この物語について 比較的、女性にモテて、セックスを中心に人生を生きてきた主人公・津島隆太。体に異変を感じ、気軽に心療内科を受診してみると、診断は「セックス依存症」――。 まずは、医者の特別な治療を受け、幼少期に父親から折檻、さらには性的虐待を受けていたことが発覚。 そしてグループセラピーに参加し、そこで出会ったグリーンとともに治療の最終段階、自助グループFOSがある教会へ向かう。宗教を絡めた治療への違和感を覚えるなか、オナニー禁止の掟を言い渡される。さらに、先輩セブンに勧められた"神"を信じてみる気になる。 とはいえ、精神状態は落ち着きを見せず、禁止と言われていたオナニーも止まらず。元カノ・ハンマーちゃんのSNSで、そのリア充っぷりを見つけてしまってから、より拍車がかかってしまう。 自分でコントロールする段階はとうに超えてしまったとき、性活動を監視してもらうセブンと"ブラザーシップ"を結ぶ