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ブックマーク / finalvent.cocolog-nifty.com (52)

  • 一番大切なものが欠落していた戦後70年談話: 極東ブログ

    予定通り、昨日の14日、安倍晋三首相は戦後70年の談話を発表した(参照)。私も定刻にNHKを付けてみたら、おじゃる丸がやっていていた。首相の代わりにおじゃる丸とは、ああ、日も平和になったものだな、と思った。が、気がついたが、NHKといってもいつも私が見ているそのチャネルだけではなかった。 同時刻ツイッターを覗くと他局でもCMを挟んでやっていたらしい。なかには、センター試験の論述問題よろしくキーワードのチェック項目も掲載していたところがあったようだ。ご冗談でしょう? 戦後70年談話について、安倍首相を攻撃できる部分があるかとワクテカして聞いている人たちもいたようだった。しかし、突発事態でもなければそんなネタが出るはずもないのは、すでに有識者会議「日の役割を構想するための有識者懇談会」の報告書(参照)が出ていて、首相談話もこれに逸脱することがないことからもわかるはずだ。というか、この報告書

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    surumeno13 2015/08/16
    未だ戦後ではない部分
  • 「戦争を知らない子供たち」という曲があったけど………: 極東ブログ

    ツイッターを眺めていて、おやっ?と思うツイートを見かけた。なんというのか、隔世の感というのか、時代は変わるなあと思ったのである。まあ、僕もけっこう年を取ったなということでもある。ちょっとそんな感慨を書いてみたい。 該当のツイートなのだが、そのままベタに引用してもよいのだけど、発言者に特に思い入れはないし、ましてバッシングの意図はさらさらないので、そうした不用意な誤解を避けるという意味で、該当のツイートの内容だけを引用したい。そういう主旨なので引用先のリンクもあえて外しておきますよ。 さて、このツイート、どう思われるだろうか。 「戦争を知らない子供たち」という曲があったけど…戦争を知らずに育つとこういう政治家になるのかと安倍首相やその取巻き政治家を見て思う。戦争を知らなくても想像力があれば…と思っていたところにSEALDsを始めとする若者達が出てきた。想像力に創造力を持った新しい世代に期待す

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    surumeno13 2015/07/31
    「当時、「戦争を経験したことのない若者・子供には戦争の悲惨さはわからないから、平和など理解できまい」という大人がいたということである。そうした大人への反発としう意味合いもこの歌にはある。」
  • 川崎市中1男子生徒殺害事件について: 極東ブログ

    しばらくブログを書かないでいた。ツイッターにはほとんど毎日出没しているし、その時折の思いなどはそこで呟いている。それで十分ならブログを書くことをはないんじゃないかとも思ったりもした。率直なところ、このブログは特に読まれる意味のあるブログということでもないだろうし、私は炎上ワザが使えるほどの魔法使いでもない。ただ、この間ずっと奇妙に心にひっかかることがあった。川崎市中1男子生徒殺害事件である。これは、ブログに書くべきなのではないかと思った。そう思って、もう数日が経つのだけど。 いったい何が心にひっかかっているのだろうか。 そこがまずもどかしく、うまく言葉にならない。 まずこれはどういう事件なのか。 今年の2月20日、神奈川県川崎市川崎区港町の多摩川河川敷で、その近所に住む中学1年生(13歳)が殺害された。それがこの事件である。一週間後に、少年の知り合いの18歳の少年3人が殺人容疑で逮捕された

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    surumeno13 2015/04/30
    自分には直接関係のない出来事でも自分や他人を責める気持ちをネットはどんどん強めてしまうような気がする。
  • 「墓が捨てられる」時代: 極東ブログ

