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2012年11月6日のブックマーク (3件)

  • 「人と芸術とアンドロイド」書評 分身から知る「自分らしさ」|好書好日

    著者をモデルにした遠隔操作型アンドロイド「ジェミノイド」の研究開発や、それを用いた芸術に関わる活動を通して、技術開発や創造的な活動において、また生きるうえでの芸術の重要性… 人と芸術とアンドロイド―私はなぜロボットを作るのか [著]石黒浩 外出することが危険になった未来社会、人に代わって外で働くロボットが「惨殺」されると、人までもが死んでしまうという事件が起きるのは、映画「サロゲート」である。 ところが今、自分そっくりのロボットを開発して、逆に「人間とは何か」を探究する研究者がいる。 書の著者である大阪大学大学院の石黒教授は、表情から動作まで自分と同じ行動を遠隔操作で行わせることができる「ジェミノイド」、つまり双子の自分を製作した。すると、映画のようなことが次々に発生したのだ。 実験によれば、自分の分身をカフェに座らせ人目に触れさせると、人が街を歩いても、「ロボットが街を歩いていた

    「人と芸術とアンドロイド」書評 分身から知る「自分らしさ」|好書好日
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    synapse_books 2012/11/06
    「人と芸術とアンドロイド」
  • コラム別に読む : 人と芸術とアンドロイド [著]石黒浩 - 土屋敦 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    開発者とそっくりのリアルなロボットや二十代女性そっくりのロボットをテレビや写真などで見た人も多いだろう。書の著者はそれらのロボットの開発者であり、すなわち開発者そっくりのロボットのモデルでもある。 著者は、自身が開発したリアルな「実在人間型ロボット」をジェミノイドと呼ぶ。「ジェミ」はジェミニ=双子座に由来し、「双子もどき」といった意味。そのロボットを使い、「人間そっくりのロボットに物の人間がどう反応するのか」を調べ、それによって「人間とは何か」を追い求めてゆくのだ。 さらに、人間とは何かを追求するとき、ロボット技術は芸術へ昇華する、と著者は言う。「直感や芸術的発想にもとづいた技術の開発と、それを通した人間に対する理解が同時に進行していく」ことこそが、新しい技術開発の様相であるというのだ。 表紙カバーには、夕日をバックに遠くを見る女性ジェミノイドの写真。読後に今一度それを眺めれば、ロボッ

    コラム別に読む : 人と芸術とアンドロイド [著]石黒浩 - 土屋敦 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
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    synapse_books 2012/11/06
    「人と芸術とアンドロイド」
  • 『ストラディヴァリウス』 - HONZ

    17世紀から18世紀にかけてイタリアのクレモナでアントニオ・ストラティヴァリウスによって作られた5挺のヴァイオリンと1挺のヴィオラの物語だ。600挺ほど現存している「ストラティヴァリウス」は現在でも最高の価格が付くヴァイオリンである。1994年に日音楽財団が購入した「パガニーニ・カルテット」といわれる2挺のヴァイオリンと1挺のビオラ、1挺のチェロのセットの価格は1500万ドルだった。書の主役の1挺である「ケーフェンヒューラー」という1挺には805万ボンドの値がついていた。円高のいまでも11億円を超える。 このの著者は1965年生まれのイギリス人だ。書が最初の著作だという。しかし前半のストラティヴァリ人の伝記はこのに尽きるといっても良いほどの出来だ。イギリス人特有の歴史と工芸品への顕微鏡的なこだわりがある。物事を総覧的に記述するという能があるといっても良い。羨ましい限りだ。日

    『ストラディヴァリウス』 - HONZ
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    synapse_books 2012/11/06
    『新幹線お掃除の天使たち』