委員会で、関係者がLRT整備効果の検討状況などについて話し合った=宇都宮市のライトキューブ宇都宮で2023年11月27日、面川美栄撮影 宇都宮市と栃木県芳賀町でつくる次世代型路面電車(LRT)の効果などについて検証する「芳賀・宇都宮基幹公共交通検討委員会」(委員長・森本章倫早大教授)が27日、宇都宮市で開かれ、8月の開業後に沿線で車の交通量が減少し、市内で路線バスの利用者が増加していることを示す調査結果が報告された。自動車からLRTへの乗り換えや、接続するバスの利用が一定数あったとみられ、今後も継続して調査や分析を進めていく。【面川美栄】 委員会には有識者や行政関係者ら委員22人が出席し、各構成機関が調査結果を報告した。両市町や宇都宮大でつくる「宇都宮市東部地域渋滞対策協議会」がLRTの通る「鬼怒通り」で調べたところ、今年9月の平日木曜の午前7時からの12時間の交通量は1万5604台で、開