    先週のクローズアップ現代「墓が捨てられる」(参照)が興味深かった。文字どおり、墓が捨てられていく現代日の状況を描いていた。墓が誰の所有かわからなくなれば、捨てるしかない。 目につくのは、捨てられる膨大な墓石である。番組冒頭では、淡路島に不法投棄された1500トンもの墓石の山が映し出された。 その投棄される墓石には合わせていなかったが、少なからぬ遺骨もまた捨てられているように思えた。 墓石自体は岩石なので砕けば道路工事用の砂利として再利用できる。その費用は1トン5000円から1万円ということで、コストの都合から淡路島に不当投機されたらしい。 映像を見ながら、行政で罰則規定と墓石再利用に補助金を付ければ、なんとかなるだろうなと私はぼんやり見ていた。しかし、ゴミ投棄やゴミの再利用のような話ではないなとも思っていた。墓そのものを維持することが難しくなった現代が背景にあり、そこに問題の根もある。

    「墓が捨てられる」時代: 極東ブログ
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    surumeno13 2014/10/15
    現代日本では「仕事」「学校」「家族」以外に共同性が築きづらく、その3つのくくりも以前より結び付きが弱まった。帰属することへの拒否感がこの墓問題とつながっているように思う。
  • [書評]あそびあい(新田章): 極東ブログ

    ネットで話題になっていたので読んでみた。『あそびあい(新田章)』(参照)アマゾンで見たら売り切れていたので、アニメイトなら売っているんじゃないかと行って主婦風の店員に聞いたらまるで知らない。検索も大変そうだった。こんなマンガですよとケータイで表紙を示した。 こんなマンガ……いきなり高校二年生がバックでセックスしまくるマンガですよ……とは言わなかった。が、ロリっぽい少女がスカート広げている表紙をかざすおっさんである自分はちょっと気まずい。結局、キンドルで買った。最初からそうすべきだった。 物語は単純と言えばごく単純な恋愛物語である。ある障害があって二人の恋はなかなか進展しない。そこにいろいろ他の登場人物もまじって恋愛の悩みが繰り広げられる。読者はその恋の行方にハラハラとする。それだけである。源氏物語から「めぞん一刻」とか、まあよくある恋愛物語という感じだ。この物語で彼らの恋を阻んでいるのは、

    [書評]あそびあい(新田章): 極東ブログ
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    surumeno13 2014/08/26
    ちょこちょこ伏線が張られていて、どうオチがつくか楽しみ。
  • 困ったちゃんの壁: 極東ブログ

    昨日のエントリーを書いた後、ぼんやりと、図書館に来る困った人のことを思っていた。 これから暑くなる日々、図書館に行くと、涼を求める行儀の悪い老人をたくさん見るようになるので、いつからかそういうところには近づかなくなった。(もちろん、老人の熱中症対策として図書館が利用されることには賛成ですよ。) 「行儀が悪い」というのは主観かもしれないけど、ソファー席を二つぶんどって裸足で半あぐらかいている中高年男性というのとか、ちょっと見るに耐えないというか、見るとこちらの精神にダメージが大きい。 図書館のテーブルのあるところにバーっと新聞広げて見ている老人もよくいる。目が悪いのかもしれないなとは思う。が、その横にカバンのようなものをどかんと置いている人もいる。あれはさすがに人迷惑だと主観的に思うが、私はもう特に何も言わない。 目の前で、図書館所蔵のをびりびりと破いている人がいても、もう特に何も言わない

    困ったちゃんの壁: 極東ブログ
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    surumeno13 2014/06/20
    ちょっとしたモノを置くと席取り、って習慣はいつごろからあるんだろう。/図書館のマナー違反は本当にアレだわ…
  • 栃木小1女児殺害事件、現時点の雑感: 極東ブログ

