の物語」(参照)は、中国系二世の米国人SF作家テッド・チャンの短編集で、ネイチャー誌に掲載されたショートショートを含め、8編の作品が収録されている。どれも米国のSFコンテストの賞を得ている佳作ぞろいである。 寡作の作家らしく、実質書以外の著作はないようだ。もしかして日で編集された選集ではないかと疑い、英書探すと「Stories of Your Life and Others(Ted Chiang)」(参照)があり、邦訳はそれに準じたのものようだ。 私は書を、その評価もテッド・チャンという作家についても何も知らないで読んだ。勧められたわけでもなかった。とある書店でたまたま偶然に出合った。魅惑的な書名に惹かれたわけでもなかった。その経験はうまく言い難い。読後は、ネットでよく言われる「お前は俺か」という感慨を持った。私と似たようなへんてこな思索課題に取り憑かれ、似たように展開

    ssuguru
    ssuguru 2009/06/03
    普段SFを読まないはてな民は一番後ろの「顔の美醜について」から読むと楽しいかも。顔の美醜とその失認処置「カリー」について「これなんてはてブ?」という調子で頁が進みます。
  • Amazon.co.jp: 神々の沈黙: 意識の誕生と文明の興亡: ジュリアンジェインズ (著), Jaynes,Julian (原名), 裕之,柴田 (翻訳): 本

    Amazon.co.jp: 神々の沈黙: 意識の誕生と文明の興亡: ジュリアンジェインズ (著), Jaynes,Julian (原名), 裕之,柴田 (翻訳): 本
    ssuguru
    ssuguru 2009/05/15
  • <前田慶次道中日記>戦国の「かぶきもの」の著書 大河ドラマ、歴女ブームで大人気(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

    <前田慶次道中日記>戦国の「かぶきもの」の著書 大河ドラマ、歴女ブームで大人気 5月13日18時27分配信 毎日新聞 戦国武将・前田慶次が著した「前田慶次道中日記」の復刻版(山形県米沢市立図書館刊)が、NHK大河ドラマ「天地人」の放送開始に合わせた1月の増刷分1500部が完売し、同図書館に問い合わせが殺到、5月に増刷される人気となっている。直江兼続の親友とされ、「かぶきもの」としてマンガやゲームにも登場する慶次は、歴史好きの女性の人気も高まっているという。 前田慶次(慶次郎、利益)は、戦国末期に活躍した武将で、織豊時代に前田家に仕えるが、同家を出奔し、京都で浪人した。その後、上杉景勝に仕え、関ケ原の合戦時には、出羽(現山形県)を中心に、徳川家康方に属する最上氏らとの「最上合戦(長谷堂城の戦い)」などで兼続とともに戦功を上げたとされる。浪人時代に多数の文人と交流し、故・隆慶一郎さんの小説

    ssuguru
    ssuguru 2009/05/14
    これは読んでみたい。
  • 更新終了したコンテンツ「新任人事・労務担当者に勧めるこの10冊」

    ※このページの内容は、平成12年10月以降更新しておりません。 内容が古くなっておりますがご諒承ください。 人事労務管理は「変革期」にあると言われています。多くの企業、あるいは団体も官庁も、よりよい人事労務管理をどのように実現したらいいのか、真剣に悩んでいます。しかし、実際、何をどう変革したらいいのでしょう? 世の中には、「こうすればよいのだ」という調子で書いてあるもあります。しかし、事情は時と場合によって大いに異なりますから、その手のは参考にはなっても、それを鵜呑みにしていては、およそうまくはいかないでしょう。また、世間には、賢しげな顔をして「私が代わりに考えましょう」と言って寄ってくる「コンサルタント」がたくさんいます。もちろん彼らの知識は役に立ちます。しかし、他人任せですむことなら、誰がこれほどまでに悩むことがあるでしょう?しかも、も人も、役に立たないどころか害になるもの

