By Herman Pijpers 世界中で毎年10万人以上が毒ヘビにかまれて命を落としていると推定されていますが、アフリカではヘビの毒に有効な血清のストックが2016年内に尽きてしまう、という危機に直面しています。 Africa braced for snakebite crisis : Nature News & Comment http://www.nature.com/news/africa-braced-for-snakebite-crisis-1.18357 サハラ以南の西アフリカにはブラックマンバなどの、極めて強い毒性を持つヘビが生息しています。国境なき医師団の調査によると、中央アフリカ共和国と南スーダンでは概算で毎年3万人が毒ヘビにかまれて死亡しており、少なくとも毎年8000人が手足の切断を経験しているとのこと。 アフリカ以外でも、インドなどに生息する猛毒のカーペットバイパ