アラブ男児たるもの寛容であるべし 昔の日本映画やアニメを見ていると、理想とすべき「日本男児」がよく登場します。 寡黙でどっしりとしており、情に厚く、女に興味がない。 自分の仕事に誇りを持っており、邪魔されたりバカにされることを何よりも嫌う。 家族や部下を愛するが愛情表現は不器用。子どもや部下が粗相をすると烈火のごとく怒る。怖い。 巨人の星の星一徹とか、鉄道員(ぽっぽや)の佐藤乙松とか典型的な姿と言えるでしょうか。 このような「理想の男像」は日本人に限ったことではなく、世界の国・民族で「男たるものこうあるべし」という理想像が受け継がれてきました。 今回は「アラブ民族の理想の男像」をまとめていきたいと思います。 1. 遊牧民のアラブこそ純潔 Photo by Nickfraser 「アラブ」という言葉は「アラブ民族」全体を定義する言葉ですが、 厳密に言うと「アラブ」は2種類に分類されるそうです