タグ

ブックマーク / chikirin.hatenablog.com (55)

  • もう一回、バブル崩壊が見られるかも! - Chikirinの日記

    最近、関東圏、特に東京のマンション価格が大変なことになってます。 最新号の東洋経済を読んでたら、不動産経済研究所調べとして 「2018年 1月から 6月の東京 23区の新築マンション平均価格が 7059万円」と書いてあってビビりました。 成約価格ではなく売り出し価格だとは思いますが、「平均で」7000万円超?? 週刊東洋経済 2018年9/22号 [雑誌] (買って良い街 悪い街)posted with amazlet at 18.09.20 東洋経済新報社 (2018-09-18) Amazon.co.jpで詳細を見る 「 23区? 港区の平均じゃなくて??」と疑い調べてみたら、港区の新築マンションなんて億ションだらけ。 しかも 1億じゃなく 3億、 4億の部屋も珍しくなかったので、港区だけなら 7000万どころか「平均で」億に近いのかもしれません。 それにしても・・・「平均」 7000

    もう一回、バブル崩壊が見られるかも! - Chikirinの日記
    stranger2ex
    stranger2ex 2021/06/27
    “バブルによって自家用だと買えない値段がやってくる。すると、不動産を買うのは値上がり狙いの投機家だけになる。 銀行がお金を貸し続ける限り、実需がないのに価格が上がっていく。不動産バブルの本質”
  • 大事なものはコストで決めない。 - Chikirinの日記

    居住用不動産について「購入か、賃貸か」という比較や論争をよく見ますが、その大半が「お金の比較」であることにいつも違和感を覚えます。 「自分の住む家って、大事じゃないの?」と思うからです。 基、人間は大事なものを経済的比較で選んだりしないんですよね。「経済的な比較で決めるものは、大事じゃないモノ」だけなんです。 例えば、結婚相手を選ぶ時に「こいつと結婚したら、一生で費用がいくらかかるか」とか「この人なら 5億は稼いでくれるわ」とか考えないですよね。 誰かと友達になる時も同じです。 職業を選ぶ時だって「医者になれば一生で○○億円かせげるから僕は医学部に行く」とマジで言う高校生はいないでしょう。 つきあう相手とか友達、職業など、人生において一定以上重要なことについて、人は「経済的理由についても考慮はするけれど、そんなことを決め手にすることはない」んです。 だから、自分が住む家についても、それが

    大事なものはコストで決めない。 - Chikirinの日記
    stranger2ex
    stranger2ex 2021/06/27
    “不動産だって本当は「3軒買って初めてわかる」のかもしれません。”
  • 価値は “消費市場” にあり - Chikirinの日記

    先日おとずれた有楽町の家電量販店。 最上階には腕時計、ブランドバッグ、スーツケースや旅行用品などが売られており、中国からの観光客で賑わっていました。 そこで店員さんに「日製のスーツケースはないの?」と尋ねる中国旅行客を見かけました。 「これは? あれは?」と気に入ったスーツケースを指さして質問するのですが、 店員さんはタグを確認しながら、「これは中国製ですね」、「こちらはタイの製品で・・」と返答。どれも日製ではありません。 「日製のスーツケースが欲しいんだけど」と困った顔をするお客さん。 「日で作られてるスーツケースはほとんど無くて・・・」と困った顔をする店員さん。 おもわず『 マーケット感覚を身につけよう! 』と叫びたくなってしまいました。 雑貨屋さんでも商品をイチイチ裏返して“ Made in China”ではないと確認しながらお土産モノを買う中国旅行客の姿は珍しくないし、

    価値は “消費市場” にあり - Chikirinの日記
    stranger2ex
    stranger2ex 2016/08/05
    大事なのは工場の立地でない.消費市場の成熟
  • 普通の門とピンクの門 - Chikirinの日記

