まだインターネットが一般的ではなく、いくつかの大手パソコン通信や草の根ネットくらいで限られた人たちの間だけで通信というものが行われていた頃に、JASRAC は実験期間としてネット上での音楽データの扱いに関する規定の策定完了までは、正式に認可した場所でのみ金銭の授受が発生しないことなどを条件に権利物のMIDIデータの公開を許可していました。 その期間中は、個人で耳コピー等で作成したMIDIデータを公開して、聴いてもらった人たちとのコミュニケーションなども取れたので、(まだPCの外部に接続するタイプの音源が必要だったこともあって誰でもデータの作成したり聴いたりできるというわけでもありませんでしたが)少しずつDTMユーザー(聴く方専門も含めて)も増えていました。 数年を要してインターネットが少しずつ浸透してきた頃にようやく策定された JASRAC の規定は、それまでとは大きく異なり個人のホームペ
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