    栃木小1女児殺害事件の容疑者が逮捕され、自白もしているということで、全体としては彼が真犯人であるという風潮で報道が進んでいるように思える。これに対して、いや彼は真犯人ではないという論調は自分の見ている範囲では見かけないし、私としてもそうした印象はもっていない。 だが、この逮捕にまつわる情報について、なんとも言いがたい違和感を感じている。気に留めずに過ごしていってもいいのかもしれないが、やはりそういうことを一人の市民の視点から留めておくこともブログの役割かもしれないと、少し自分を励まして書いてみる。 事件は、2005年12月に栃木県今市市(現日光市)の、当時7歳の女児が下校中に行方不明となり、茨城県常陸大宮市の山林で刺殺体となって発見された事件である。 このブログも10年以上に経過しているが、事件発生当時も気がかりで、しかし状況が皆目わからないまま、とりあえず関連してスクールバスについて言及

  • 公立図書館開架の『アンネの日記』や関連図書の破損が発見されたというニュースの関連で: 極東ブログ

    東京都内の公立図書館開架に置かれている『アンネの日記』や関連図書の多数でページを破られていたことが発見された奇っ怪な事件は、海外にも大きく報道された。 英語圏のニュースは特に意識しないでも見ているので、その範囲でもいろいろ見かけた。が、大半はBBC記事「Anne Frank's Diary vandalised in Japan libraries」(参照)のように抑制的に書かれていた。 特にこのBBC報道でが適切に思えたのは、欧米などでよく見られる反ユダヤ主義(anti-Semitism)が基的に現実にその社会に存在するユダヤ人を排除する意図、さらには、民族浄化の文脈で語られるものなのに、日にはそうした背景が存在しないことを指摘している点だった。 For many Japanese the book forms the basis of their knowledge about t

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    surumeno13 2014/02/26
    「隠れ家」を見に行った日本人が批判的な言葉がかけられたエピソードをなんかで見たな。
  • 2014年東京都知事選、雑感: 極東ブログ

    都知事選が終わった。ツイッターのほうでは早々に書いていたが、開票の8時とともに舛添さんの当確となるだろうと思っていた。その通りにはなった、という意味では、予想は当たった。が、その他、予想していた部分からは見えなかったことが数点あった。 今回の都知事選で一番興味深いことは、津田大介さんがメインに運営しているポリタスの運営だった。マスメディアからは見えづらい、各層の意見が可視になっていた。かく言う私も寄稿の依頼があり、寄稿した。「現実的な投票か、示威的な投票か ポリタス 「東京都知事選2014」を考える」(参照)である。 率直に言って、寄稿依頼があったときは驚いた。私の意見は、世間に水を差すことが多い。メディアからは嫌われる。またそういう水を差すキャラとしてネットで人気を得たいわけでもない。基ブログの転載はお断りしてきた。が、今回は私の「水を差す」意見も並べておくとよいのではないかと思ったの

    2014年東京都知事選、雑感: 極東ブログ
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    surumeno13 2014/02/10
    選挙結果から見えてくる新保守化の流れ。
  • [書評]魔法びんでゆでるだけ おいしい豆のおかず(牛尾理恵): 極東ブログ

    豆を事に取り入れたいと日頃から思っている。理由は、というと、たんぱく質摂取にできるだけ肉は避けたいなあという心情もあるが、豆は上手に料理するとおいしいからというのもある。 若い頃、一時期マクロバイオティックスをやっていて、その豆料理などもよく作った。そこでひよこ豆(ガルバンゾー )の使い方も覚えた。 で、問題は、というか、問題でもないけど、豆の下ごしらえに手間がかかることだ。豆にもいろいろあるが、たいていは乾物なので、長時間かけて水で戻して、しかも長時間煮る。手がかかる。 話がいきなりずっこけるが、近年、豆をべるのに手のかからない方法も増えた。缶詰やパックなどで茹で済みの豆が購入しやすくなったことだ。あと、冷凍品。なかでもグリンピースの冷凍品がけっこうおいしい。カッテージパイを作るとき、ポテトだけだと重たいなあと常々思っていたが、以前英国人仕込みのをべたら、どっさりグリンピースが付

