LURHQによれば、「Cryzip」は実行されるとPCのCドライブにあるファイルをZIP化してパスワードをかけ、「取り戻したければ300ドル払え」と要求する。 コンピュータのHDD内にあるファイルをZIP化してパスワードをかけてしまい、取り戻したければ“身代金”を払えと要求するトロイの木馬がまた出現したとして、セキュリティ企業のLURHQが情報を公開した。 この手のマルウェアは昨年5月にWebsenseが報告した「PGPcoder」に次ぐもので、LURHQによれば過去3番目になるという。今回発見された「Cryzip」は、実行されるとPCのCドライブを検索し、特定の拡張子が付いたファイルをZIP化してパスワードをかけ、「Erased by Zippo! GO OUT!!!」というテキストに置き換えてしまう。 身代金を要求するメッセージは、「AUTO_ZIP_REPORT.TXT」というディレ