ソフトウェア開発プロジェクトに限ったことではないかもしれないけれど、一見正しいようで不適切なことを求められることがある。疑似科学じゃないけれども、似非プロジェクト科学としていろいろ考えてみている。もちろん、単なる政治の問題なのかもしれないけれども。というわけで今回はスケジュールゲームの話。 前回の記事はこちら 似非プロジェクト科学(1) - 勘と経験と読経 スケジュールの夢の時間 よくある話だけれども、プロジェクトの状況を表すガントチャート上のちょっとした遅れや変化に対して過剰反応する人がいる。記載された通りに物事が進んでいないことを「おかしい」と誤解してしまうのだ。これが行過ぎるとプロジェクトの計画が「よげんのしょ」に祭り上げられ、よげん通りに物事を進めることを目標とするカルト集団が誕生してしまう。 実際は作業に着手する余裕があるのに、着手しない 実際は余裕があるので着手しているのに、報