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    surumeno13 2013/10/09
    豆はしっかりと満足感があるのですきです。古くからの調理法はちゃんと意味があるので、そこから外れた調理法は気をつけた方がいいですね。
  • 朝食を抜くと痩せるかとかなんだかんだ: 極東ブログ

    今週の日版ニューズウィークに「要注意!証拠なき朝信仰のワナ」という面白い記事があった。面白いというのは、その邦題の内容とは、実は、それほど関係ない。つまり、朝を取るべきか抜くべきかという話題として読めば、それほど面白くはない。というか、僕にはさほど関心ないのこと。 とはいいつつ、多少その記事の冒頭に関連していうと、そもそも「朝を取るべきか抜くべきか」は何に対してなのかというと、暗黙に「健康のため」が想定されている。が、その「健康」がやや曖昧である。もうちょっとざっくばらんに言うと、痩せようとして太った人が朝を抜くのは、痩せることを介して健康が意味されるのか、痩せるとは直接の関係なしに健康が意味されその結果痩せることもある、みたいな話なのか。うへえ。それはさておき。 面白かったのは、医学研究の扱い方である。記事にもあるように、「朝を取るべきか抜くべきか」という研究の大半は、健康の

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    surumeno13 2013/10/05
    研究・統計活動に及ぼす思惑とか先入観などの影響などなど。日本の「食育」もそのへんどうなんだろうなぁ。
  • そういえば、ラジオ体操というのがあったな: 極東ブログ

    筋トレや有酸素運動のついでにストレッチもしている。だが、ストレッチが身体によいのか確信が持てないでいる。 先日、クランチがよくないという話を書いた。書いてからやっぱり書かないほうがよかったかと悔やんだ。ストレッチもしないほうがよいという話題が欧米にあるが、これも書かないほうがよいかもしれない。どうだろうか。私が知らないだけで、日でもすでに常識化しているのだろうか。ちなみにサッカーをしてた学生に聞いたら、ストレッチではなく、「ブラジル体操」してたとのこと。 少し触れておくと、2002年に「英国医学誌」に掲載された研究に「運動前後のストレッチがもたらす筋肉痛とケガのリスクへの影響」(参照)があり、結論は引用先を見てもわかるように、筋肉痛の軽減にもならないし、ケガの予防にもならない、ということだった。その後の研究もある(参照)。複数の研究からも概ね否定的(参照・参照PDF)。 ストレッチはしな

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    surumeno13 2013/10/05
    ストレッチのデメリット、静的ストレッチと動的ストレッチ。
  • 40歳過ぎのランニングで寿命が延びそう: 極東ブログ

    ツイッターのタイムラインを見ていたら、「40歳過ぎたらランニングは勧められない」という話題があった。なんだろうとリンク先を追うと、日経ビジネス・オンラインの対談記事「40歳過ぎのランニングは「元気の浪費」」(参照)があった。対談に含まれる各種の健康についての話題の一つに、その「40歳過ぎたらランニングは勧められない」という見出しがあり、面白そうな話題もあった。以下、「岡」とあるのは岡裕医師である。 ――例えば、健康のためにランニングをしているビジネスパーソンが今とても多いのですが、岡先生はランニングは危険だと言われています。 岡:基的にそれもリテラシーの問題だと思うんですが、自然界で自ら好き好んで走る動物は人間以外いないんです。それは、走るということが有害だからです。 もちろん敵から逃げるとか、獲物を追う時は走りますが、あくまで短時間です。2時間も走っている動物はいない。 ある程

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    surumeno13 2013/09/17
    「つまり、適度なランニングに延命効果があるが、度を超すとそうはいかない。」
  • [書評]一流選手の動きはなぜ美しいのか からだの動きを科学する (小田伸午): 極東ブログ

