Java Communitiy Processは17日(現地時間)、JSR 170として標準化が進められているJava Content Repository(JCR)のバージョン1.0を公開した。JSRはコンテンツ管理のためのインタフェース標準で、Javaプログラムにおいてファイルやデータなどのコンテンツを管理するための機能を提供する。 JCRにおいては、コンテンツの管理はリポジトリ単位で行われる。リポジトリには複数のワークスペースが含まれ、各ワークスペースはノードとプロパティによってツリー構造を構成する。プロパティとはノードの属性のことで、コンテンツはこのプロパティとしてリポジトリ内に保持されることになる。 JCRによって提供される機能は主にこのワークスペースに対するアクセス方法であり、その内容はレベル1とレベル2に分類される。 レベル1では以下の機能が提供される。 ノード/プロパティの