2022年度当初予算案が衆院本会議で可決後、腕でタッチをする国民民主党の玉木雄一郎代表(左)と岸田文雄首相=国会内で2022年2月22日、竹内幹撮影 国民民主党が2022年度当初予算に賛成したことで、立憲民主党との関係が悪化した。夏の参院選を前に、連合が模索していた両党の選挙協力が、各地で不調に終わっている。 北海道選挙区(改選数3)では立憲が1月に現職の徳永エリ氏を公認。立憲道連は現新2人を擁立する自民に対抗するため、2人目として新人の元衆院議員、石川知裕氏を推薦候補に決め、国民民主との相互推薦を視野に連合北海道などと協議を重ねていた。立憲、国民民主の両党道連が「相乗り」に傾いた時期もあった。 しかし、国民民主は党本部が「相乗り」に応じず、4月13日に新人の臼木秀剛氏を擁立すると発表。連合北海道関係者は「一番嫌な展開だ」と顔をしかめた。その後、立憲は石川氏を推薦から公認に切り替えたが、連
