冬はインフルエンザとともに感染性胃腸炎が増える季節だ。食品や水、手などを通してウイルス、細菌が感染し、激しい嘔吐(おうと)や下痢、腹痛などの症状が出る。健康な成人は数日で回復する例が多いが、高齢者は重症化することもある。こまめな手洗いなどの予防策がカギとなる。感染性胃腸炎のうち、食品や水を経由して感染したものがいわゆる「食中毒」だ。嘔吐、下痢などの症状が出たら感染を疑ってもいい。重症化する症例
内閣府が9日発表した10月の機械受注統計によると、設備投資の先行指標となる「船舶・電力を除く民需」の受注額(季節調整済み)は8425億円と前月から17.1%増えた。増加は2カ月ぶり。比較可能な2005年4月以来で最大の伸びとなった。19年11月以来11カ月ぶりに前年同月を上回った。内閣府は機械受注の基調判断を前月の「下げ止まりつつある」から「下げ止まっている」へと上方修正した。内閣府の担当者は
トヨタ自動車は9日、新型の燃料電池車(FCV)の「ミライ」を発売した。水素タンクの搭載数を増やし、1回の水素充てんで走れる航続距離を初代モデルより3割長い850キロメートルに伸ばした。乗車定員も1人増やして5人乗りとしたうえで、補助金などを除いた価格は初代モデルより約30万円下げた710万円からとした。環境車向け補助金の対象車種となっているため、顧客は約570万円からで購入できる。FCVの基幹部
トヨタ自動車は、水素で発電し二酸化炭素を排出しない新型の燃料電池車の販売を始めました。1度の水素の充てんによる走行距離が1.3倍に伸び、「脱炭素社会」に向けてどこまで普及するかが焦点です。 燃料電池車は、車に充てんした水素と、酸素を反応させて発生した電気で走る車で、走行中に二酸化炭素を排出しません。 トヨタ自動車は、2014年に一般向けの燃料電池車として世界で初めて投入した「MIRAI」をフルモデルチェンジし、9日から販売を始めました。 新型車は、搭載できる水素の量を増やし、1度の充てんで走行できる距離をこれまでの1.3倍のおよそ850キロまで伸ばし、価格はこれまでより30万円安い710万円からとしました。 開発責任者の田中義和さんは「車を通して水素を身近なものにしていくことは大事な役割で、水素社会の拡大につなげていきたい」と話していました。 燃料電池車は、現時点でホンダがリースで販売して
内閣府が9日発表した10月の機械受注統計によると、民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の受注額(季節調整済み)は、前月比17.1%増の8425億円だった。増加率は比較可能な2005年4月以降で最大となる。受注額は3月以来7カ月ぶりの水準に回復した。自動車関連やはん用・生産用機械が伸びた。内閣府は基調判断を「下げ止まっている」に上方修正した。けん引役を担う自動車関連やはん用機械で
デジタル貧国の覇者 NTT ついに澤田純・NTT社長が動きました。NTTドコモを完全子会社化し、本体に取り込んだのです。再編分割論議が繰り返されてきたNTTにとって、グループの再結集は悲願とも言えます。しかし、それを手放しで喜んでいられる状況にはありません。NTTは国内市場に安住するうちに、世界のICT競争の最前線から完全に取り残されてしまっているからです。NTTがグローバルで太刀打ちできる企業体となるには高い壁が立ちはだかっています。デジタル貧国の覇者、NTTの逆襲が始まりました。 バックナンバー一覧 世界の競合と伍して戦える企業体にする――。内弁慶からの脱却をもくろむNTTの澤田純社長だが、分割問題と戦ってきたNTTには市場競争には向かない独特のカルチャーが根強く残る。文化を変えるためには人事改革が欠かせない。まずは組織を壊すことから始めた澤田社長の改革は人事にも向かう。従来の「グルー
「ついに(スウェーデン)エリクソンが参加を決めた。(フィンランド)ノキアからもミーティングの打診が相次いでいる」2020年9月、NTT経営陣や研究開発部門は独自の光技術への自信を深めていた。半導体からネットワークに至るまで、情報処理基盤に光技術を活用する同社の「IOWN(アイオン)構想」。30年前後の実用化を計画し、ゲームチェンジを目指すポスト5G、6G時代に向けた切り札だ。そのIOWN構想に世界の巨大ITから参加の打診が後を絶たないからだ。【前回記事】IOWN構想の発表は19年5月。NTTの澤田純社長が同年2月にまず呼びかけたのは、半導体の王者、米インテルだった。同社の最高経営責任者(CEO)のボブ・スワン氏に同構想への参加を打診した。その後も米マイクロソフトのサティア・ナデラCEO、米デル・テクノロジーズのマイケル・デルCEOをトップ外交で次々と口説き落とし、同構想への参加が決まった。
