若者を中心としたゲーム依存の増加が懸念されています。WHOは5年前に疾病と認定しました。ゲーム依存の実態と新たに起きている問題、今後の対策について語ります。
人工培養された人肉を食べることはカニバリズム? 専門家に聞いてみた2017.11.14 17:009,302 たもり タブーへの興味。 専門家に気になる疑問への見解を聞く「GIZ asks」。今回のテーマは培養肉、しかも人肉です。現状では培養肉ですらまだ普及に遠い状況ですが、もし人肉が培養されるようになったら研究室育ちの肉とはいえ、それは人間が人間の肉を食べる行為、つまりカニバリズムにあたるのでしょうか? 作家や研究者、あるいは人肉を食べざるを得なかった経験者などの7人に質問してみました。 死んだ人間を食べることと、生きた人間を食べることを切り離せないという点こそが、人肉食とそのほかの動物の筋肉組織を食べることとを隔てる不快な境目です。牛の赤ちゃんは子牛肉、豚はポークなのと同じように、人肉はただの人肉であるはずなのに、もも肉を食べているとは考えず、その人の太ももを食べていると考えてしまうの
執筆者 宗谷 敏 油糧種子輸入関係の仕事柄、遺伝子組み換え作物・食品の国際動向について情報収集・分析を行っている GMOワールドⅡ 宗谷 敏 2016年7月4日 月曜日 キーワード:バイテク メディア 環境 2016年6月29日、107名(署名者は増加中で7月2日現在110名)のノーベル賞受賞者たちが署名したGreenpeaceと国連及び各国政府に向けた公開書簡が公表された。 6月30日にはワシントンD.C.で代表者(英国Richard J. Roberts博士、後述)による記者会見も開催された。この公開書簡の主旨は、Greenpeaceに対してバイテク作物・食品、特に「ゴールデンライス」への反対キャンペーンを中止するよう要請している。 内容的には、Greenpeaceが主導する反 GMO(遺伝子組換え作物・食品)キャンペーンを反科学であるとみなし、特に「ゴールデンライス」への妨害はビタミ
コーヒーの科学 「おいしさ」はどこで生まれるのか (ブルーバックス) 作者: 旦部幸博出版社/メーカー: 講談社発売日: 2016/02/19メディア: 新書この商品を含むブログ (22件) を見る いよいよ発売日が近づいてきましたので、ぼちぼちと内容をご紹介。 まずは、もくじから 1章:コーヒーができるまで 2章:コーヒーノキとコーヒー豆 3章:コーヒーの歴史 4章:コーヒーの「おいしさ」 5章:おいしさを生み出すコーヒーの成分 6章:焙煎の科学 7章:コーヒーの抽出 8章:コーヒーと健康 1章はイントロとして、コーヒーにあまり馴染みのない人向け&おさらいに、収穫後の精製、焙煎、抽出までの流れをざっと説明している短めの章です。 残りの章はほぼ同じくらいのボリュームで。2章は植物学的な話、3章は生産や抽出などの技術史を中心にした歴史の話、4章5章はそれぞれ「おいしさ」に関わる生理学的な話と
世界中で昔から広く飲まれ、文化との関わりも深いワイン。今や華やかなレストランのみならず、家庭でもテーブルに並ぶのが一般的になってきている。 しかし、日本の各地でワインが作られ、そして当たり前に飲まれるようになったのは、つい最近のこと。どのようにして日本のワイン造りが始まり、そして人々がワインを楽しむようになったのか。 現在、国立科学博物館で開催中の「ワイン展-ぶどうから生まれた奇跡-」(以下、ワイン展)では ワインの歴史や文化、基本的な造り方から、ワインを楽しむためのヒントまで、ワインにまつわるストーリーを幅広く紹介している。 ワイン展のZone 2「ワインの歴史」で、日本のワインの歴史の監修した沓名貴彦(くつな・たかひこ)氏に話を聞いた。
どんなコラム? 職業は科学ライターだけど、毎日お買い物をし、家族の食事を作る生活者、消費者でもあります。多角的な視点で食の課題に迫ります プロフィール 京都大学大学院農学研究科修士課程修了後、新聞記者勤務10年を経て2000年からフリーランスの科学ライターとして活動 吉野家が9日、牛丼の具の長期摂取調査に関するプレスリリースを出して以降、いろいろなメディアがその内容を報じています。たとえば、朝日新聞は「牛丼、3カ月食べ続けたら… 吉野家が研究結果を公表」と書き、フジテレビも「牛丼を3カ月食べ続けても健康リスク増加の兆しなし 吉野家HD」と伝えました。 これらの報道、二重に間違っている、と勝手ながら私は思います。一つは、「牛丼」を12週間(3カ月)食べ続けたのではなく「牛丼の具」だということ。もう一つは、吉野家のプレスリリースを読む限り、これはまともな研究とは言えず、そもそも報じる価値がない