  • セックスと科学のイケない関係 - 情報考学 Passion For The Future

    ・セックスと科学のイケない関係 気鋭の女性科学ジャーナリストによる性科学の最先端レポート。読み応えあり。 テクノロジーで人間のセックスを探究する真面目な科学者達の話だが、実験観察の現場を想像すると可笑しくなる。 「"ドライ・ペニス・スキャン"では、被験者はベッドにうつぶせになり、別途に開いた穴から人工ヴァギナにペニスを挿入します。"ヴァギナ"は(人体に無害な)澱粉のゲルでできています」。 他にも登場する科学者は、セックスしている男女をMRI装置に入れて性器の状態を調べるとか、膣にペニス型カメラを挿入する。形状の異なる男性器と女性器を使い「男性器の亀頭の張り出しは自分の精液を放出する前にライバルの精液を掻き出すためにある」ことを証明する。男性被験者の禁欲的協力で精子は5日ごとに"在庫一掃"が望ましい(1週間で劣化する。毎日では薄くなる)ことがわかったり。 だがそうした苦労の甲斐あってさまざま

    ssuguru
    ssuguru 2009/05/12
  • 梶ピエールの備忘録。 - 優等生だったはずなのに・・

    満州事変から日中戦争へ―シリーズ日近現代史〈5〉 (岩波新書) 作者: 加藤陽子出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2007/06/20メディア: 新書購入: 3人 クリック: 66回この商品を含むブログ (49件) を見る 岩波新書は新赤版になってから重量級の作品が増えたような気がするが、この1冊も新書とはとても思えない内容のヘビーさ。というか新書で紙幅が限られているので余分な説明がそぎ落とされているせいか、僕なんかは3回最初から読み直してようやくだいたいの内容が頭に入った始末。このような格的な啓蒙書と、20分間くらいで読めてしまいそうなカジュアルと同じ「新書」というカテゴリーでくくってしまってよいのだろうか、というのはひとまずおいとくとして・・ 書の特色をあえて言うなら、「条約と国際法」の解釈をめぐるすれ違い、という観点から1930年代前後の日中関係の複雑さおよび戦争にいたる

    ssuguru
    ssuguru 2009/05/07
    日本の権益をより明確で強固な形にする余地はあったのだろうか。
  • 「生活者の論理」という視点 - 企業法務戦士の雑感

    結局、さしたる成果もあげられないまま、このGWの5連休を終えようとしているのであるが、そんな中、唯一読んだが↓である。 雇用はなぜ壊れたのか―会社の論理vs.労働者の論理 (ちくま新書) 作者: 大内伸哉出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2009/04メディア: 新書購入: 6人 クリック: 91回この商品を含むブログ (23件) を見る 大内教授と言えば、近年、労働法研究者としての枠を超えた“やわらかい”著作を数多く世に送り出していることで知られており、何でもかんでも規制緩和の方向に持っていこうとする経済学者的言説とも、その対極に位置する“古典的労働法学者”的言説とも一線を画したバランスの良さには元々定評のある先生である。 そして、書においても、その才は如何なく発揮されているように思われる。 たとえば、ワーク・ライフ・バランスに関する 「ワーク・ライフ・バランスにせよ、少子化対策

    ssuguru
    ssuguru 2009/05/06
    労働法。
  • 不況で変化!女子が愛する“アイス事情”(東京ウォーカー) - Yahoo!ニュース

    不況で変化!女子が愛する“アイス事情” 東京ウォーカー5月 1日(金) 12時12分配信 / エンターテインメント - エンタメ総合 帰宅後、入浴後、休みの日など、ちょっとした時間にべたいアイスクリーム。不安定な社会で外を抑える傾向が強まるなか、“手軽にごほうび気分”が味わえるアイスクリームの消費がのびてきている。しかし、消費者の“傾向”も昨年から変化してきているという。5/9の「アイスの日」に向けて社団法人 日アイスクリーム協会が行った意識調査では、女性のアイス事情が変化、“出費をおさえつつたくさんべたい”という傾向が強まっていることが分かった。 他の写真も見る: ピノの新商品は濃厚チョコレート!「ピノ なめらかミルクチョコ」(126円) まずはアイスをべる頻度が増加傾向に。こちらは「月に2、3回」と答えた人がもっとも多く37.2%だが、「週1回以上」と答えた人が、前年より

    ssuguru
    ssuguru 2009/05/01
    出典 民明書房刊「かき氷屋三代記-我永遠に氷をアイス-」
  • 婚活とか愚考してみる: 極東ブログ