【ニューヨーク=中山修志】米国の新型コロナウイルスの感染者数が8日に1500万人を超えた。11月8日に1000万人に達してから1カ月で5割増加した。11月下旬の感謝祭後に感染のペースが加速しており、外出や集会が増えるクリスマスシーズンに向けて感染者がさらに増加するおそれがある。米ジョンズ・ホプキンス大(JHU)によると、8日の米東部時間午後3時(日本時間9日午前5時)時点で全米の累計感染者数は
米ファイザーが製造する新型コロナウイルスのワクチンが2020年2月14日、日本でも承認された。2月中旬にも接種が始まる。ファイザーのワクチンは英国や米国、欧州連合(EU)などで接種されている。米製薬新興企業のモデルナと製薬大手アストラゼネカのワクチンもそれぞれ米国や英国などの規制当局に緊急承認され、接種が始まった。アストラゼネカは日本でも製造販売承認を申請中だ。中国の製薬企業シノバックとシノファーム、ロシアのガマレヤ研究所のワクチンはすでに国内で接種が始まっている。 これら以外にも世界では多くのワクチンが開発中だ。世界保健機関(WHO)によると、臨床試験(治験)中のワクチン候補は2021年2月9日時点で63種類。そのうち、最終の第3段階に至っているのは16種類で、第2段階と合わせて実施しているケースを含めると21種類ある。ワクチンのタイプもRNA、ウイルスベクター、DNA、不活化など様々だ
三菱自動車は12月4日、新型多目的スポーツ車(SUV)「エクリプスクロス」を発売した。2018年のモデルから一新し、新たにプラグインハイブリッド車(PHV)のモデルを追加。SUV「アウトランダーPHEV」などで実績のある電動化技術と世界ラリー選手権(WRC)やダカール・ラリーなどで培った走行性能を盛り込み、国内では月間1000台の販売を目指す。価格はPHVモデルが384万8900円から、ガソリ
■天気のなぞ 師走に入り、朝晩は冷え込むため暖房を入れ始めた人も多いのではないか。確かに気温は下がってきたが、実は平年と比べるとそれほど低くはない。11月後半があまりに暖かかったために体が寒さに慣れておらず、平年並みか多少低いくらいで実際以上に寒いと感じてしまう。日本に厳しい冬をもたらしやすいとされる「ラニーニャ」が発生していてもこの程度の気温なのだから、もし何も起きていなかったら相当な暖冬になっていたはずだ。
脳の血管が詰まり、脳細胞が死んでしまう脳梗塞。命が助かっても体のまひや言語障害などの後遺症が残り、日常生活に支障をきたす恐れがある病気だ。だが近年は治療やリハビリが進歩し、発症しても元の生活を取り戻せるケースが増えている。少しでも早く発症に気づき、治療を受けることが欠かせず、本人や家族が理解を深めることが重要になっている。「こんなに元気になれるとは思わなかったです」。今年4月、自宅で脳梗塞を発
(左)株式会社デンソー エアコンディショニング 事業部長 栗山 直久氏 (右)株式会社デンソー エアコンディショニング 技術部長 山本 達也氏 自動運転技術の進化などにより、進化の渦中にある自動車業界。 走行面ばかりに耳目が集まるが、車内空間の空気質も今大きく進化を遂げつつある。 涼しい、暖かいにとどまらない快適性や、空気質の見える化といった安心安全が実現されようとしているのだ。 空気質の進化がもたらす未来の車内空間について、業界をリードするデンソーの担当者に話を聞いた。 自動車業界が大きな変革期を迎える今、日進月歩で開発されているのは自動運転や電動化といった技術だけではない。将来のモビリティーに向けて、快適な車内空間の開発も進んでいるのだ。そもそも車内空間の進化の歴史について、デンソー エアコンディショニング事業部長の栗山直久氏は次のように語る。「昔のカーエアコンは、暑い寒いという不快を
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