    生まれて物心ついた後、“ある時点”までは、何の差もつけられず、まったく同じように扱ってもらえます。 男であっても女であっても、実力さえあれば、実力通りの扱いを受けます。 結果だけに応じて、与えられるもの、得られるもの、進むべきコースが決められ、「男だからこっち」「女の子はこっち」とは言われません。 ところが、とある時点でその世界はいきなり終わりを迎えます。 そして言われるのです。目の前に見える大きな門をくぐって進めるのは、男子だけだ、と。 えっ!? そうなの? じゃあ、女子はどうすればいいの? とびっくりしてると、 横の方にある、少し小さめの、ピンクに塗られたファンシーな門を指さされて言われます。 「大丈夫。安心して。女の子にはあっちの道があるから」と。 ★★★ ちょっと釈然としない思いでピンクの門の方に進むと、その先には、今までとは全く違う世界が広がっています。 今までは男子も女子もいた

    普通の門とピンクの門 - Chikirinの日記
  • 身近な生活でプライシングの練習を! - Chikirinの日記

    テレビと録画機を買い換えようとネットであれこれ調べ、機種をほぼ決めして家電量販店に見に行ったら・・・ ネットとの価格差が予想以上に大きくて愕然とし、買えずに帰ってきてしまいました。 ちょっとした差ならリアル店舗で買いたいと思ってたのですが、テレビが 3.5万円差(ネットで 7万円、実店舗で 10万円強)、録画機が 6万円差(ネット 13万円、実店舗 19万円!)だったんです。合計すると 10万円近い差。 そこまでの差とは思ってなかったので、 えー! と思わず日和ってしまったのですが、じゃあすぐに「ネットで買おっ!」となるかと言えば、そうでもありません。 ネットで買うのと、実店舗で買うのには次のような違いがあるからです。 1)ネット最安値の店はカード使用不可(振り込み、代引きなど) 2)引き渡しは玄関先(玄関からリビングなど設置場所までは購入者が運ぶ。もしくは別途依頼をし、追加料金を払う)

    身近な生活でプライシングの練習を! - Chikirinの日記
  • 何度も一緒に旅行できるということ - Chikirinの日記

    1週間、一緒に旅行できるパートナーって、すごい貴重だと思うんですよね。 1週間、一緒に旅行した直後に、「また来年も一緒に旅行したい!」と“両方が”思える人って、家族だろうと友達だろうとなかなか見つからないんじゃないでしょうか。 というのも、旅行って時間価値と金銭価値という、ものすごく貴重なふたつのリソースが制限された環境での、「時間&お金配分ゲーム」だからです。 たとえばパリに 1週間、旅行するとします。パリにいられる期間は 1週間しかありません。ひとりは美術館に行きたい、もうひとりはお買い物に行きたいとします。 いつも住んでる街なら、お互いに「じゃあ今週は美術館に行こう! んで、来週は買い物につきあってね!」みたいなことが可能です。譲り合って、順番にお互いの趣味につきあえばいいでしょ。 だけど、旅行期間は有限です。そんなに何回も来られるわけじゃない。長くても 1週間とか 10日です。ひと

    何度も一緒に旅行できるということ - Chikirinの日記
    stranger2ex
    stranger2ex 2015/04/09
    “1週間、一緒に旅行できるパートナーって、すごい貴重だと思うんですよね。 1週間、一緒に旅行した直後に、「また来年も一緒に旅行したい!」と“両方が”思える人って、家族だろうと友達だろうとなかなか見つからな
  • 「イクメン」どころの騒ぎじゃない時代が来ます - Chikirinの日記

    日経新聞を読んでいると、企業が海外シフトを加速する様子が手に取るようにわかります。 それに伴い、10年後に結婚する世代(今の高校生か大学生あたり)からは、結婚や働き方のスタイルも大きく変わるでしょう。 日の消費市場は急速に縮小するため、今後も企業は仕事、そして雇用をどんどん海外に移します。 前に 「あなたの孫はインドか中国で生まれます」 で書いたように、今よりずっと多くの日人が、しかも長期間、海外で働くことになるでしょう。 大企業の製造業では主な市場は否応なく海外市場になるし、飲や小売りチェーンもアジア展開を加速しています。 またその内容も変わります。 今まで海外赴任の行き先は西欧先進国が中心でした。 しかし今後は、中国、インド、ベトナムやインドネシア、その他のアジア諸国が主な赴任地となります。商社など資源系の業務が多いB2B企業では、中東、南米、ウイグルや極東ロシアへの赴任も増える