    テレビを買い換えてからなんとなくテレビを見る機会が増え、この春からは朝ドラの「つばさ」も見ている。「ちゅらさん」以来のことではないかな。そのついでのように、NHK金曜ドラマ「コンカツ・リカツ」(参照)も見ている。おもしろいかというとドラマとしてはそれほどおもしろくはないし、これはどちらかというと現代世相解説番組のなかに入れたスキットを拡張したようなものだろう。れいによって桜井幸子という人を知らないのだが、ウィキペディアを見たら35歳とあった。ドラマの39歳の設定より若く見えるのはなるほどね。ちなみに、松坂慶子は56歳だが設定では62歳。国生さゆりは39歳の設定だが実年齢は42歳か。へぇみたいな感じ。 解説サイトには書いてないが、このドラマ、原案がパラサイでお馴染みの山田昌弘先生と、「「婚活」時代」(参照)で共著者だった白河桃子、というか、このがようするに原案ということなのだろう。 趣旨は

    ssuguru
    ssuguru 2009/04/15
    「「婚活」時代」はミスマッチの拡大についての部分が面白かった。他方、対策については具体策も指針も記憶に残ってない。本文中の例にもそういう話あったっけという感。今のところ「婚活」は積極性を奨励するだけ?
  • 竜兵会の本は、予想を超える素晴らしさ - 死んだ目でダブルピース

    唐突ながら、明石家さんまの偉大さについて書いておきたい。 70年代の終わりにバラエティ番組「ヤングおー!おー!」で人気者となった明石家さんまは、1979年から1980年にかけて巻き起こった漫才ブームの勢いに乗って、東京に進出した。 さんまの漫談は、ネタとフリートークの境があいまいで、ネタそのものよりも、素のキャラクターが視聴者を惹きつけた。 当初さんまは、今でいうアンタッチャブル山崎のような「子分キャラ」を売りにしていた。ある時はビートたけしに対して、ある時はタモリに対して、「一生付いていきまっせ」と媚びを売りまくった。 当時の視聴者は、現実と地続きになっているノンフィクションの笑いに飛びついた。80年代は、それまでの「作り物の笑い」が否定され始めた時代であり、芸人はリアルな等身大の自分をさらけ出さなければ生きてゆけなくなっていた。練りこんだネタではなく、当意即妙の話芸で笑いを取ることを

    竜兵会の本は、予想を超える素晴らしさ - 死んだ目でダブルピース
    ssuguru
    ssuguru 2009/04/14
    お笑い芸人の内輪グループ(なにか呼び名はあるのでしょうか)を特集した本を出すという発想に一本とられた。芸人が内幕を見せる、ネタにするのもここまできたかと思ったのだけど、先行本はあるのかな。
  • [徳力] 「多様な意見」はなぜ正しいのか (スコット・ペイジ)

    「多様な意見」はなぜ正しいのか は、いわゆる群衆の叡智の可能性について考察しているです。 先日の「未来を洞察する」同様、「群衆の叡智サミット」の主催者の岡田さんが紹介されていたので、購入して読んでいたのですが、読書メモを書けてなかったので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。 「みんなの意見は案外正しい」で注目されていたような、多様な集団による可能性について、非常に詳細に分析をされています。 特に「一様な集団はたった一人の人を含んでいるのと変わらないのである」という点を論理的に分析しているくだりは、なかなか考えさせられます。 「ウィキノミクス」や、「クラウドソーシング」など、群衆の叡智的なアプローチを模索している方には、ヒントになる点がいろいろとあるだと思います。 【読書メモ】 ■問題解決において、多様性は強力な要素である・ いつでも能力に勝るわけではないが、予想よりはるかに多くの場

