土曜の夜は、祖父母の家で夕食を過ごすことになっていた。 波の上という街に住む祖父母の家には、泊大橋という橋をこえていかなければならない。橋から見下ろす港にはたくさんの貨物船が止まっていて、なぜかそれらの甲板には決まって大きな犬がいた。 どうすれば船のうえで犬を飼うことができるのだろう? 子供ながらにそう思っていたし、それは今でも解くことのできない疑問だ。もしかすると、あれは夢でみた風景だったのかもしれない。 祖母がくれるお菓子はいつも亀田製菓の「雪の宿」だったこと、テレビにはクイズダービーが映しだされていたこと、祖父母と同居するS叔父が僕たち兄弟に折り紙を教えてくれたこと、幼い時分の記憶はどれも断片的で、はっきりせず、たよりない。 なかでも祖父の記憶はおぼろげだ。 僕がかろうじて覚えているのは、部屋の片隅で、しずかに泡盛を飲む祖父の姿だ。ほんとうに水のように酒を飲む人で、それで乱れるという
少し前に「Twitterも昔は……」的な記事を読んだのですが、じゃあ昔っていつよ?とよくよく読んだら2009年のことで、う、うーん、そーですよねー(棒読み)……と思う2007年から使っている私。……とは言え、日本で本格的にTwitterが普及しだしたのが2009年頃の話で、多くの利用者にとってはその頃が「昔」なのでしょう。 だからと言ってちょっと先に使っていただけで、先輩風をぴゅーぴゅー吹かせて 「当時はねー」と毎度語るのもウザいんですけれども。 私も昔のFacebookのこととかドヤ顔で説明されたら「古参ウゼー」と感じるでしょうし。 今回はそんな「古参ウゼー」なTwitterの黎明期の出来事や歴史、コネタなどをいくつかまとめてみました。Twitter上で何度も書くよりもこうして記事にまとめておくといちいち説明する手間がはぶけるかなと。ウゼー、と思うかもしれませんがトリビア的な意味合いで楽
想定していなかったものが無前提に突然、公衆の前に現れると、びっくりする。いや、そういう言い方じゃ、ちょっと誤解を招きそうだ。今日びっくりしたのは、NHKのニュースの話である。「がん幹細胞を見つけ出す方法開発」(参照)というきちんとした医学研究のニュースだ。何にびっくりしたか? タイトルにある「がん幹細胞」である。 率直に言うと、私は「がん幹細胞」説を追ってきたし、もっと率直にいうと幹細胞やiPS細胞との関連もいろいろ素人なりに推測したり、さらに進化論的な意味についても海外研究も追ってみたりしているので、ある程度、知っている。 この「ある程度、知っている」ということは、これを日本の一般社会に伝えることは難しいことだろうなという了解を含んでいる。うかつには言えないなあ、と。 ところが、今日、NHKのニュースで、ぽろりんと「がん幹細胞」が出て来てしまった。それでびっくりした。みなさん、これ、なん
各務原 夕@自動翻訳人形サービス @nekoguruma あたいは技術者じゃないしそっちの知識もないからなんとも言えないけど、さすがに今日のトンネル崩落を事業仕分けの影響っつーのは無理ないか? 2012-12-02 18:37:17 パナマ某 @panamabou 古くは“完成前”から、構造の欠陥を指摘されてたそうで QT @nekoguruma: あたいは技術者じゃないしそっちの知識もないからなんとも言えないけど、さすがに今日のトンネル崩落を事業仕分けの影響っつーのは無理ないか? 2012-12-02 18:42:50 てる @teru7603 笹子トンネルの事故をみて、通常、こういう危険性がないよう機能診断をして緊急性のあるものから補修するのが通常だと思うけど、そういうのがなされていなかったのかね?誰かツイートしたように民主党の事業仕分けのせいで予算がまわらなくなったのか? 2012-
いったん南アルプス経由と決まったものの、後に伊那谷経由へと覆ったのが中央自動車道だ。ルート変更を巡る逆転劇があったのは半世紀前のこと。当時の記録が山梨県身延町の「身延町誌」や国会会議録検索システムなどに載っている。歴史を少し振り返ってみよう。
先行開業した富士吉田線が本線のはずだった 情勢の急変をよそに、東京-富士吉田の区間は高井戸IC(インターチェンジ)-河口湖ICとして、既に工事が進んでいた。中央道として最も早く69年までに、都心部を除いて完成。うち大月JCT(ジャンクション)-河口湖ICの区間は、ルート変更後、中央道富士吉田線と名称を変えた。 甲府・諏訪経由の新たな本線は、全線開通が1982年までずれ込んだ。山梨県内では、甲府市街地の北を通すか南を通すかで意見が分かれ、勝沼IC-甲府昭和ICが最後の開通区間となった。結局、南部を経由した。 それにしても、変更案が突如示された63年の総会は何だったのか。ルート変更で利益を得る側が水面下で調整を図ったのだろうか。 ひるがえってリニア新幹線のルート問題。中央道建設における意見の対立と似た構図が今、生じている。2つ以上のルートが候補となれば、経由地同士で誘致合戦になるのは、ある意味