    「イクメン」どころの騒ぎじゃない時代が来ます - Chikirinの日記
  • 分業と非分業 - Chikirinの日記

    社会には、「どんどん分業が進むもの」と「どんどん非分業が進むもの」があります。 一般的にビジネスの現場では、どんどん分業が進んでいます。 昔は全部ひとつの会社で作っていたのに、今は液晶はA社、バッテリはB社、プラスティック成形はC社と、全部違うメーカーが作ります。 ひとつの工場の中でも、組み立てる人、塗装する人、検品する人、等に分離され、開発は日、組み立ては台湾という国際的な分業も多くなっています。 事務職も同じで、昔は総務部が人事も総務も法務も全部担当していたのに、今は人事部、総務部、法務部に分かれ、人事部の中がさらに、採用だけやる人、給与計算だけやる人、労組対策を専門にやる人、と分離してきています。 どんどん分業、ずんずん分業、という感じです。 ところが反対に“家庭”では非分業化が進行しています。 昔は、“家事と育児だけする人=”、“稼ぐだけの人=夫”、“勉強だけの人=子供”、“留

    分業と非分業 - Chikirinの日記
    stranger2ex
    stranger2ex 2015/04/09
    “効率を追求するとおもしろくなくなります。分業による高効率は楽しくないのです。”
  • 第6話 グローバル人材の意味、わかってる? - Chikirinの日記

    <これまでのあらすじ> 第1話 ウォールストリートから八日市へ 第2話 価値を伝える 第3話 「市場の選択」という幸運 第4話 「買うと決める」と「買う」の分離 第5話 「パジャマを生地で選ぶ」という新しい市場 ラブリー社でいろんなパジャマを見せてもらい、話を聞いていると、「ここのパジャマは、まだいくらでも売れる!」って思えました。 「日製の手作り」で「圧倒的に気持ちのいい自然素材で作られてる一万円のパジャマ」を欲しがる中国人プチ富裕層はゴマンといそうだし、「この手触りなら欧米でもハイエンド商品として売れるかも!?」とか考えていたら、 「実は国内でもいろんなところから引き合いがあるんです。でも、人手と場所が足りなくて・・・」と北川社長。 たしかに高級スパや一流ホテル向け、デパートでの販売も含め、国内でもまだまだ売れそう。足りないのは需要ではなく、供給能力だったんですね。特に大変なのは人手

    第6話 グローバル人材の意味、わかってる? - Chikirinの日記
    stranger2ex
    stranger2ex 2015/04/09
    下手な総合職よりも一角の技能員のほうが「グローバル」に通用する人材ということ
  • すれ違う前提 (医療編) - Chikirinの日記

    ずっと前に、ある高名な医師の方が退任記念講義をされた時の話を雑誌で読みました。 その方は集まった教え子達(大半はベテランの医師、研究者)に向かって、「これまでの自分の誤診率は約14%だった」と話されたのです。*1 会場からはどよめきが起こりました。その後、この話は外部にも伝わり一般の人達もまた、衝撃を受けました。 けれど最初の会場でのどよめきと、一般の人の衝撃は異なるものでした。 会場にいた医師達はその誤診率の“低さ”に驚いていたのに対し、一般の人達はその分野で一流といわれた高名な医師の誤診率の“高さ”に驚いたのです。 この話からは、両者が持っている前提が大きく異なっていることがわかります。今日は、医療分野の専門家と一般人のもつ前提の違いについて書いてみます。 ★★★ 体が不調で病院に行き、様々な検査をしたのに原因がわからなかった時、「高い金を払って検査したのに無駄金を使った。藪医者だ」的