    [徳力] 「多様な意見」はなぜ正しいのか (スコット・ペイジ)
    ssuguru
    ssuguru 2009/04/02
    群集の叡智。俺も読書メモつけよ。
  • Amazon.co.jp: H. ミンツバーグ経営論: ヘンリー・ミンツバーグ (著), DIAMONDハーバード・ビジネスレビュー編集部 (編集): 本

    Amazon.co.jp: H. ミンツバーグ経営論: ヘンリー・ミンツバーグ (著), DIAMONDハーバード・ビジネスレビュー編集部 (編集): 本
    ssuguru
    ssuguru 2009/03/15
  • Amazon.co.jp: 「R25」のつくりかた: 藤井大輔: 本

    Amazon.co.jp: 「R25」のつくりかた: 藤井大輔: 本
    ssuguru
    ssuguru 2009/03/05
  • Amazon.co.jp ノンデザイナーズ・デザインブック

    Amazon.co.jp ノンデザイナーズ・デザインブック
    ssuguru
    ssuguru 2009/03/03
  • いまだにイノベーションとか期待しちゃってる大企業を尻目に確実な道を歩むための3冊+1冊

    有名な組織研究者の一人であるスタンフォード大学のジェームス・マーチはこんなことを言っている。「『新しいアイデアだ』と言うのは、『私は無知だ』と言うようなものだし、『これまでにないような効果がある』と言うのは、『私は思い上がっている』と言っているようなものだ」。 (“「ブレークスルー」と言われるアイディアや研究に気をつける”、『事実に基づいた経営―なぜ「当たり前」ができないのか? 』63ページより) ***** 最近は「疑似科学」なんて言葉が普通に使われるようになって、アヤシイ科学はたちまち追いやられてしまう良い環境になっているわけですが、未だに胡散臭い議論が大手を振って歩いている分野があります。それは「経営」。書店の経営書コーナーに行けば、どーでもいい事やてきとーな事を書いたがそれこそ山のようにありますし、新聞や雑誌でもて囃された「経営のカリスマ」が会見で頭を下げる、なんて光景も珍しくあ

    ssuguru
    ssuguru 2009/02/20
    図書館にあれば。
  • パスワード認証

    インサイター insight : the ability to understand and realize what people or situations are really like

    パスワード認証
    ssuguru
    ssuguru 2009/02/18
    R25を創刊したのは相当鋭い人らしい。
  • Amazon.co.jp: となりの車線はなぜスイスイ進むのか?――交通の科学: トムヴァンダービルト (著), 酒井泰介 (翻訳): 本

    Amazon.co.jp: となりの車線はなぜスイスイ進むのか?――交通の科学: トムヴァンダービルト (著), 酒井泰介 (翻訳): 本
    ssuguru
    ssuguru 2009/02/08
  • 「やればできる」わけはない~『学力とは何か』 諏訪哲二著(評:成松 哲):日経ビジネスオンライン

    ここ数年、世間は、悪い意味での「学力」ブームだ。 昨年9月、橋下徹大阪府知事が、全国“学力”テストの成績開示を渋る市町村教育委員会を「クソ」呼ばわりしたことは記憶に新しい。一昨年には、OECDが実施する世界規模の“学力”調査「PISA」での日の成績が落ち続けていることがメディアを賑わせた。曰く「子どもの“学力”が低下している!」と。 では、書のタイトルではないが、学力とはなんなのだろう。一般的に学力は知識量だと思われがちだ。テストの点数が高い人が学力が高いと見られる。だが、教育問題研究会「プロ教師の会」の一員にして、教育系大学院の客員教授である諏訪曰く、これは「余りにノーテンキ」な学力観、いや、人間理解なのだそうだ。 知識偏重の学力観の持ち主は、子どもは自発的に学ぶものだから、知識さえ与えればよいと考える。将来の目標があれば学ぶものだとも思っている。 しかし、人間は生まれた瞬間から「学

    「やればできる」わけはない~『学力とは何か』 諏訪哲二著(評:成松 哲):日経ビジネスオンライン
    ssuguru
    ssuguru 2009/02/06
    「見えない学力」とは言っても長期的には統計調査によって見うるものなんだろうけど、それについて本には掲載されているのだろうか。