通常のファイルシステムで利用されている「ファイル名」「所有者」「最終更新日時」などの属性以外にも、カスタム属性を自由に定義することが可能です。これにより、ユーザ組織ごとの要件に対応する、独自の文書の型を定義できます。 文書の型を定義するという機能そのものはECM製品にとってはありふれた機能ですが、Alfrescoの場合はカスタム属性のセットを「アスペクト」として特定の文書型とは独立した形で別途定義し、後から動的に各文書へ割り当てることもできます。またWordやExcelといったOffice系の文書に埋め込まれた「会社名」「キーワード」などの属性情報を自動抽出して、Alfresco内で管理しているカスタム属性の値へとマッピングする機能も用意しています。 アクセス管理はECMの基盤となる重要な機能です。多くのECM製品で、単純なRead権限とWrite権限に留まらない複雑な権限設定モデルがサポ