    すれ違う前提 (医療編) - Chikirinの日記
  • 医療って何なのか、ちょっとは知っておきましょう - Chikirinの日記

    ホテルのプールサイド@クアラルンプールで読んだおもしろかったのでご紹介。 2011年にでたで、私が買った昨年の段階で既にベストセラーになっていました。長い間“積ん読く”になってたのですが、今回ようやく読み終えました。 大往生したけりゃ医療とかかわるな (幻冬舎新書)posted with amazlet at 14.02.17中村 仁一 幻冬舎 売り上げランキング: 1,635 Amazon.co.jpで詳細を見る 著者の中村仁一氏は 1940年生まれ、京大医学部卒で、現在は老人ホームの付属診療所の所長です。 のタイトル『大往生したけりゃ医療とかかわるな』を文字通り受け取ると、現代医療への不信を煽るにも思えますが、内容的には、サブタイトルである 「自然死」のすすめ の方が正確です。 病院好き、薬好き、予防や“早期発見”大好きの日人に、医療を過信するな、命と健康に関する決定権を他

    医療って何なのか、ちょっとは知っておきましょう - Chikirinの日記
  • 10年以上のローンはだめです - Chikirinの日記

    住宅金融支援機構や銀行が「返済期間 50年」の住宅ローンを始めたというニュース。あきれてぶっとびます。 50年も終わらないローンを組んで、 何かを買うのは、 明らかに「分不相応」ってもんですよ。 25歳で家を買ってローンを組んでも 50年ローンだと完済は 75歳。男性なら平均寿命ぎりぎり。てか、死ぬ直前まで稼ぐのは無理でしょ。 一度もリストラされないまま年収が上がっていき、退職金もたっぷり出て、子供も無事に独立し、家族の誰も大きな病気にもならず、 かつ、親が(自分が 60歳くらいの時に介護費用も使わずに)すんなり亡くなり、ある程度の貯金やら不動産を残してくれて、ようやくぎりぎり払えるかも、 みたいな「捕らぬ狸を 5匹くらい当てにした」計画は無謀すぎます。 しかも地震や火災、地域の治安の変化などで、不動産価値が大きく下がる可能性もあるし、なんらかの理由で引っ越しを余儀なくされる可能性もありま

    10年以上のローンはだめです - Chikirinの日記
    stranger2ex
    stranger2ex 2014/06/28
    十年超えるとリボ払いよりマズイ.可能な範囲内で,買える範囲の物件を.
  • シンギュラリティ ・ 技術的特異点 (まじ?) - Chikirinの日記

    A I ( Artificial Intelligence ) =人工知能に関するシリーズエントリも最終回です。 <シリーズエントリ一覧> 第一回  A I (人工知能) <冬の時代を超えて> 第二回  A I 開発 <新しい主役の登場> 第三回  A I のある生活 <イメージ編> 第四回  A I は怖い? 第五回  ビッグデータと A I 第六回  シンギュラリティ ・ 技術的特異点 (まじ?) 今日取り上げるのは「シンギュラリティ」 ( Singularity 、日語では “技術的特異点” )という言葉、 米国の数学者(& SF 作家)であるヴァーナー・ヴィンジ氏が 20年ほど前から提唱してる未来思想で、「これからコンピュータが加速度的に進化し、機械はいずれ人間以上の知能と、人間と同様の“意識”まで持つようになる」ってこと、もしくはその時点のこと、だそうです。 なんで「技術的特異

    シンギュラリティ ・ 技術的特異点 (まじ?) - Chikirinの日記
    stranger2ex
    stranger2ex 2014/05/23
    この手の本はキンドルじゃ読めない.“3000円以上もすることに怖気づき、図書館で中身を確認。そしたら「なんとか私でも読めそう?」って感じで思い切ってキンドルで購入。なのにその後、まったく読み進めてません。
  • A I のある生活 <イメージ編> - Chikirinの日記