    ところで2020年のオリンピック開催が東京に決まった。すでになんども書いてきたがオリンピックには関心がないものの、東京には来ないだろうとは思っていたので驚いた。欧米諸国からは遠いし、チェルノブイリ原発事故のように福一原発事故を理解している欧米諸国でもあるからだ。 しかし、決まってみると、そういえば、オリンピックって中国が大量に金メダルを獲得するし(当然中国人がたくさんやってくる)、韓国も日より多くの金メダルを取るのだから(当然韓国人がたくさんやってくる)、中韓がそろって東京オリンピックに取り組むというのも、この地域の緊張緩和にはよいこという想定もあったのでは、と思えてくる。 オリンピックには経済効果はないとも言われているし(とりわけ騒ぐような話題でもない常識として)、しかも2020年の東京オリンピックは湾岸でのエコノミーな大会になるので、1964年の東京オリンピックとはわけが違う。それで

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    surumeno13 2013/09/12
    「1964年の東京オリンピックをリアルに見てきた自分としては、あれは、東京に残る戦前・戦中の軍都の施設や占領軍施設(参照)を撤去する口実にもなっていたなと思う。」
  • 腹筋トレーニングでなぜシットアップとクランチがいけないのか: 極東ブログ

    Ooops! 前回の記事で、腹筋のトレーニングでシットアップとクランチはもう標準的じゃないよっていう余談をつい書いてしまったら、なぜだよ、仄めかさないで教えろよ、みたいな声が、あった。でも、あえて書くまでもないじゃん。そんな情報、あちこち落ちているじゃん。ネーバーまとめとかにもあるんじゃないの。 うーむ。どうかな。ちょっと書いておきますね。腹筋トレーニングでなぜシットアップとクランチがいけないのか。それと、どうすりゃいいのか。 そうはいっても、僕みたいな、筋トレ初心者が書いてもなんなので、2009年のNewsWeekにあった関連の話題を簡単に紹介するってことで、ここはひとつ。オリジナルは"Stop Doing Sit-Ups: Why Crunches Don't Work"(参照)。以下、意図は汲みつつも適当な話に作り直しているので、正確にはどうなんだよというのが気になったら、英語のほう

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    surumeno13 2013/09/12
    ふーむ。。「残念。クランチみたいな腹筋運動って体幹を鍛えるのに最善の運動ではない。それどころか、背骨とか腰を痛めるかも。」
  • 極東ブログ10周年: 極東ブログ

    この「極東ブログ」というのを書き始めて、10年が経った。ちょうど10年になったのは、一昨日、8月15日のことで、その日に合わせて10周年の感想でも書こうかとも思ったが、なにかうんざりした思いがして見合わせた。言うまでもないが、8月15日はいわゆる終戦の日で、このブログも10年前、その日を意識して始めたものだった。 今はどうかというと、終戦の日とされている8月15日にはもうなんの関心もない。まったく関心がないわけではなく、しいていうと、うんざりしている。そこに至る経緯はこのブログでも書いてきた。もう少しわかりやすい形で自著『考える生き方』にも書いた。それでもう十分だと思う。それ以上に僕がとやかく言っても伝わらない部分は伝わらない。もしかすると100年後ぐらいには、もっとまともな日になってそのころの日人の認識も変わり、終戦記念日が来のあるべき日に移ればいいのではないかとも夢想する。別にそ

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    surumeno13 2013/08/23
    淡々としているようで、ときどきなまなましく生を感じるところがすきです。これからもたのしみにしています。
  • 松江市教育委員会による「はだしのゲン」学校図書室閉架問題について: 極東ブログ

    松江市教育委員会による「はだしのゲン」学校図書室閉架問題について、あまり関心を持っていなかったのだが、ツイッターで話題になっていたのでよく見かけた。それを見つつ疑問に思うことも多かったので、事態の経緯と論点を少しブログにまとめてみた。 報道の経緯 初出の報道がどこからであるかは明確には追求できなかった。ネットで調べた範囲では、毎日新聞の「2013年08月16日19時22分」の記事が内容の点で比較的古く、かつ比較的に詳しいので、ことの概要を知る点から参考にしたい。記事中の「ことが分かった」という表現からわかるように、最新ニュースとして報じられていた。「はだしのゲン:松江市教委、貸し出し禁止要請「描写過激」(参照)より。 漫画家の故中沢啓治さんが自らの被爆体験を基に描いた漫画「はだしのゲン」について、「描写が過激だ」として松江市教委が昨年12月、市内の全小中学校に教師の許可なく自由に閲覧できな

