26日朝、飼育舎内で横向きに倒れているのを発見。そのままでは内蔵を圧迫して死に至るので、ロープなどで自力で立てるよう促していた。午後3時4分に息を引き取ったという。 はな子は、1949年9月にタイから来日した戦後初めてのゾウ。上野動物園で飼育され、54年に井の頭自然文化園に移った。2013年に66歳を迎え、国内最高齢となった。近年は体調を崩していることも多く、3月に予定していた長寿を祝うイベントも中止になっていた。 詳しい死因は現時点では不明。27日に解剖検査を実施予定という。 関連記事 「ルーク」と「レイア」、多摩動物公園に生まれる ライオンの赤ちゃん 新たなる希望が多摩動物公園に誕生。 野生のトラ、100年ぶりに増加 世界で3890頭に 全世界の野生トラの個体数が100年ぶりに増加したとWWFが発表した。 古生代の珍生物「タリーモンスター」、半世紀の“謎”に終止符 実はヤツメウナギの仲