    夏に予定している「第三回 Social book reading with CHIKIRIN 」(日程はまだ決めてません)のための、A I シリーズエントリです。 第一回: A I (人工知能) <冬の時代を超えて> 第二回: A I 開発 <新しい主役の登場> 三回目の今日は、具体的な活用事例を見ることで、「A I の存在する未来の生活」について想像を膨らませてみましょう。 今、指向されている(夢見られている)A I の時代とは、 コンピュータは今後、急速に進化し、やがて人間に匹敵する、あるいはそれを凌ぐような知的能力を持つようになる。いずれ人間はコンピュータに『ああしろ、こうしろ』と命令するだけで、あとはコンピュータがまるで召使かロボットのように人間の面倒をみてくれる 世界です。(括弧内は人工知能を研究するジョン・マッカーシー氏の言葉として掲載されている部分の引用) たとえば、自動車に

    A I のある生活 <イメージ編> - Chikirinの日記
    stranger2ex
    stranger2ex 2014/05/23
    AI便利すぎてヤバイ.仕事取られるという発想だとね.まぁ,その分だけ余暇が増えるからいいよね.戦争についての言及は初めて見た見解だった.秀逸だと思う.共通プロトコルがあればね.
  • Logic, Market and Art - Chikirinの日記

    “色の三原色”というのがありますよね。たとえば、光の三原色は赤と青と緑で、すべての色はこの3つの色の組み合わせ(混ぜ合わせ比率)により作り出されます。 それと同様、最近ちきりんは「世の中のすべてのものは、この3要素の組み合わせで決まってるんだな」と思い始めました。 人もモノもコンセプトも、この3つの要素がどれくらいずつ含まれているかで、表現できそう。 たとえば極端な場合、「俺はロジック100%!」という人もいれば、「あいつってアート100だよな」という人や「マーケット100%な野郎」も存在します。 もちろん大半の人は、3つの要素の混じり合ったところにいて、そこには無数のバリエーションがありえます。 気の合う人、合わない人というのは、この比率のバランスが大きく異なるのでしょう。また反対に、自分と比率の違う人と話すと、新しい発見があって楽しいし、すごく勉強になります。 感覚的にわかると思うけど

    Logic, Market and Art - Chikirinの日記
  • 企業は国家を超えた仕組みとなる。あたしもマジで、そー思う。 - Chikirinの日記

    このおもしろかった。 アップルやグーグルのみならず、マクドナルドからエクソン、モンサントまで、国境を超えて世界を「俺様の世界」に変えていく巨大グローバル企業の実態について書かれたです。 企業が「帝国化」する アップル、マクドナルド、エクソン~新しい統治者たちの素顔 (アスキー新書)posted with amazlet at 14.04.19松井博 アスキー・メディアワークス 売り上げランキング: 19,402 Amazon.co.jpで詳細を見る→ キンドル版は 610円 働く人への示唆という意味では、ちきりんが以前に書いたこちらのエントリ → 「新)4つの労働者階級」とまったく同じことが書いてあります。 というか、ちきりんは「今から世の中はこうなりますよ」と書いてるのだけど、このの中では「いや、もうそうなってますよ。これ見てください」と、実例が掲載されています。 取り上げられて

    企業は国家を超えた仕組みとなる。あたしもマジで、そー思う。 - Chikirinの日記
    stranger2ex
    stranger2ex 2014/05/22
    た,民は国なり..?
  • A I (人工知能)<冬の時代を超えて> - Chikirinの日記

    A I (Artificial Intelligence ) =人工知能についてのを読んだら、いろいろ学ぶことが多かったので何度かに分けて紹介します。まずは「 A I には冬の時代があった」というお話。 クラウドからAIへ アップル、グーグル、フェイスブックの次なる主戦場 (朝日新書)posted with amazlet at 14.04.11小林雅一 朝日新聞出版 (2013-07-12) 売り上げランキング: 12,515 Amazon.co.jpで詳細を見る 「人間のように見たり、聞いたり、話したり、考えたりするコンピュータ(もしくはマシン)を実現するための技術が A I 」なのですが、その研究が始まったのは 1950 年代でした。60年前ですね。 とってもワクワクするテーマだし、コンピュータ技術もどんどん進歩しているのだから、60年前から今まで、人々の関心も順調に(右肩上がりで