甲州―大月市境の中央道笹子トンネル上り線で2日に起きた崩落事故で、首都圏とを結ぶ交通・物流の大動脈が絶たれ、山梨県内のさまざまな業界に不安が広がった。 復旧には時間がかかるとみられており、運輸業者は代替ルートの確保や顧客対応に追われ、小売業者は都内からの配送への影響を懸念した。 笹子トンネルを通過する高速バスを運営する山梨交通(甲府市)は急きょ、一宮御坂インター(笛吹市)と中央道富士吉田線の河口湖インター(富士河口湖町)間を、国道137号で結ぶ代替ルートを設定した。 下道の国道20号(甲州街道)を使用した場合、大渋滞の恐れがあるためで、代替ルートでは20~30分の遅れで済んでいるという。同社は「現時点では大きな支障は出ていない」としているが、運行状況を問い合わせる電話は、間断なく寄せられているという。 運送業界も影響を懸念する。県トラック協会によると、県内の運送業者が扱う積み荷は、約8割が
https://twitter.com/hori_shigeki# この頃の政治情勢に関して一つ、見誤ったなと我ながら思う事がある。 石原氏と橋下氏の合体に関し、後者が前者を実質支配、前者は後者に迎合、と直観していたのだ。 ところが実際には、橋下氏は石原氏のコントロールすらできないらしい。 もう少ししたたかで、それゆえ危険な人物だと思っていたのだが…。 人気blogランキング <-- クリックしていただくと、より多くの方に読んでいただけます。応援よろしくお願いします。 > 同感です。橋下さんいずれ石原さんをお払い箱にすると予想したが全く逆。石原さんのしたたかさが印象づけられる 石原氏は「したたか」というより、図太いのかと。 ナルシストの図太さ。 案外、一種の「成功」の秘訣なのかもしれませんね。 橋下氏は見かけにもまして小物でした。 橋下徹氏は、イソップ童話のオオカミ少年みたいなものですね。
4日公示の衆院選で、日本維新の会が新人の立候補予定者に対し、各小選挙区で開かれている公開討論会への参加を見送るよう指示していたことが分かった。 維新の会幹部は「遅れている選挙準備に専念させるため」と説明するが、維新の会の大阪府議は「準備不足の新人は討論会で袋だたきに遭いかねないため」としている。 維新の会の小選挙区公認候補152人のうち、選挙の経験がゼロの新人は約80人。立候補する選挙区とつながりのない「落下傘候補」も多い。維新の会の府議は「新人が討論会で失言するとイメージダウンが大きく、地元事情に疎い落下傘候補は特に危ない」と話す。 維新の会は新人の参加見送りを先月下旬に決定。討論会は全国各地で市民団体などが企画しており、大阪や京都などの討論会では、維新の会の立候補予定者が不在のまま行われている。
SYU'S WORKSHOP ESSAY VOL.127 「漫画における『ない』けど『ある』(6)」 について (2011年6月4日) 漫画は「記号」で作られる表現形式です。 前回・今回と「目に入るハイライト」について考えています。 前回「漫画における『ない』けど『ある』(5)」が「前編」、今回「漫画における『ない』けど『ある』(6)」が「後編」となります。 まず、最初の少女漫画における「目に入るハイライト」は、こんな感じで始まりました。 ↓ これは「60年代」の少女漫画です。 「西谷祥子(1943~)」の「レモンとサクランボ(1966)」から引きました。 この絵には40年~50年代「少女画」で有名だった「中原淳一(1913~83)」や、「高橋真琴(1934~)」の影響が強く感じられます。 また、昭和初期のぬりえ画「蔦谷喜一(1914~05)」や、遡って明治の抒情画
【安倍総裁、河野談話を破棄】 自民党の安倍晋三総裁は30日、従軍慰安婦問題をめぐって宮沢政権時代の河野洋平官房長官が旧日本軍の強制連行を事実上認めた河野談話の見直しに関し「有識者の知恵も借りながら考える」と述べた。安倍氏はこれまで河野談話を見直すべきだとして、自身が首相になれば新たな談話を発表する意向を示していた。 引用元:http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news/1354449604/ 安倍総裁、河野談話を破棄 自民党の安倍晋三総裁は30日、従軍慰安婦問題をめぐって宮沢政権時代の河野洋平官房長官が旧日本軍の強制連行を事実上認めた河野談話の見直しに関し「有識者の知恵も借りながら考える」と述べた。安倍氏はこれまで河野談話を見直すべきだとして、自身が首相になれば新たな談話を発表する意向を示していた。 日本記者クラブ主催の党首討論会で語った。安倍氏は
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