【注意】このページの内容は商品の説明ではありません。商品説明中に出てくる水の科学の話について、水・液体の研究者の立場から議論しているものです。製品説明は、議論の最後にある、販売会社のページを見てください。 さすが伊藤園というべきか、このページの宣伝に特に問題になるところはない。 健康を意識したら、この水にたどり着きました。 と書いてあって、随分控えめである。病気が治ったという印象を与える記述は一切無い。原料については、 こだわりの天然水 湯布院を望む、鹿鳴越山系の伏流水を使用しています まろやかなのどごしの良さが特徴です。 体液に近い弱アルカリ性の軟水ですので体にやさしく浸透します。 とあるだけで、まあ宣伝文句としては常識の範囲内である。 水素水はこんな方にピッタリです! 食事に気を遣っている方 運動をされる方 美容・健康に関心の高い方。 のようにお薦めされている。ここでも、病気が治るとか
「アスパルテームは殺虫剤で化学兵器」 少し前にFB上でシェアされていたらしい噂です。Twitterで教えていただきました。 アスパルテームは殺虫剤で化学兵器です(魚拓) 上記がシェアされていた記事ですが、同様の内容の記事はネット上にたくさん存在しますのでこれがオリジナルではないでしょう。あくまで一例として参照願います。 人工甘味料、特にアスパルテームについては様々な噂があり*1、また人体に対する影響については膨大な研究がなされていてちょっと調べきれないので、この記事ではアスパルテームの殺虫効果に絞って調査してみました。 なお、アスパルテームについての基礎知識としては以下のサイトが参考になると思います。「買ってはいけない」で紹介されたフェニルアラニン有毒説についての解説もあります(フェニルアラニンは、先天性のフェニルアラニン代謝障害である「フェニルケトン尿症」の患者では、成人までは摂取量を制
スーパーの入口付近などで「焼き芋」が売られているのをよく目にしますが、今巷でちょっとした「焼き芋ブーム」なのだそうです。私も買いたいと思う時に限って、だいたい売れ切れています。 サツマイモは、「蒸し芋」よりも「石焼き芋」にした方がおいしいのは自明のこと。 石で焼いた芋が蒸した芋よりおいしく感じる要因の一つは、サツマイモ内のβ-アミラーゼという酵素がより働くことで、デンプンが分解され、麦芽糖などの甘い成分が生成するからです。 β-アミラーゼが一番活発に働く温度は約70℃であることがわかっています。石焼き芋の場合、その温度帯を長い時間かけて通り過ぎるため、酵素がより働き、甘味が増すというメカニズムです。 ここである一つの仮説が浮かびあがります。β-アミラーゼが働く低温加熱をずっと続けたらサツマイモはどうなるのか? 究極の甘さを持った焼き芋ができるんじゃないの?と。 ということで、生のサツマイモ
クロマグロの養殖に成功した近畿大が、今度は同様に絶滅が危惧されるウナギの代用品となるナマズを開発し、普及に向け奔走している。 東京や大阪などでかば焼きをテスト販売したところ、相次ぎ完売。評判は上々で、今月24、25日には岐阜県羽島市で行われる「なまずまつり」で、「ナマズ丼」を1日200食限定で販売する。 祭りに先立ち、5日に行われた試食会。長良川など大河に囲まれ、「ナマズやウナギなど川魚を食べ慣れている」という同市関係者らが通常のナマズと改良品種のかば焼きを食べ比べた。見た目には区別が付かないが、口に入れると身が崩れやすいナマズに対し、改良品種は弾力があり脂がのった味わい。参加者は口々に「ウナギと区別が付かない」と舌鼓を打っていた。 ナマズを改良したのは、近大農学部水産学科の有路昌彦准教授(40)。ウナギの激減が指摘される中、「ウナギのかば焼きは日本人が大好きな味。何とかできないか」
