米Microsoftは7月2日、天体観測ソフトウェア「WorldWide Telescope(WWT)」のソースコードをMIT Licenseで公開した。今後.NET Foundationの下で独立したプロジェクトとして開発を行っていくという。 WorldWide Telescopeは、2007年にMicrosoft Research傘下のプロジェクトとしてスタートしたバーチャル望遠鏡ソフトウェア。.NETで実装されており、大学や研究機関の協力を得て開発した。統一された天体画像とデータ環境を提供、研究開発や教育などの目的で利用できるという。 Microsoftは1月、同ソフトウェアのコードをオープンソースにする計画を発表しており、今回のソードコード開発は計画に沿ったものとなる。これまでも無料で公開されてきたが、オープンソースにすることで学術をはじめとしたさまざまなプロジェクトでの利用や拡張