    A I (人工知能)<冬の時代を超えて> - Chikirinの日記
    stranger2ex
    stranger2ex 2014/05/22
    “成果を上げつつあるアプローチは、以前のように「知識と論理を教えて考えさせる」のではなく、「大量のデータを基に、統計的に推論させる」”知識と論理の集積よりも,データと経験の集積で正しさへ至る..
  • ビッグデータと A I - Chikirinの日記

    A I ( Artificial Intelligence ) =人工知能に関するシリーズエントリの 5回目です。 第一回: A I (人工知能) <冬の時代を超えて> 第二回: A I 開発 <新しい主役の登場> 第三回: A I のある生活 <イメージ編> 第四回: A I は怖い? 昨年あたりから大ブームの「ビッグデータ」 ちょっと前までデータマイニングと呼ばれてたものと同じなのか、違うとしたら何が違うのかもわかってない私ですが、今回のを読んで、ビッグデータと A I の関係がうっすら理解できました。 企業がいろんなデータを集め始めたのは、もうずいぶん前のことです。Suicaなど交通系電子マネーは誰がいつどこからどこに移動したかすべて記録してるし、コンビニの POSデータは誰が(性別とだいたいの年齢)いつどこで何を買ったかをすべて記録してる。 特にコンビニ POSのデータは Sui

    ビッグデータと A I - Chikirinの日記
    stranger2ex
    stranger2ex 2014/05/22
    まぁ,完全に自律したAIなんて夢と空想,あるいはコンセプトに過ぎず,AIを補完する中の人がいるってのが世の常ではないかな.ただ最近の攻勢をみてるとすぐにでも自我を得そうなんて思えてくるよね.歴史的に何度目
  • この国は“無駄”で食っている - Chikirinの日記

    “格差”を絵で表現すると下記のようになります。 左側の水色さんは丸々太ってメタボ気味だし、コートも来ているし、両手に貯金も持っている。 一方、右側の黄緑さんは皮下脂肪の蓄えもないし、コートもなければ貯金もありません。 恵まれている人は二重三重のセーフティネットに守られているんです。正社員で、病欠も認められ、貯金もあり、助けてくれる家族もいる。 けれど寒空に凍える人は雇用も不安定で貯金もなく、親族もみな同じような状態だから頼る人もいない。 こういう二種類の人がいる世の中が、大不況に陥りました。寒風が吹き、仕事もなくなった。 でも水色さんには大きな痛みはありません。 ぬくぬくしたコートを着ているし、べ物もある。ボーナスは減ったけど、まだ貯金もあります。 一方、不況は黄緑さんには死活問題です。寝るところ、べるもの、生きる意味、すべてが危機にさらされる・・。 さて、ある社会に 100人の人がい

    この国は“無駄”で食っている - Chikirinの日記
    stranger2ex
    stranger2ex 2014/05/22
    “底辺の人を救いたいと思うなら、覚悟が必要なのは善意溢れる水色の人達です。少なくとも両方の手に持つその貯蓄袋の一つくらいは、手放す必要があるでしょう。持ち家か、子供の大学進学か、安定した老後か、そのう
  • 2014-01-01

    あけましておめでとうございます。 今年もちきりんブログをよろしくお願いいたします! お正月なのでお年玉の話。 子供にとってお年玉ってのは、もらってすぐに使えば毎月のお小遣いでは決して買えないモノが手に入る “使い甲斐の非常に大きな額” です。 ところが親の勧めに沿って “とりあえず貯金” してしまうと、大人になった後、「お年玉で何を買ったか」全く記憶に残りません。 この理由は、お金の価値の上昇スピードと、人の稼ぐ能力の上昇スピードの違いにあります。 小学校の時に 5000円もらったとしましょう。 小学生にとって 5000円は、自力ではとても手に入れられない大きな額です。 欲しくて欲しくてたまらなかった(でも親には買ってもらえなかった)何かを買っておけば、「やったー!!! うれしい!!!」という強い記憶が残るでしょう。 ところが数年が過ぎて高校生になると、貯金していた 5000円は最早そこ

    2014-01-01
    stranger2ex
    stranger2ex 2014/05/22
    あー,インフレ的なハナシかな.うん,お金は良い使い方をしよう.