執筆者 森田 満樹 九州大学農学部卒業後、食品会社研究所、業界誌、民間調査会社等を経て、現在はフリーの消費生活コンサルタント、ライター。 食品表示・考 森田 満樹 2014年7月10日 木曜日 キーワード:栄養 食品表示 トランス脂肪酸の表示について検討を行っている消費者委員会・食品ワーキンググループ(WG)。第1回は4月に開催されましたが、科学ベースで議論されたとは言い難いものでした。そして迎えた第2回目が、2014年7月1日に開催されました。 今回は東京大学大学院医学系研究科 佐々木 敏教授からのヒアリングです。前回とは正反対で科学ベースの説明に、消費者委員の中から選出された3名のWG委員からは「目からウロコ」「摂取量が大事だということがわかりました」との意見が出ました。ようやく軌道修正の兆しが出てきたのでしょうか? 佐々木教授の当日資料は「日本人におけるトランス脂肪酸摂取量の実態と健
注意! これは神戸大学病院医学部5年生が提出した感染症内科臨床実習時の課題レポートです。内容は教員が吟味し、医学生レベルで合格の域に達した段階 で、本人に許可を得て署名を外してブログに掲載しています。内容の妥当性については教員が責任を有していますが、学生の私見やロジックについてはできるだ け寛容でありたいとの思いから、(我々には若干異論があったとしても)あえて彼らの見解を尊重した部分もあります。あくまでもレポートという目的のために 作ったものですから、臨床現場への「そのまま」の応用は厳に慎んでください。また、本ブログをお読みの方が患者・患者関係者の場合は、本内容の利用の際に は必ず主治医に相談してください。ご不明な点がありましたらブログ管理人までお問い合わせください。kiwataアットmed.kobe-u.ac.jp まで 生食用カキは非加熱で食べてもよいのか ノロウイルスの感染成立ウイル
今日から3回シリーズで酵素について書きます。 個人的には生物分野において、知識のある人とない人の間での認識のズレが最も大きい概念の一つが「酵素」、ではないか、と感じています。「酵素」は、生命活動の根幹を担うような重要な存在です。しかし、正確な概念があまり知られずに、「なんか体にいいらしい」とか、「よくわからない健康食品」として広く認識されているように思います。というのも、「酵素」については、義務教育では消化酵素の種類と簡単な働き程度しか習わないようなのです。高校生物ではそこそこ詳しく習うようですが、やってない人・忘れている人も多いと思います。そこで、今回は、まず「酵素と酵母と発酵ってどう違うの?」というところにポイントをおいて、酵素についてざっくりまとめてみました。生物に詳しい人には常識的な内容ですので、このエントリはとばしてくださってもかまわないです。 酵素とは? 「一言で言えば、触媒と
2013-09-16 「 ムッキャアアアアアに始まりアインシュタインに至る冒険」 #サイエンス・ソーシャルカフェ「あたしのために」 9/7 早野先生お話会 とんでもなくすごい方をお呼びしてしまいました・・・。 東京大学大学院教授 早野龍五先生。twitterでおなじみの、あの@hayano 先生ですよ。 呼んじゃった・・・。 来てくださった・・・。 マジ?(゚Д゚;) ご本業である物理に関する中学生・高校生向けの内容です。 今回のお題は「五七五に始まりアインシュタインに至る冒険」。 メインの参加者であるこどもたち以上に、一緒に参加する親御さんたちの方が「物理?難しくない?わかるかな?」と心配されていました。 だって物理って難しいじゃない? 化学や生物は結構身近にあるけど、物理って正体がよくわからない。 でも、実際には、時間がわかるのも、今いる場所がわかるのもみんな科学(主に物理学)の
どんなコラム? 職業は科学ライターだけど、毎日お買い物をし、家族の食事を作る生活者、消費者でもあります。多角的な視点で食の課題に迫ります プロフィール 京都大学大学院農学研究科修士課程修了後、新聞記者勤務10年を経て2000年からフリーランスの科学ライターとして活動 人工肉の試食会がロンドンで6日開かれ、話題になっている。味は、試食した2人の評論家によれば微妙なものだったようだが、開発研究チームは、「10年後から20年後には市販できる」としている。興味深いのは、研究費37万5000ドルを出資した人物。Googleの共同創業者、Sergey Brin氏だという。 学術誌Science Newsの記事やBBCの報道、関連する論文などを読む限り、環境負荷は低そうで、研究する価値は大きい。だが、コストの壁は高そうだ。それに、食べる側には、やっぱり相当に大きな反発が予想される。今回の試食会を報じる記
