たまに「今期の収益はこのぐらいまで立てるぞ!」みたいな努力目標をやたら高いところに掲げる人たちと出会う。一目見て「それはいきなりは無理だろう」と思う。まあそれは現場を見ている人たちとうえで目標を立てる人たちの現状認識の差でしかないのだろうが、双方の溝を埋めるどころか溝を深めて下はげっそり上は手は打ったとご満悦という状況に良くなる。当然、だめだろうそれはと思うわけだが、その時点で話してしまうといろんな問題が起きるので何も言わない。 当然困る。目標を定めてそれに向かっていく途中で、目標が達成できなさそうだ、ヤバい、という困り方ならまだいい。問題なのは、業務に取り掛かる初手から「どうせ達成はできねえだろ」みたいな萎えオーラが充満するあたり。どうにかしようという意欲が最初から感じられない。 もちろんうまくいかない。場合によっては現場がひっそり大幅な下方修正をした現実的な目標を水面下で掲げなおし