  • [書評]きっとすべてがうまくいく 甘詰留太短編集(甘詰留太): 極東ブログ

    2ちゃんねるのまとめサイトに先日、それほど面白いネタではないけど、ちょっと気になるネタがあった。「お前らのテンションがすげぇ上がりそうな画像見つけたwwww」(参照)である。該当画像を見れば、ネタの趣旨はわかる。 40歳男の空しさというのは、55歳の私にしてみると、もう遠く過ぎ去ったことではある。正確に言うと自分がそういう気分になったのは40歳ではない。35歳くらいころのこと。その手の話やその後のことは自著『考える生き方』(参照)に書いたのでブログには書かない。ついでだけど「俺は少子化に加担していた」ということもないこともそのに書いた。 なんであれ、この漫画の男に、かつての「お前は俺か」感はあった。絵の雰囲気から察するに、まだ物語は始まっていない印象がある。ではこの男の物語はどういう展開になるのだろうか。気になった。 が、いかんせん、何の漫画かわからない。掲載されていたサイトにも情報はな

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    surumeno13 2013/07/24
    おもわずよんでしまった。男の人の無力感を描くのが上手い。
  • [書評」老けない筋トレ(山本ケイイチ)ほか筋トレ関連の本: 極東ブログ

    筋トレを再開して1か月。以前もなんどかやっては挫折している。たいていは病気や発作とかで中断してしまうとなかなか再開できずにいる、というのがある。今回もどこまで続くやら。でも、猛暑の前に体力作っておこうと思ったら、もう猛暑ですよ。もうもう。 今回の筋トレ再開でいろいろわかったことがある。というか、以前は一定の筋力が維持できればいいやと思っていたし、そのレベルでは順調だったこともあるのだけど、今回はもうちょっと組織的に取り組んでみた。先日、『ライフ・プラン: どんな男性でも健康を維持し、セックスを楽しみ、強くしまった体が持てる』(参照)の話を書いたのもその一環。他にもいろいろ読んでみた。 『ジムに通う前に読む―スポーツ科学からみたトレーニング (ブルーバックス)』(参照)は、その表題どおり、ジムに行く前に知っておくとよいことが書かれている。ジムといっても筋トレに限らず、ストレッチング、ウォー

  • 文春の「安藤美姫選手の出産」アンケートで思ったこと: 極東ブログ

    フィギュアスケートの安藤美姫選手が未婚で女児を出産していたことについて、週刊文春が「緊急アンケート! 安藤美姫選手の出産を支持しますか?」(参照)としてをインターネット上でアンケートを実施し、話題になっていた。いや、話題というよりは、文春への批判で炎上と言ってもよいような光景があった。 ネットでの典型的な批判は、この件で注目されていた弾小飼さんのブログのエントリー「あなたはあなたの母があなたを出産したことを支持しますか?」(参照)で読める。まず、こういう切り出しだった。 むしゃくしゃして書く。後悔のやり方は知らない。 緊急アンケート!安藤美姫選手の出産を支持しますか? | お知らせ - 週刊文春WEB この突然の告白に対し、出産を祝福する声が上がると同時に、まだ結婚しておらず、父親が誰かも明かさないことへの疑問や、子育ても競技も中途半端になるのではないかなどの批判もあります。そこで、下記ア

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    surumeno13 2013/07/10
    桐島洋子さんの場合、フォローしたというよりはご本人の努力と実力によるものなのではないかなぁ。あと、ある程度良い家のお嬢さんがその時代の基準より奔放な人生を歩んでいる例ってけっこうあるな。