2013-08-07 ダージリンティーの香りは虫によって作られている 僕の三大食い物勘違いの一つは「バニラはチョコでもストロベリーでも無いレベル1どノーマルのプレーン味」でもう一つは「ダージリンティーはレモンティーでもミルクティーでも無いレベル1(略」なんだけど*1、ダージリンティーというは香りの高いステキ紅茶のことなのだそうですね。ダージリンティーのSecond flush(夏摘み)は紅茶のシャンパンと呼ばれる。ううむ奥が深い。 そんでそのダージリンの香りというのは虫によって作られているそうです。 Just one's cup of tea: insects help to develop the flavor of Darjeeling tea through stimulating gene expression. URL2013-05-15 02:03:07 via HootS
仕事で微生物を扱っています。 普段は嫌われ者のサイキンたちですが、意外と可愛いところもあるんです。 そんな微生物大好きなmoakoと最近の事情についてオハナシしています。 2008年に長女、2012年に次女が誕生しました。現在、実験台兼英才教育中(笑) とうとう梅雨があけましたね。 開けた途端になんだこの暑さ! 私の家はアパートの二階なので、夕方締め切った部屋に帰ると 入ったとたんに汗が噴き出てきます。 温度計は 37℃ インキュベーターか!!! 湿度計は75%。 以下のサイトで不快指数を計算してみると… http://keisan.casio.jp/has10/SpecExec.cgi?id=system/2006/1202883065 不快指数 93! 不快指数 DI (Tは乾球気温℃、Hは湿度%) DI=0.81T+0.01H(0.99T-14.3)+46.3で算出されるそうです。
この試食会に参加する事になったのは食の安全情報blogの管理人であるohira-y さんに声を掛けられての事なのですが、とても貴重な体験の場にお誘い頂いて感謝しております。 ***** 今週の月曜日に、食のコミュニケーション円卓会議主催のカレーの試食会(食品照射体験実験)に参加してきました。 組織の詳しい紹介は記事末尾にリンクを貼りましたのでWebSiteを見ていただくとして、簡単に紹介すると2006年に発足して以来食品を取り巻く諸問題について主に非専門家の立場から勉強・報告してきた団体です。毎年異なるテーマで勉強会や体験会を行っている中で発足当時から一貫して扱っているテーマがあります。 それが放射線の食品照射です。 過去色々な食品で実験されてるようですが、今回はスパイス類の味比較という事でカレーでの比較検査(官能検査)でした。カレーを通して比較する対象は、10000Gyの放射線を当てたス
どんなコラム? 職業は科学ライターだけど、毎日お買い物をし、家族の食事を作る生活者、消費者でもあります。多角的な視点で食の課題に迫ります プロフィール 京都大学大学院農学研究科修士課程修了後、新聞記者勤務10年を経て2000年からフリーランスの科学ライターとして活動 「新基準が施行されれば広範な田畑が作付け制限を受けることは必至です。福島の農業が壊滅的打撃をうけることになる。これは、豊かな農業県でもある福島復興の道を閉ざすことに等しいです。福島に生き生活するものとしてとうてい容認できません」 12日午前、文部科学省で開かれた放射線審議会第122回会合で、こう発言したのはコープふくしまの佐藤 理・理事である。消費者(組合員)が出資し運営にも加わる「生活協同組合」が、厚労省の審議会でまとめられた食品中の放射性物質の新基準値案を、激烈に批判した。この事実は、非常に重い。ところが、マスメディアは日
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